イタリア 新しい政治主体構築への船出
共産主義再建党(PRC)時代の終焉
反資本主義左翼が共通に抱える課題
フランコ・トゥリグリアット、サルバトーレ・カンナボ
一九九一年、イタリア共産党の左翼民主党への衣替え=社会民主主義会批判して結成された共産主義再建党(PRC)は、当初のオールド・スターリニスト的体質からの転換をはかりラディカル左派にも門戸を開いて一九九〇年代後半以後、多くの青年たちを吸収した。第四インター・イタリア支部はPRC内の最左派の組織された潮流(「バンディエラロッサ」〔赤旗〕)として、PRCが反戦運動や反グローバリゼーション運動で主導的役割を果たすことに貢献した。しかし、昨年ベルルスコーニ右派政権を僅差で破って成立したプロディ中道左派政権の下で、左翼の政治再編が右に向けてさらに加速している。左翼民主主義(DS―左翼民主党から党名変更)は、旧キリスト教民主党の一部である「マルゲリータ」と合同し、民主党を結成することを決め、リベラル民主政党化を宣言したのである。他方、プロディ政権与党第三党となったPRCは、かつて正面から闘っていた新自由主義の論理に屈服し、反戦平和・反基地運動の大義も足蹴にしている。アフガン派兵に反対した「バンディエラロッサ」潮流のフランコ・トゥリグリアット上院議員の除名は、その表現である。この中で反資本主義左翼の明確な旗を掲げたイタリアの同志たちは「批判的左翼協会」を通じた新しい挑戦に踏み出している。(本紙編集部)
現在進行中のイタリア左翼の再組織化は、とりわけプロディ政権の最近の危機の影響によるものである。われわれにとって重要なのは、この危機が、ここ数カ月以内とは言わずとも数年のうちにイタリア左翼の相貌を変えるであろう中心的なプロジェクトを加速させる影響を持ってきた、と強調することである。
この政治的パノラマの変化の中でとりわけ注目すべきなのは、DS(左翼民主主義、旧イタリア共産党〔PCI〕主流派)と、旧キリスト教民主党の一部であるマルゲリータとがおそらく統合することである。同時に、共産主義再建党(PRC)が「社会的妥協」の定義を基礎にして、新しい「左翼党」に参加するのを見ることになるだろう。このような構想に反対し、新たなオルタナティブ左翼を建設する必要がある。
民主党の発足
われわれは来るべき民主党の発足にとりわけ注目すべきである。それは内部矛盾のために障害につきあたりそうであるが、彼らが提示している「リベラル」なビジョンと、その力量を引き出す「統一」への圧力の双方を通じて、かなりの引力を持っている。
中道左派の有権者の大部分が抽象的な形で願っている、右派ならびに「ベルルスコーニの復帰」の危険に立ち向かう統一は、事実上、PCI(イタリア共産党)の伝統に由来するイタリア左翼の最終的な変質を成功させる本質的要因である。実際、四月二十日~二十三日に行われるDS(左翼民主主義)(注1)とマルゲリータ(ひなぎく)(注2)の大会で承認される民主党結成のプロジェクトによって、左翼民主党(PDS)(注3)は、資本主義の法則への適応プロセスを完結させることになる。それは長期にわたって進行してきたことであり、また一九八九年にオケット(当時のPCI書記長)が決定し、PCIの解散によって象徴的な形で祝意を表されたものだった。
現在われわれはとうとう、いささかの進歩的痕跡を伴った民主リベラル勢力の出発を見ることになった。それは社会自由主義勢力として十年以上にわたって語られてきたものであり、労働者階級の多数派が投票するが、組織の中心に労働者はおらず、その主要な目標は親EU派の銀行と大企業が代表するイタリアブルジョアジーの一定の層の利害を擁護することにある。
新しい左翼党
それほど目立ってはいないが、この間進行中のもう一つのプロジェクトは、おそらくその社会主義的ないしネオ社会民主主義的バージョンによって「左翼党」と呼ばれることになるものである。このプロジェクトは未だほとんど知られておらず、現在討論が開始されたばかりであるが、すでに左翼の指導的グループによって準備がされており、DSの解消によって空白となった左翼のスペースから利益を受けることに加えて、彼ら自身の間にある三つの異なった、そして相互にからまりあった危機を解決するのに役立つだろう。
第一の危機は、大会における左派DSの敗北からもたらされたものである。DS大会でファッシノ書記長が七五%を得て勝利したのに対し、左派は一五%を獲得したにとどまった。この敗北は、民主党のプロジェクトに反対してきた人びとに、適切な対応を見いださざるをえなくさせる。
第二の危機は、共産主義再建党(PRC)の危機である。PRCはこの「左翼党」構想が、政府危機を通じて直面した袋小路への回答であり、そして「リベラシオン」紙に掲載されたベルティノッチ(PRC委員長)とのインタビューに明確に見られるような、ベネチア大会で概括された戦略の失敗に示され、今や党の指導グループがより明確に認めている危機への回答であると見なしてきた。
ベネチア大会後、そしてアフガニスタン派兵への投票後、さらに約一年間のプロディ政権の経験後に、大会の三つのテーゼは、事実としてその弱さを露呈することになった。
第一に国内の力関係は「大改革」政権を許容するという見方は、昨年四月九日の選挙結果によって覆された。同選挙では国内がまさに二分され、それとともに左翼がはっきりと周辺化された(有権者の二六~二七%しか代表しない)ことを示した。
第二に中道左派は、共産主義再建党を除いてまったく同じ人びとと勢力によって構成されていた一九九六年のプロディ政権と対比して変化したという見方は、企業に金融支援を提供し、社会支出をカットし、軍事支出を増大するという伝統的なリベラル路線に沿った政府の行動によって、きっぱりと反証された。それはわれわれがすでに述べた民主党という形態と同じ結果である。
第三は、社会的対決とプロディ政権の「浸透性」という見方が、米軍新基地の建設に反対するビチェンツァでの大デモに対する「基地はつねに行っていることを行っている」という二月十七日夜のプロディの返答によって、最終的に砕け散ったことである。
プロディ政権の失敗
そこで、われわれが書いた二つの危機のからみあいは、さまざまな異なる要因(ビチェンツァの基地建設、アンドレオッチやコッシガといった古くからのキリスト教民主党員のふるまい)によって爆発した政府危機へと帰結したが、それは実質的には中道左派に投票した有権者の幻滅と覚醒によって引き起こされたのである。
プロディ政権は、選挙の勝利がもたらした期待の多くを速やかに一掃した。すでにフィアット労働者からブーイングが起こり(CGIL、CISI、UIL〔いずれも労組ナショナルセンター〕の指導者が年金改革について政府と調印し、財政法案に賛成したことで)ある程度の幻滅が見られたが、ビチェンツァ基地建設への無神経で冷淡な回答は、より明白な証となった。
しかし将来の左翼党のどの部分も、この現実へのバランスシートを作成するつもりはなく、その代わりに政府への無条件の支持を選択し、アフガニスタンへの派兵に賛成し、同時に「現実政治」の価値と、ポルトアレグレとジェノバの希望と期待に関して政治的階級の価値を「再発見」している。
この構想と政治的論理に同意することを回避する人びとは(フランク・トゥリグリアットの件でそうであったように)、あらゆる有効な能力もないままに「証人となり」「純粋で一貫している」ことのみが可能である政治的窮地に閉じ込められ、かくして左翼が今日陥っている堕落の状況を示しているのである。
もう一つの左翼
しかし、オルタナティブ左翼は、その基本的価値に固執し、反資本主義的ラディカリズムを放棄しない場合にのみ、危機に対処することができるとわれわれは考える。
妥協や仲介者として行動することが、欠くことのできない政治手段であると主張する人びとは、実際のところは戦争と社会福祉切り捨ての政策を支持して、右派とベルルスコーニの政権復帰を助けているのであり(イタリアにおける「公式」左翼の現実的で純粋な強迫観念)、右派の新たな勝利をもたらすことに現実の支援を与えている。
だからこそ二〇〇六年の勝利からほんの一年後の最新の世論調査では、現在、イタリアの右派は五五%の票を獲得するだろうことが示されているのだ。しかしわれわれは、公式に語ってきたように、以前と全く同じで、根本的に変わらない政治勢力の再結集を幾度も繰り返すことに反対である。なかんずくわれわれは、将来の左翼党が自ら約束し、イタリアの政治にとっては例外的な共産主義再建党の時代を閉じることになる「社会的妥協」の道を再び歩むつもりはない。
政策のレベルと左翼の側が作りだそうとした重心のレベルの双方で、そのように行動することは、仲介者として行動する意思を前提として政府に参加する展望を持つことであり、左翼・リベラルの枠組みの外側で思考することを不可能にさせる。
もし民主党が民衆の投票を支配するために民主的ブルジョアジーと進歩派のブロックを結集する目的を持っているのに対し、左翼党(その名称はドイツの左翼党をほのめかしたものであり、ベルティノッチとムッシ、左派DSの指導者、小社会主義政党であるSDIのジルベルトとボセリは、この構想に倣っている)は、二〇世紀の初頭にあったような「改良主義者」と「最大限綱領派」社会主義者が共存する、新しい社会民主主義に似通ったものになる。
われわれは、この展望に反対し、オルタナティブ左翼の再建に全力をつくすだろう。それは右派に対するオルタナティブであるとともに、穏健派で社会的妥協を約束している政府与党の中道左派に対するオルタナティブでもある。
オルタナティブ左翼は、なによりも現にあるもの、したがって戦争と新自由主義へのオルタナティブである。これは戦争に反対の票を投じることを意味する。そして年金改悪や環境を破壊する大規模プロジェクトに反対する。さらにバチカン長老政治が行使する脅迫的戦術との妥協のレベルに落ち込まないことを意味する。オルタナティブ左翼は「言い訳」なしに行動するだろう。こうしたことは、われわれがここ数カ月、大きな討論を巻き起こそうとし、フランコの共産主義再建党からの除名に見られる統制的手段にさらされながら、再建党内部での討論を明確化しようと最善を尽くすことによって、議会の代表として行動してきたやり方である。
「オルタナティブ左翼」は、それが階級闘争と社会運動から出発し、この基盤に基づいて社会的再編、さらに政治的再編の構想を再出発させようと行動することによってのみ、オルタナティブ左翼となるだろう。
ここ当面、オルタナティブ左翼について語ることは、プロディ政権への「社会的抵抗」を構築することを意味する。上院で実行されたような政府への「戦術的支持」に止まる決定(われわれは第二院では投票しなかったが)は、実際上この立場を弱めるのではなく強化するものである。
イタリアの左翼は、右派の政権復帰とベルルスコーニの新たな勝利への恐怖心にとらわれている状況にあるが、一貫した左翼はこの情勢への避雷針になることはできず、譲歩ぬきで政府に反対することを選択する権利がある。これは、アフガニスタン戦争にさらに資金を拠出することへの反対から始まって、政府への判断は一つ一つの措置や計画に基づいてなされることを明確にしつつ、政府への「外からの支援」声明へと至るガイドラインである。
したがって今日、オルタナティブで反資本主義的な左翼となり、既存の諸組織の左に位置する組織を再編・再建するプロセスを出発させる手段としての「批判的左翼協会」を強化することから出発し、われわれが建設的なアプローチを試みる新たな局面が切り開かれている。
「社会的妥協」をめぐる対立
明らかにこれらすべては、共産主義再建党内で巨大な問題を生起することを意味しており、将来に向けた政策の変化を急がせている。
われわれの判断は、再建党に代表される時期は終わったということであり、この党はその成り行きにまかせて進んでしまったということである。政府が行った選択への追従、戦争への賛成投票、パージと除名という古い方法への回帰(政治的・道徳的リンチとまでは言わないが)、欧州左翼の創設が第一段階に過ぎない新しい政治的主体構築への船出――これらは一時期の終焉の特徴である。共産主義再建党は、確かにわれわれが作り上げようとする革命的主体ではなく、むしろ新しい時代への道を開くことを可能にした社会的・政治的抵抗のプロセスという存在であった。それは部分的に達成された。ただしあくまで部分的にである。
共産主義再建党は、一つの価値ある政治的課題を遂行した。それは労働者階級の古い前衛が彼らの以前の立場に意気消沈し、それを放棄するという局面の中で、共産主義の展望を維持したことである。しかしそれは、反グローバリゼーション運動というきわめて重要な努力をもってしても、潮の流れを変えることはできなかった。
再建党は、社会的ラディカル化の問題に方針を提起しえず、部分的ではあっても勝利をいかに達成するかの方針を出せず、かくして社会的諸勢力の力関係の流れを埋め合わせたり、逆転させる道を指摘することができなかったのである。この限界は、労働組合内での影響力の不在という点にきわめてはっきりと現れている。
共産主義再建党は、その活動性のレベル、動員能力、諸支部の状況、機関紙の売り上げなどを見れば、この抵抗の時代を通じて強化されてこなかった。そして再建党は、この限界を克服することぬきに新しい時代に向けた提案を行うことはできない。ほとんどの党員にとって、「欧州左翼」の提案、再建党の精神の継続として提示されている新しい左翼党への最初の踏み出しという、将来に向けた主要なプロジェクトは、まさしくこの限界を克服するものである。
しかしこの新たな踏み出しは、一貫した形で反資本主義的であること、リベラル左派へのオルタナティブたろうとすることをを終わらせた。政府内にとどまる論理は、労働者階級の左派を作ろうとするこの段階において真のさまたげとなるものであり、PRC(共産
主義再建党)の歴史との鋭い決裂となる一貫した行動路線をもたらすものだった。
批判的左翼の形成
共産主義再建党がその生涯を閉じ、労働者階級と反資本主義左翼を再構成するという目標実現に失敗したのだとしても、依然としてわれわれはこの課題を遂行するのに必要な別な道を確信している。
われわれはきわめて困難な目標について語っている。それは、われわれがここで述べたような共産主義再建党の失敗によっていっそう困難にさせられた目標である。われわれはこの点に関して幻想を抱くべきではない。左翼のさらなる敗北は、さらなる意気阻喪と後退をもたらすだろう。とりわけそれが明確なオルタナティブの不在として銘記された場合はなおさらである。しかし、われわれが参照点となるようなグループと、一貫した反資本主義活動のための確実な領域を形成しうる活動方法を保とうと願うならば、反資本主義左翼を建設する展望を維持できるようにすることが不可欠である。
われわれは、新しい時代が取る諸形態について予言できない。おそらくそれは、左翼が慣れ親しんできた伝統的な道ではないだろう。われわれ自身が、再組織化は、その内容とその道筋を発見すべきであり、自らふさわしい組織形態を整えなければならないと考えている。
われわれは決してネオ社会民主党の中に入らず、反資本主義的でエコロジカルでフェミニストで国際主義的な左翼への選択を活性化すべきである。それは、その路線に沿って活動し、作り上げることをわれわれが提案する軸芯なのである。しかしわれわれは、それをポジティブな形で行い、運動と社会的闘争を建設し、経験を蓄積し、共有するプロジェクトを中心に前衛的活動家を引きつけたいと思う。
われわれが批判的左翼というアソシエーション(協会)を形成することを決定し、最近の大会で「批判的左翼・オルタナティブ左翼のための協会」としたのは、そのためである。批判的左翼は、党内の闘争の中で反資本主義的潮流として誕生した。現在われわれの政治的に優先すべき事柄は、批判的左翼を政治的主体として建設することである。
政治的イニシアティブを取るための新しい手段、あるいはここて述べたようなイタリアにおける「政治主体」の建設は、反資本主義左翼が埋めるべきスペースがこれに還元されるべきだ、ということを意味しない。社会的な時代の困難性、運動の持つ限界、階級闘争の停滞、労働運動がさまざまな危機の教訓を学ぶことに失敗したことなどは、依然として政治的再編成の必要を提示している。それが以前よりも困難であるという事実は、広範で、複数主義的で、反資本主義的で、民主的で、フェミニストで、環境保護主義的で、国際主義的な左翼の強化に向けたわれわれの活動方針を妨げるものではない。
これは、全欧州の左翼にとってもおおいに関わりのある課題である。それは欧州左翼党(欧州議会の共産党系を中心とした会派)によって物笑いの種とされたものである。それは必要な再編成が一九九〇年代初めよりも明確に労働者階級に基礎を置き、反資本主義的性格を持つ必要があるという事実を完全に熟知した上で、社会民主主義との有機的同盟をはかるという戦略である。
実際、ベルリンの壁の崩壊とソ連の解体直後、われわれは「抵抗」の必要性と、労働者階級とのつながりを持った共産党の前衛を再組織する必要性を知った上で多くの活動を行い、政治的・綱領的明確化のプロセスを進めようと望んだ。この時期は終わった。
現在、再編成のプロセスは、幾つかの重要な経験から役立つ教訓を得た。イタリアとブラジルの例であり、また異なった領域ではあるがフランスとイギリスの例である。とりわけグローバル・ジャスティス運動への関わりとそれからの影響に関して、この四カ国について討論が行われている。
質的飛躍と新しい出発
資本主義諸国における政府問題という困難なテーマが決定的であることは事実である。ブラジル、イタリアで起こった出来事の過小評価は致命的誤りとなる。それは欧州の反資本主義的左翼内で直面している討論であり、共産主義再建党で起こったことは偶然ではない。そして、今日それは少なくとも討論のレベルで、また政治的・社会的イニシアティブを取るというレベルでも、質的飛躍のチャンスを持っている。批判的左翼は、喜んでこのコースでエネルギーを注ぎこもうとしている。
しかし再建党のプロジェクトの失敗によって、社会的再編成のプロセスの中心的問題は将来への準備となる教訓として新たな形で現れたのであり、この問題点の中で労働組合問題が最も厳しくあらわになったのであった。われわれはこの点について真剣な討議を行う必要がある。少なくとも部分的に労働者階級に根づこうとするプロジェクトぬきでは、また近年の運動がヒントを受けた社会的再編成のプロジェクトぬきでは、階級的左翼の再建は決してなされないからである。
こうした討論は、職業的な政治家層によって構成されることが多い組織された政治と社会の間に存在する特殊な危機に関する、グローバル・ジャスティス運動のより正確な見直しにとっても有益である。こうした方法は、一貫性と社会的・政治的前衛の質に関するより良い評価を可能とするからである。
ラディカルな再建を企画するのに必要な「社会的学習」の新局面を作りだす熟慮のプロセスは、こうしたさまざまなプロセスにとって不可欠である。組織された労働者運動は、もはや他の領域での急進化から利益を享受して、活動を宣伝に限定する「慣れ親しんだ場」として人びとが止まるには適切なものではない。これがいま始まった新しい局面なのである。われわれはそれを行うことができるかどうか、われわれは必要な勢力を保持しているかどうかについて語ることは難しい。しかし確かにわれわれは、より信頼に値し、より関心を引くオルタナティブを持たなければならないのだ。
(注1)PCI(イタリア共産党)の継承組織
(注2)CDI(キリスト教民主党)の残存組織
(注3)DS(左翼民主主義)の当初の名称
フランコ・トゥリグリアットはピエモンテからPRC(共産主義再建党)リストで選出された上院議員だったが、上院でアフガン戦争に反対したという理由でPRCから除名された。彼は批判的左翼と第四インターナショナル・イタリア支部の指導的メンバー。
サルバトーレ・カンナボは批判的左翼のメンバーで、PRCの下院議員。
(「インターナショナル・ビューポイント」電子版07年4月号)
週刊かけはし
《開封》1部:3ヶ月5,064円、6ヶ月 10,128円 ※3部以上は送料当社負担
《密封》1部:3ヶ月6,088円
《手渡》1部:1ヶ月 1,520円、3ヶ月 4,560円
《購読料・新時代社直送》
振替口座 00860-4-156009 新時代社