新しい社会主義の建設をめざして

辺野古を守れ

万国の労働者団結せよ!

週刊かけはし最新号

第2889号(25年12月1日発行)

●11・9米軍基地いらんちゃフェスタin丹後2025(1面)●10・28「止めよう! 辺野古埋立て」国会包囲実行委(2面)●11・16オスプレイ横田配備と飛行訓練に反対する集会/投書:新聞の使命は、国に2度と戦争をさせないこと(3面)●停戦後:パレスチナ解放に向けたわれわれの課題─第四インターナショナルビューロー声明 (4~5面)●トランプはベネズエラとラテンアメリカから手を引け!:第四インターナショナルビューロー声明 (5面)●アイルランド:左翼にとっての歴史的勝利(下)(6面)●米国:トランプの新たな貧困層いじめ/ウクライナ:傷ついても決意堅くウクライナ人民は闘い続けている/ギリシャ10・...

集会案内

集会案内 2025年

12月7日(日)東富士の攻撃型ミサイル県民の声を大きく結成準備会/午後1時半/静岡労政会館5階展示室/静岡・沖縄を語る会、静岡県労働組合評議会など12月14日(日)一般社団法人三里塚大地共有運動の会第8回社員総会/午前11時30分集合/横堀農業研修センター/一般社団法人三里塚大地共有運動の会  

第四インターナショナル

1938年創立以来、今日まで世界の労働者階級・被抑圧人民の国境を越えた団結で
新しい社会主義をめざしてたたかいつづける

第四インターナショナル第18回世界大会特集

エコ社会主義革命宣言:資本主義的成長との決別をNew!!

目次 はじめにエコ社会主義・反レイシスト・反軍国主義・反資本主義・反植民地主義・フェミニスト的な革命の客観的必要性われわれが闘いとるべき世界反資本主義の過渡的綱領のために資本主義的成長に対するエコ社会主義オルタナティブの […]

はじめにNew!!

はじめに  この宣言は、10月革命の遺産をスターリニストの災禍から救うために、レオン・トロツキーとその同志たちによって1938年に創設された第四インターナショナルの文書である。第四インターナショナルは、不毛な教条主義を拒 […]

エコ社会主義・反レイシスト・反軍国主義・反資本主義・反植民地主義・フェミニスト的な革命の客観的必要性New!!

 世界中で極右・権威主義・準ファシスト勢力が力と影響力を得つつある。後期資本主義の危機に対するオルタナティブの欠如が絶望を作り出し、そのことによって一般的には女性嫌悪・レイシズム・同性愛嫌悪・気候変動拒否や反動的考え方が […]

われわれが闘いとるべき世界New!!

 未来社会のためのわれわれのプロジェクトは、生命の破壊を食い止め、すでにもたらされたダメージを可能な限り修復するという責務とともに、社会的・政治的解放を明確に表現するものである。 われわれは、物質とエネルギーの消費を削減 […]

私たちの主張

トランプはベネズエラとラテンアメリカから手を引け!New!!

第四インターナショナルビューロー声明(2025年10月27日採択)  ブラジル・コロンビア・メキシコ・アルゼンチンに対する経済的嫌がらせや脅迫は、アメリカのラテンアメリカ政策の新たな局面の一部である。しかし、最大の危険は […]

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停戦後:パレスチナ解放に向けたわれわれの課題New!!

第四インターナショナルビューロー声明(2025年10月27日採択)  トランプが自らの計画[注:いわゆる「ガザ紛争終結のための包括的計画」]に署名し、それを実行し始めたことによって、一連の新たな問題が提起されている。この […]

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自民・維新連立による高市政権の成立

当面する日本政治情勢をどのようにとらえるか  10月21日、臨時国会において、高市早苗自民党総裁が首相に指名され、自民・維新両党の連立による高市政権が成立した。これによって、7月参議院選挙での自民党の大敗を受けた石破前首 […]

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第4インター 2025国際青年キャンプ

キーウからパナマまで肩並べ闘う (2025年8月9日)   同キャンプ組織チーム 新たな活力新たな闘い  「君はわれわれの夏季大学に来る用意はあるか?」「いや今年はそうできない。しかし同志たちに言葉を伝える。そしてかれら […]

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 パレスチナでのジェノサイドに反対する世界的な運動を

第四インターナショナル執行ビューロー  パレスチナ人民に対する新たなジェノサイドという残虐行為に反応して、世界的な連帯運動が登場してきた。激しい弾圧にもかかわらず、この運動は世界中の数百万人を結集している。 77年間にわ […]

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参院選比例得票数から読み解く日本政治情勢(その2)

左派の再生が緊急の課題保守中道(「極中道」)勢力と今後の日本政治情勢 大森敏三  前号では、参院選における参政党など極右政党の「躍進」と、その一方での左派の後退・周縁化の進行について分析した。そして、昨年総選挙で萌芽的に […]

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参院選比例得票数から読み解く日本政治情勢(その1)

左派の再生をどのようにすすめていくのか極右・保守中道の二極分化と進行する左派の周縁化 大森敏三  第27回参議院議員通常選挙が7月20日投開票でおこなわれ、自公与党が過半数割れの敗北を喫した。そして、衆参両院で自公が少数 […]

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参院選アピール 

労働者民衆と共に推進する政党・候補者に投票を生活危機深める自・公政権に敗北を 反軍拡、反改憲、労働者の生活と民主的諸権利の防衛、反原発、脱炭素、反差別を 第四インターナショナル日本支部協議会  労働者民衆の多数が生活危機 […]

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フェミニズム

同性婚の法制化を実現しよう

性的マイノリティの諸権利の法的保障を  10月30日、東京高裁(谷口恵裁判長)は「結婚の自由をすべての人に」東京第一次訴訟(7人の同性カップル/2019年2月14日提訴)に対して「同性婚を認めない民法規定は『違憲』」だと […]

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選択的夫婦別姓制度の実現を

「選択的夫婦別姓は、なぜ実現しないのか? 日本のジェンダー平等と政治」(ジェンダー法政政策研究所/花伝社)/「選択的夫婦別姓 これからの結婚のために考える、名前の問題」(岩波ブックレット)を読む  経団連は、6月に「選択 […]

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4.21東京レインボープライド2024

「変わるまで、あきらめない」  4月21日、代々木公園イベント広場&野外ステージで「東京レインボープライド2024」が行われた。渋谷のプライドパレードには1万5000人が参加。20日と21日のイベントには、延べ約 […]

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東京地裁判決(3月14日)「結婚の自由をすべての人に」東京2次訴訟(結婚の平等訴訟)

「憲法24条件2項に違反する状態」  3月14日、東京地裁(飛澤知行裁判長)は、同性愛者、トランスジェンダー、パンセクシャル(全性愛者)など性的マイノリティー8人を原告とする「結婚の自由をすべての人に」東京2次訴訟(結婚 […]

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エコロジー社会主義

脱成長論とエコロジー社会主義の対話のために ③

「より少なく、より豊かに」は労働者階級の要求だ 生産能力に対する民主的な支配権を取り戻し、豊かな生態系を持続可能にする 労働運動の政治的視野を広げることと、生産・金融に対する民主的な統制を実現すること  だから労働組合は […]

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投稿 生産・労働・消費の再組織化、労働と科学技術(下)

西島 志朗 13.国連食糧農業機関によれば、「食料が均等に分配される限り、全人類を養うに十分である」。飢餓は人為的に作られている。西尾道徳によれば「・・・食用作物41品目中の熱量の59%だけが,作物と畜産物として人間の食 […]

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投稿 生産・労働・消費の再組織化、労働と科学技術(上)

エコロジー・脱成長の可能性 西島 志朗  エコロジーに関して、とくに脱成長の可能性について、書き溜めてきたメモを整理してまとめてみた。考察すべき問題群のすべてを対象にする能力は私にはないので、不完全な「試論」と受け止めて […]

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脱成長論とエコロジー社会主義の対話のために ②

「より少なく、より豊かに」は労働者階級の要求だ 生産能力に対する民主的な支配権を取り戻し、豊かな生態系を持続可能にする 労働組合・労働者組織との同盟と大衆ベースの政党が必要 アハーン:『より少なく、より豊かに』の出版後、 […]

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世界の闘いから

全世界の多くの地域で抑圧に抗してたたかいつづける人々の真実のすがたを私たちは、独自に入手した資料をもとに可能なかぎり事実に即し、被抑圧者の観点に立った報道と分析をおこなっています。

ウクライナ連帯

われわれは、永久に続く戦争の世界に生きている。ロシアのウクライナ侵攻は転換点を象徴している。つまり、ヨーロッパの中心部における武力による戦争という状況の中で、核兵器の警報が鳴っているのは1945年以降では初めてのことである。

内ゲバ主義批判

政治闘争が暴力的闘いにとってかわられるような会議を私はたったひとつも思い起こすことはできない。プロレタリア大衆が望んでいたのは、聞いて理解することだった。ボリシェヴィキが望んでいたことは、大衆を納得させることであった。
レオン・トロツキー

青年戦線

現代社会は青年に希望を与えることはできない。われわれは「新しい秩序」を求める。
古い秩序を捨て去り、希望に満ちたあたらしい社会の建設をめざす。未来を切り拓くあたらしい青年運動を建設しよう。

沖縄闘争

沖縄に対する米国と日本による共同の軍事植民地支配、沖縄への日本(ヤマト)による「構造的差別」の問題が強く意識され、「沖縄の自治・自決」「独立」の問題が沖縄の知識人や活動家の間だけでなく、一般の人びとの間でも論じられるようになっている。

韓国は、いま

「進歩」を自任していた民主化運動出身の政治家たちも権威と歪曲された性の認識から、自由ではないということが再び確認されている。女性に対する暴力を認知して省察することは、女性抑圧的社会構造を認識することから出発する。

コラム《架橋》

映画「黒川の女たち」New!!

コラム「架橋」  予約が次々と埋まり、アンコール上映が続いている。松原文枝監督・テレビ朝日製作の表題の作品だ。 1931年9月。帝国主義日本は満鉄線爆破を口実に満州事変を引き起こし、中国への全面的な侵略を開始。傀儡国家「 […]

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「熊嵐」の再来

コラム「架橋」  東京都江戸川区の住宅街で、生活道路をイノシシが走っている光景が目撃された。テレビニュースによれば、何のためらいもなく走り去っていく姿が放映されていた。なんでも棲息地と目される栃木県、茨城県と群馬県にまた […]

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首相、高市の火遊び

コラム「架橋」  11月8日の各紙朝刊は、「高市首相が7日の予算委員会で台湾有事に関し、戦艦を使って、武力行使を伴うものであれば存立危機事態と答弁した」と一斉に報じた。 従来、政府は武力行使ができる存立危機事態に関して「 […]

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「長野市のMウェーブ」

コラム「架橋」  今年のスピードスケートの大会が始まった。私は競技より先に興味を持ったのは、スピードスケートのメッカ長野市のMウェーブ(長野市オリンピック記念アリーナ)をのぞいた時だ。今から13年前、暑い日の午後長野市に […]

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「イワシ雲のそら」

コラム「架橋」  涼しい風が吹きイワシ雲の空ようやく秋と感じる。 永田町では、負け戦の責任巡って「石破おろし」の大合唱。謀議・謀略の果て誕生した高市新政権。思ってもいなかった 「公明離脱」に、大慌てで「下駄の雪大募集」︿ […]

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シニア就職戦線

コラム「架橋」  失業中の友人Aが就職した。彼は高卒後、デザイン専門学校を退学し、同級生の伝手で印刷関連会社を渡り歩いた。やがて外資系広告代理店で頭角を現し、大手経済紙の全面広告を手掛け渡米もした。しかしまさかの倒産で離 […]

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気候危機との闘い

コラム「架橋」  「暑さ寒さも彼岸まで」とは良く言ったものだ。彼岸を過ぎて、ようやく少し酷暑が和らいだ。それにしても、今年の夏の気温は異常だった。6月初めて40℃を超え、海水温が熱帯と同じ。コメの三分の一で実が入っていな […]

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お抱え運転手

コラム「架橋」  私は40歳代に自動車の運転免許を取得した。仕事上どうしても必要だった。車が空いていれば協力会社に出かけ、定年前の数年間は退屈しない日々を過ごした。 転職後、新職場での公用車使用は「事前申込制」である。今 […]

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