スリランカ 抑圧を止めろ! 政治犯を解放せよ! 民主的権利の維持を!

8月20日 サマジャワディ・ジャナサ・サンサダヤ

 サマジャワディ・ジャナサ・サンサダヤ(社会主義人民フォーラム)は、民衆的闘争(アラガラヤ)活動家の逮捕、および8月18日の平和的な学生のデモに対する警察の暴力を糾弾する。3年間閉鎖されていた公立大学の再開、政治犯の解放、他の憲法改正と共に大統領の執行権力の廃止、さらに進行中の経済危機でもっとも深刻な影響を受けている層に対する経済的救済を要求した反政府デモの後、20人が逮捕され、他方4人が今日までのところ警察の拘置所にとどめられている。
 大学間学生連合(IUSF)代表のワサンサ・ムダリゲ、大学間ビックス(仏教僧侶)連合代表のガルウェワ・シリダムマ、そしてIUSFケラニア大学メンバーのハシャン・ジェエワンサは論外の形で、1979年のテロリズム防止法(PTA)の下に最長90日間――12ヵ月まで更新可能――の拘留とされた。その間、ラ・ヴィア・カンペシーナ傘下の「全国農地・農業改革運動」(MONLAR)のチンタカ・ラジャパクセも通常の刑法の下で最低8月26日まで再度拘留された。
 大統領代理としてのラニル・ウィクラマシンハによって押しつけられたスリランカの非常事態令は8月18日に失効した。IUSFのデモはいかなる裁判所の命令にも反していず、1000人に満たない抗議行動参加者は非暴力で、公共の財物にはまったく損害を与えず、国家治安部隊を含む諸個人にも何の傷害も引き起こさなかった。しかしながら、数百人の武装機動隊と特別機動部隊は、デモ隊を蹴散らそうと放水銃と催涙ガスを使用した。そして行進がバラバラにされるや否や、警察は追撃にかかり、逃げまどう学生を襲撃した。
 7月21日の議会におけるラニル・ウィクラマシンハの選出に続く、スリランカの支配階級の政治的安定化以来、民衆的闘争の運動で先頭に立った諸個人に対する国家的抑圧の波が現れている。さらに、7月9日の抗議行動参加者により占拠された国家の諸々の建物に入った数百人の市民に対する迫害もある。先の諸個人には、集会や記者会見で発言した労組活動家も含まれている。
 財政と国防の閣僚も兼任しているウィクラマシンハ大統領は、政府からラジャパクサ一族を取り除いた市民の運動から利益を受けた。しかしながら彼は今、2024年までに予定されている大統領選と議会選まで彼の政権を確実に維持するために、また新自由主義的な構造改革の新しい波を通して経済的ショック療法を実行に移すために、アラガラヤを弾圧することに没頭している。
 サマジャワディ・ジャナサ・サンサダヤはIUSFとMONLARに代わって、全政治犯の即時釈放、テロリズム防止法の廃止、表現、結社、集会の自由を含むスリランカ人民の民主的な権利を求める行動を始めるよう、世界の労働運動とスリランカの民衆的闘争と連帯するすべての人々に訴える。
 スリランカ外交施設へのピケットや労働者組織と左翼組織の代表者による働きかけに加え、スリランカ大統領に当てた抗議文を送ることをお願いする。

▼サマジャワディ・ジャナサ・サンサダヤ/社会主義人民フォーラム(元ワメ・ハンダ/レフト・ヴォイス)は、スリランカにおける第4インターナショナル支持組織。(「インターナショナルビューポイント」2022年8月22日)

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