日本共産青年同盟規約前文

1、日本共産青年同盟は、全世界の抑圧された人民の分かちがたい一部である。日本に住み、はたらき、学ぶ青年が、自由と平等、社会と個人の一体となった発展を保障する未来を創り出すためにかかげる全ての要求としてかかげ、その実現のためにたたかう。

1、日本共産青年同盟は、全世界の人民に加えられる一切の抑圧と差別、搾取と収奪に反対してたたかい、その根源である資本主義体制を打倒することによって、私有財産制と階級支配を永久に廃絶し、真実の人間史の扉を開く世界社会主義革命の勝利のためにたたかう。

1、日本共産青年同盟は、侵略と戦争によって資本主義の死の苦悶を生きのびようとたくらむ世界帝国主義、とりわけその頭目であるアメリカ帝国主義と、アジアにおける尖兵の役割をしている日本帝国主義の反革命同盟を打ち砕くために、アジアの革命的人民と連帯してたたかい、社会主義アジア・日本の樹立をめざす。

1、日本共産青年同盟は、帝国主義に反対し、社会主義をめざす労働者・人民の統一戦線を築くためにたたかい、その発展を通じて、労働者階級を中核とし、全ての被抑圧・被差別人民を結集したプロレタリア独裁の武装した権力をうちたて、一握りの資本家階級を実力で打倒するプロレタリア革命の勝利をめざす。

1、日本共産青年同盟は、抑圧と差別、搾取と収奪に反対する全ての青年の統一と団結のためにたたかい、帝国主義に反対し社会主義をめざす労働者・人民の統一戦線のもっとも戦闘的な一翼をになう青年の統一戦線をきずく。

1、日本共産青年同盟は、日本の青年とアジアの青年が同じ目的にむかって一つの敵とたたかう戦友であり、きょうだいであることを確認し、たたかう青年の国境をこえた交流と共同闘争を推進し、全アジアの青年の統一戦線をきずく。

1、日本共産青年同盟は、革命的共産主義運動の思想、マルクス・レーニン主義、トロツキズムを学びつつたたかい、たたかいつつ学ぶ戦闘的な同盟活動を通じて、自己を真の共産主義者にきたえあげていく。

1、日本共産青年同盟は、労働者国家官僚と帝国主義労働貴族の思想と運動、スターリニズムと社会民主主義に反対し、プロレタリアートの革命的共産主義運動の歴史的継承者である第四インターナショナルとともに、全世界のたたかう青年とその諸組織を結集して、世界社会主義革命の勝利をめざす青年の全世界的な団結を創りあげる。

1、日本共産青年同盟は、全ての同盟員の戦闘的活動と、自主と創意によって支えられた民主的中央集権制にもとづいて、性や職業、国籍などの社会的「身分」の相違を超えてひとりの巨人のように団結した青年前衛の全国組織である。