ロシア帝国主義反対ウクライナから手を引け

ロシア社会主義運動

 プーチンがロシア国民への演説を終えたところだ。自ら大統領と名乗るこの男は、反共賛辞で演説を始め、ウラジーミル・イリイチ・レーニンがウクライナの創設者であり、現在の形態でウクライナが存在するのはボルシェビキの民族政策の結果であると主張した。「民族主義者をあおっている」としてボルシェビキを非難することで、プーチンは、最悪かつ最も忌まわしい民族主義形態である大ロシア主義を隠蔽しているのである。
 この文脈で、プーチンは、「脱共産化」が何を意味するかをウクライナ人に示すと脅かした。演説の文脈からすれば、このことばはウクライナへの直接介入の脅しにほかならない。当然のことながら、プーチンはレーニン主義の民族政策を批判する一方で、計画経済や国有化を非難し、スターリン主義を賛美している。
 反対派への迫害、汚職、商品やサービスの価格上昇、独立した裁判所の欠如など、プーチンがウクライナについて語ったことはすべて、ロシアのことを語っているような印象を与えるものだ。われわれは、ウクライナで進められている改革が、とんでもない社会的格差、貧困化、失業などの問題を引き起こしていることを否定しない。しかし、ウクライナの運命は、ロシア製武器や親ロシアのロビイストによって決められるのではなく、同国の労働者やすべての抑圧された人々によって決定されなければならないとわれわれは固く信じている。
 プーチンは、ウクライナのロシア連邦に対する債務についてわれわれに思い出させたが、それは軍事侵攻の理由にはならない。ウクライナ人民がロシアに借りがあるわけではない。ロシア政府には、その債務が与えられた人々にその債務を請求させよう。そうした人々の中には、ロシア連邦領土に安全に居住しているヴィクトール・ヤヌコヴィッチが含まれている。
 ミンスク合意に対する違反は、キエフだけの仕業ではなく、モスクワの仕業でもある。モスクワには、いわゆる[二つの]「人民共和国」にある帝国主義の飛び地を支援することをやめる意図はないからである。
 われわれは、ロシア軍の即時撤退、ルガンスク州およびドネツク州の武装勢力に対するあらゆる軍事支援の終了、停戦、そして東・西の帝国主義を抜きにして自国の運命を決定するウクライナ市民の権利を支持する!
2022年2月21日
(『フォース・インターナショナル』2月24日)

The KAKEHASHI

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