フランス 年金決起

強力な連続ストライキへ!

2023年2月1日
フランス反資本主義新党(NPA)

 1月31日、このストライキとデモの日は成功となった! 250万人が街頭に繰り出し、1月19日以上だった。動員を引き上げるべき時がやってきている。熱いうちに鉄を打つために、この政府を少数派にし、混じりけなく単純に、改革の撤回を押しつけるために、だ。

怒りはなお
成長続ける
 「混沌挑発」「怠け者」、ますます正統性がなくなりながらしかしなおまさに軽蔑的な政府の挑発は、決意をくじいていない。64歳がいわば「交渉対象外」になっていることを受け入れることへの首相の拒絶にもかかわらず、決起はあらゆる都市での大規模なデモの形で定着しつつある。それは、特に教育を受けた若者と私企業部門からの新たなデモ参加者の合流として成長を続けている。
 煙幕と反射鏡からなる政府の戦略は破綻に終わっている。女性が改革で犠牲にされることはないだろうとわれわれに信じさせたと想定された、人を惑わせる「教授法」も同じだった。労働者はすでにこの改革は公正でも不可欠でもない、とはっきり理解しているのだ。
 それ以上に、この決起の規模は経済的かつ社会的な状況に対する全般化したいらだちを映し出している。低額の年金、低い賃金、インフレ、電力料金、怒りは積み重なり続け、挑戦を受けているのは、不公正で権威主義と見られているこの政府の政策全体なのだ。

別の社会の
強制に向け
 マクロン政府は、マーガレット・サッチャー時代のように、資本主義の選択肢に代わるものはまったくない、とわれわれに信じさせたいと思っている。確かに、好戦主義的なマクロン派が軍に4000億ユーロ以上を配分するときに資金の不足は全くない。
 われわれの場合、間接賃金、社会的拠出の引き上げが、年金制度に資金を充てることを可能にすると思われる。公私部門での労働37・5年による60歳での年金満額の退職には、年金に振り向けられるGDP比率で3%の追加しか要しないだろう。
 問題は政治的なのだ。われわれが勝利すれば、われわれはこれらの方策を、また賃上げや職の創出や公共サービス……に関し多くの他のことを強要できるようになるだろう。それ以上に、われわれが異議を突きつけることが可能になると思われるのは、われわれが生み出す富を処分する資本家の権力だ。他方敗北は、改悪と社会的退行からなる新たな段階に導くだろう。

勝利が必要だ
ゼネストへ!
 議会プロセスは最も伸びても3月始めまでだろう。マクロンと右翼が手元にすべての切り札を確保しているこの制度的な日程から期待できることは皆無だ。2006年の反CPEの勝利に突き進んだとき(訳注)と同様、われわれが勝利できるのは、必要であれば法の採択後であっても、継続的かつ大規模な決起を手段にするときだ。
 そのためにわれわれは、底辺から頂点まで団結を維持する必要がある。これこそが、NPAがあらゆるところで改革撤回を要求する諸労組と左翼諸政党を結集するために今奮闘している理由だ。同時にわれわれは、大衆行動、封鎖、デモを積み重ねることで、またストライキを全体化することで、力関係を引き上げることも必要だ。2月7日、同11日という合同労組委員会が設定した新しい日付けは、この質的な飛躍を可能にしなければならない。
 2月6日から同8日までの精油所労働者のストライキ、また2月7・8日の鉄道ストライキは、可能なすべてのところでのストライキ継続を大衆集会で討論するための重要な支点だ。短期的な挑戦課題は、他の者のためにストライキを敢行する一定部分に頼ることなく、あらゆるところで、また同時的にストライキに決起することだ。
 年金改革は階級間衝突を具体化している。この構想を止め、この政府を取り除く上で、わが社会陣営にとって勝利こそが決定的だ。勝利以外の選択肢は皆無だ!(「ランティカピタリスト」よりIVが訳出)(「インターナショナルビューポイント」2023年2月1日)
(訳注)CPE(初期雇用契約)は、当時の右派政権によって、若者の失業解消を名目に雇用の柔軟化、はっきり言えば解雇を容易にする雇用制度、として導入がめざされた。若者と労組の激しい決起によって政府は撤回に追い込まれた。

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