ペルー フジモリ恩赦
怒りと決起が成長
マフィア排除の統一を
SUMATE
危機の責任勢力
への反攻進行中
怒りと決起が成長中だ。理由は、政治的危機を悪化させたその腐敗した歩み寄りによる国家検事局のベナビデスと議会の堕落だけではなく、殺人者かつ盗人のアルベルト・フジモリを支持した憲法裁判所の反民主的恩赦のためでもある。この枠組みの中で、決起と闘争もまた成長し、沿岸の諸州、山岳地域、ジャングルで諸々の街頭では火が着けられている。
この憤激は深刻な経済危機と組になっている。後者は、フジモリ憲法により支えられている右翼のCONFIEP(諸経済団体を傘下に置く経営者総連合:訳者)から擁護された新自由主義経済モデルの結果として、何千人ものペルー人が今味わっているものであり、そしてそのモデルは貧困、汚染、飢餓を生み出したにすぎないのだ。
われわれは、ヌエボ・ペルー・ポル・エル・ブエン・ビビル(良き暮らしを求める新ペルー)内部から12月7日の偉大なこの日を呼びかけた一部だった。そして戦闘的活動家たちは先頭に立つかれらの指導者たちと共に、また同志ベロニカ・メンドーザが決起したわが人民と共にあった。リマでは参加者は大量であり、われわれに見間違いがなければ1万人以上だった。しかしもっとも重要なことは、ペルーの多くの州でも諸々の行動があった、ということだ。
ヌエボ・ペルー・ポル・エル・ブエン・ビビルの内部潮流であるわれわれの組織SUMATEは、この国のいくつかの地域に存在し、闘いの戦闘性と努力、今国が苦しんでいる危機の責任者を打ち破る決起に姿を見せた労働者と人民に敬意を表する。
勝利の条件は
闘いの統一だ
今多くの者が問いかけている問題は、ボルアルテ(現大統領)は倒れるか、議会は活動停止にされるか、だ。
勝利の条件は、これまでもしかるべきところにあった。大量の怒りがあり、人民は闘争を続け、彼らは決起中、かれら全員が去るべきとの総意があるが、しかし今なお組織ともっと大きな統一が必要だ。
とはいえ残念ながら、単独で戦車や軍や国家警察を打ち破るだろうと信じ込んでいる極度にセクト主義の前衛部分がいる。しかしかれらがやる唯一のことは、右翼がまさに欲していること、闘争を分裂させることであり、これらのセクト主義政治は最後は、無意識のまま政府、議会、またマフィアに利益になるようなことで終わるのだ。またこの同じ部分内部には、単なるはるかな幻想にすぎないような、カスティージョ(現在刑務所にいる前大統領:訳者)の復帰を掲げる者たちもいる。
そして他方には、あらゆる社会組織、労組、左翼組織があり、それらはCNUL(全国闘争統一司令部)に一体的に結集し、それは全国レベルでもっと大きな統一を提案している。
「やつら全部を放り出せ」のスローガンを現実にするためには、独立を失うことなく存在し、確実に存在する批判や対立を保持しつつCNULに加わるはずの社会組織を、ペルー各州で結集することが必要だ。しかし優先性は、フジモリ派のマフィアが率いるこの超保守連合を打ち破ること、市民、組織された居住地区、女性と彼女たちの運動、若者、学生、地方と都会の労働者に統一された呼びかけを行うことだ。われわれは、組織された単一の拳として統一され、勝利を達成し、あらゆる種類の子供じみたセクト主義と闘うことができる。今は「革命」を演じる時ではなく、団結しこのマフィアを権力から除く時なのだ。
また、全国ストライキに向けた条件を生み出すイニシアチブに基づく闘争計画の必要もある。そしてそれは各組織内で、ストライキを確実に効果的にするための諸総会に基づいて仕事が続けられている。
解決を与える救世主が現れるのを待たないようにしよう。降伏し腐敗したフジモリ憲法を葬るための憲法制定会議を推し進めることによって、ペルーの未来を決める者になろう。(2023年12月8日、SUMATEよりIVが訳出)
▼SUMATEはペルーにおける第4インターナショナルのパーマネント・オブザーバー組織。(「インターナショナルビューポイント」2023年12月13日)
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