アルジェリア 運動には永続的性格も

願いはシステム全体の一掃

ウィッセム/レムノアール

 アルジェリアでの民衆的決起も、ブーテフリカ追放を実現した後もなお続いている。支配階級は、ブーテフリカとその取り巻きを犠牲にすることで、新たな大統領選(七月五日と提起された:訳者)という形で事態の収拾を図ってきたがそれは未だ成功していない。以下は現地の同志が伝える現況。(「かけはし」編集部)
 アルジェリアの労働者居住地区ではサッカーは常に一つの役割を演じてきた。CAN(アフリカネイションズカップ)での勝利は人々への激励であり、そして彼らはそれをアルジェリアにとっては一つの希望であると見ている。
 七月一九日金曜日、ガイド・サラーとベンサラーの発言に応じるスローガンをもって毎週行進することが習わしになる中、決起は続いた。

抑圧を受けても
デモ続ける民衆

 司法界の決起はその強さを取り戻した。今回の運動の開始時点で彼らは毎水曜デモに決起した。その後その規模は小さくなった。近頃、弾圧に対して、水曜日だけではなく金曜日にも、彼ら自身の隊列に基づいて、司法界はより強力に決起し始めた。彼らは最初から、システムに反対する、しかしまた弾圧にも反対する一つの共同組織を形成していた。そしてその弾圧は今、運動を脅しつけるシステムの戦術になっているのだ。司法界の行動は、この政策から正統性を取り上げることによって、それと闘う助けになっている。
投獄六ヵ月後のハジ・ゲモウルの釈放は、抑圧後退の証拠ではない。彼の判決は懲役六ヵ月であり、そのため彼は刑の終了時点で釈放されたのだ。しかし他方、他の者たちは釈放されていない。
政府は、アダド(前政権の高官)や他の腐敗した者たちを逮捕した。しかしその理由は、公金を盗んだということではなく、インチキの理由だった。たとえばアダドは、二つのパスポートを所持していることを口実に逮捕された。同時に彼らは、決起に脅しをかけ、それを分散させるために、デモ参加者と活動家を逮捕している。
幸運なことだが、広範な民衆が金曜日の決起を続けている。しかしオルタナティブは打ち出されていない。
その中でベジャイアでは、主にPST(社会主義労働者党)が率いる「左翼の隊列」の中では、憲法制定会議がはじめから押し出されてきた。その後、教員と学生の隊列が、金曜日のさらに水曜日の行進でこのスローガンを躊躇なく使った。この隊列は居住区で組織されている。そしてある者たちは憲法制定会議を要求し続けている。

体制の救い出し
名士たちに期待


政府は政府なりに、システムを救い出すことで危機からの出口を見つけ出そうとしている。政府は、大統領選の組織化をめざして、諸組織や諸々の市民団体に社会的対話を求めてきた。
彼らの「国民対話会議」は、運動を代表するものではないさまざまな組織の代表者と共に七月六日に行われた。彼らの狙いは、選挙の組織化に向けた日程の確定だった。これにはいかなる正統性もない。しかし名士たちは政府と交渉するよう提案を受けてきたのだ。しかしながら、彼らが民衆の代表であるとして、誰が彼らを指名したのだろうか?
会議のアピールは平等社会を語っているが、代表一四人中女性は四人にすぎない……。ドジャミラ・ブーリレドは氏名を受けていたが、彼女は、ヒラク(今回の反乱はそう呼ばれている:訳者)と共にあり、政府と交渉したくない、と語ることで指名を拒絶した。そして人々に決起を続けるよう求めている。

システム廃絶へ
闘いの継続を


民衆は、七月五日の大統領選挙同様、これらの交渉を拒否している。彼らは全システムを終わらせたいと思っているのだ。運動は永続的な性格を帯びるようになっている。
期待されるべきことは、金曜日に加えて、労働者の他の諸層からデモが出現することだ。いずれにしてもこれが、民衆的大衆の利益のための、民衆、労働者、失業者、学生の代表指名に向けた展望として、もう一つのアプローチ、もう一つの展望、主権を体現する憲法制定会議、を強制するためにわれわれが欲することだ。
それに加えてわれわれは、決起の継続、銀行の秘密の解除、を推し進めることを求めて声を上げ続けている。アルジェリアの民衆からマネーを巻き上げてきた者たちが償うようにするためだ。われわれは社会的公正を求めている。この意味で憲法制定会議は、民衆的要求に正統性を与え、社会の変革に展望を開くことに向けた一歩なのだ。

▼筆者たちはアルジェリアPSTメンバー。

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