モロッコ ジャワド・ムスタクバルに連帯を

CADTM声明

ATTAC―CADTM・モロッコ

 ジャワド・ムスタクバルの電話がハッキングされ、彼は、彼の世評を傷つけ、家族を脅し、彼から金銭をゆすり取ろうと試みる意図をもつ匿名の個人からの脅しのコールを受け取った。かれらはまた裸の彼ひとりを示すビデオをも公開した。
 この卑劣な攻撃は、わが同志のジャワドと市民団体のATTAC・モロッコの信用度を掘り崩す失敗に終わっているもくろみだ。そして先の市民団体の現全国書記局の一員がジャワドだ。
 ジャワドは、ATTAC・モロッコの一員であるオマル・ラディを含む、わが国の政治囚との連帯活動のさまざまな形態に精力的に関与してきた。ちなみにオマル自身は、彼を中傷し、彼の政治的勾留、および彼に下された6年の投獄を正当化するための汚い告発をでっち上げるためのもくろみに直面した。
 ジャワドは若年の時期以来、抑圧と帝国主義に反対する闘争に従事してきた。彼は20年にわたってATTAC・モロッコ内に加わり闘っている第一世代に属する。彼は、民衆的教育、および帝国主義センターの経済と政治のシステムがもつ従属化を進める本性に対する分析に、数々の貢献を行ってきた。そして先のシステムが、抑圧された者たちと正義の擁護者を打ち砕いているのだ。彼はまた、尊厳と自由をもつモロッコに向け大胆なオルタナティブをも提案した。彼は、2月20日運動とモロッコのあらゆる主要な民衆運動に参加し、それらの解放的な内容とそれらの草の根の組織化形態を防衛した。
 われわれはこの見下げ果てた攻撃の正確な目的を理解できる。この攻撃は、10月のマラケシュにおける世界銀行とIMFサミットに反対する社会運動の対抗サミット組織化に向けた準備にジャワドが精力的に関わっているのを知るまさにその時に、彼の世評を標的にしているのだ。彼は、モロッコにおける対抗サミットに向けた民衆的基盤として役立つ全国的協調を確立するための、ATTAC・モロッコ内の彼の役割に加えて、「正統性のない債務帳消しを求める委員会(CADTM)合同国際書記局」のメンバーであることを通して、国際的、地域的、また大陸レベルで数多くの作業グループを動員中だ。彼はこのすべてを、対抗サミットを真の国際的なイベントにするために行っている。
 ジャワドが受けているこの下劣な攻撃は、彼が取り組んでいる決起とそれが内包する力に対する恐れを映し出している。犯人たちは、抑圧者たちがマラケシュにおけるかれら自身の合流を祝うことができるように、先の活動を止めることを狙っている。抑圧者たちのその会合は、ジャワドがそれについて書いたように、世界における貧困と不正を生み出している主要な者たちをもてなす、世界の金持ちのための宴会場になっているのだ。対抗サミット準備の一部として北アフリカと中東の活動家団体によって組織されたウェブ企画も、似たような卑劣な攻撃を受けたが、うまいこと妨害できた。
 その世評を傷つけるための、活動家や戦士たちを標的にするそのような汚い攻撃や卑劣な手法は、その専制を暴露するあらゆる決起を恐れる抑圧的体制の特徴になっている。わが同志のジャワド・ムスタクバルが受けてきたものは、CADTMの国際ネットワークの一員であるATTAC・モロッコに対する攻撃だ。この国家は、われわれの団体に対する嫌がらせを継続し、われわれから登録証明の更新を奪っている。
 われわれは、ATTAC・モロッコとして、わが同志のジャワド・ムスタクバルを標的にする、彼の闘いと信用を掘り崩すための卑劣な攻撃を強く糾弾する。
以下がその具体的な内容だ。
▼彼と彼の家族にわれわれの絶対的連帯を表明する。▼あらゆる全国の、地域の、大陸の、そして国際的な闘争組織に、ジャワド・ムスタクバルとの連帯キャンペーンを広げることを、また活動家に対する見たような卑劣な攻撃を糾弾することを訴える。
▼マラケシュにおける世界銀行とIMF会合に反対する対抗サミット準備に取り組むこと、そして世界的規模、大陸的規模、地域的、全国的規模での幅広い参加に向けた決起に対するわれわれの決意を宣言する。
▼われわれは、もうひとつのモロッコ、尊厳と自由と社会的公正のあるモロッコ、を求める闘いを継続するわれわれの決意を表明する。(2023年6月24日、CADTMより)(「インターナショナルビューポイント」2023年6月26日)

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