ドイツ パレスチナ大会弾圧を糾弾する

声明 対イスラエル支援を停止せよ

ISO調整委員会

 4月12日、数百人の警官がパレスチナ大会を暴力的に破壊し解散させた。しかしこの催しは、長い時間をかけて計画され、ベルリンのいわゆる法と秩序部隊との間で詳細が調整されてきていたのだ。このイベントの進行は、あらゆる憲法の規範に反する無法な正当化を基礎として邪魔を受け、イベントの組織担当者やかれらの弁護士との交渉は拒絶され、どのような譲歩も行われなかった。
 これは、パレスチナ民衆とのあらゆる連帯、およびイスラエルに対するドイツ政府の軍事的かつ政治的な支援に対する批判を阻止するという、何ヵ月も続いてきたドイツ政府による作戦の頂点だ。催しに向けた会場は拒否され続け、あるいは取り消され、発言者は招待を取り消されるか入国を阻止されている。最新のスキャンダル的な事例は、哲学者のナンシー・フレイザーがケルン大学での客員講義から外されたこと、および元ギリシャ財務相のヤニス・ヴァロファキスの政治活動に対する現在の禁令だ。
 これは先進国家による戦争――ガザでの戦争に対するドイツの協力――行為にほかならない。

われわれはパレスチナを支持する連帯運動と連帯する!
パレスチナ連帯運動を支持する政治活動の自由を!
あらゆる妨害の撤回、および要求の解決を!
ガザでの戦争を終わらせよ!
ドイツ政府による対イスラエルのあらゆる政治的軍事的支援の停止を!
(2024年4月14日、ISOのHPからIVが訳出)

▼ISO(国際主義社会主義者組織)は、第4インターナショナルドイツ支部。(「インターナショナルビューポイント」2024年4月15日)

週刊かけはし

購読料
《開封》1部:3ヶ月5,064円、6ヶ月 10,128円 ※3部以上は送料当社負担
《密封》1部:3ヶ月6,088円
《手渡》1部:1ヶ月 1,520円、3ヶ月 4,560円
《購読料・新時代社直送》
振替口座 00860-4-156009  新時代社