反レイシスト闘争なくして解放なし

 人種的抑圧は、資本主義生産様式の構造的で構造化された一部である。それは、植民地化、奴隷貿易、奴隷制を通じた原始的資本蓄積と同時に起こった。何百万人ものアフリカ人を強制移住させ、アメリカ大陸において彼らを商取引し、彼らの労働力を搾取することで、ヨーロッパ人は確実に豊かになり、今日の彼らの特権が保証された。
 レイシズムが中心的に姿を現わすのは、労働者階級の書部門への抑圧メカニズムとしてであり、(普遍的存在であるとされる)白人や人種差別を受けていると認識される人々に対して特定の地位や社会的に決定されたアクセスを指定するという形においてである。それは社会関係を形成し、ブルジョワ的搾取と富の蓄積というメカニズムを強化し、複雑にしている。白人性という規範から逸脱する多様性は抑圧へと転化される。
 あらゆる抑圧・搾取のない新しい世界を築くにはレイシズムに正面から反対することが必要である。これはエコ社会主義戦略の中心的課題である。われわれは、非白人グループに対する大量虐殺の論理と決別し、特にいわゆる麻薬戦争という自由主義的戦術によって強制されている大量投獄に反対する反収監闘争を強化しなければならない。
 警察軍国主義化との闘いは、まともな生活条件全般へのアクセスとともに、反レイシスト闘争の中核をなすものでなければならない。主に非白人民衆にますます影響を及ぼしている全ての緊縮政策と闘うことが必要である。緊縮政策は、資本主義生産の致命的な結果を不平等に分配する環境レイシズムを構造化するものである。労働者階級全体の生活の不安定さを深刻にし、主に非白人民衆にますます重くのしかかる全ての財政緊縮政策と対決することが必要である。財政緊縮政策は、この気候緊急事態において、資本主義的生産の致命的な結果を不均等に分配する環境レイシズムを構造化している。