フランス 議会選

NUPESの急進的候補者と無所属候補者への支持を

2022年5月31日 反資本主義新党(NPA)

マクロンと右翼
の弱体化追求を
 6月12日と19日、重要な議会選挙が行われる。歴史的な低支持率で選出されたマクロンにとっての目標は、彼に支配階級への奉仕継続を可能にする過半数を維持することだ。購買力や公衆衛生を支持する重要優先項目公表の背後には、現実には新たな社会的後退、特に退職年齢の後退がある。古い右翼の共和党や極右は反マクロンではなく、マクロン主義の反社会的かつ権威主義の諸政策から生まれている腐った果実を刈り取ることを期待しつつ、単に議会での彼らの場を維持しようと願っている。
 したがって、選挙を通じることを含め彼らを弱めることが、わが社会的陣営、労働者の世界を、諸決起を発展させ、反資本主義のオルタナティブに向け階級闘争派左翼を建設するもっと良好な位置に置くための、重要な課題だ。われわれは、反社会的で自由主義の諸政策と決別する左翼の議員を可能な限り多数選出させることによって、マクロンや右翼や極右を敗北させるべく挑まなければならない。したがってわれわれは、労働者階級の声を聞かせるために、決起する能力への自信を彼らに与えるために、社会自由主義と決別している階級闘争派左翼の候補者たちを支援する。
 これこそが、選挙区の広範な多数で、新人民連合・環境・社会(NUPES)の候補者への投票と支援をわれわれが今呼び掛けている理由だ。この支持はNPA委員会が存在している70以上の選挙区では、当該地区NUPES候補者への単純な公開の投票呼びかけから、共同のキャンペーンへの反資本主義派活動家の参加までの広がりがある。

各選挙区での
具体的な行動
 たとえばこれは、パリ東部におけるダニエル・シモネやサラ・レグラン(両者とも「不屈のフランス」〈LFI〉現職)の場合、あるいはモゼル県におけるシュルロット・ルダックなどの場合であり、他の多くのところでもNPAは、NUPESの選挙資料をもって、あるいは投票を呼び掛けるNPA自身の宣伝物をもってキャンペーンを行っている。
 この支援は、われわれの批判、また何よりも決裂綱領を求めるわれわれの提案に沈黙を守るものではない。そして先の決裂綱領は、私有された資本家の財産への襲撃、抑圧のあらゆる形態との闘いを基礎に起き、その結果この連合が単なる選挙連合ではなく、社会的な諸闘争を築き上げることに役立つものになることをめざしている。
 他の選挙区ではわれわれは、NUPESのラベルを貼っているものの社会党からやってきた、あるいは前マクロン派の候補者に立ち向かい、存在しているところで、NPAの候補者、あるいは反資本主義者、および社会運動やフェミニストや反レイシストや反ファシスト……の活動家を結集する統一市民団体の代わりとなる候補者、を軸にキャンペーンを行っている。
 こうしてNPAはローヌ県第2選挙区で、「ジェネレーション・エコロジー」(1990年5月創設の緑の党とは別個の勢力を志向した環境派:訳者)を介して戻り、NUPESによって公式に認められた元マクロン派のユベール・ジュリアン=ラファリエールに対抗して、「青年アンティファシスト警護隊」前スポークスパーソンのラファエル・アルノーの立候補に関わっている。こうした例としては、NUPESが指名した社会党のマリー=ピエール・ノエルに立ち向かうアレクサンドル・ルゲの立候補によるシャラント県第3選挙区などがある。
 6つの選挙区では、NPA当地支部多数派が、NPA全国方針とは一致していない、したがって指導機関に認められなかった候補者を出すことを選択した。これらの選挙区でわれわれは、先の候補者に反対し、NUPESが出した候補者、特にジロンド県のロイック・プルドオム(LFI)とオー=ド=セーヌ県の共産党候補者の選出を呼び掛けている。ちなみにこの両者とも現職だ。
 最後に、2、3の特別な選挙区がある。そこでNPAは、フランス国家が必要とした土地、および民族と植民地という事実を前にしたフランス国家の抑圧政策、に結びついた情勢にしたがって、社会的解放と自治あるいは独立の構想を擁護している候補者への投票を呼び掛けている。それは、仏領ギアナのふたり、マルティニークのひとり、そしてバスク・カントリーの3人の例だ。(「インターナショナルビューポイント」2022年6月7日) 

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