11.1 新宿駅南口 辺野古ブルースタンディング行動
辺野古新基地建設を許すな
沖縄出身の若者が訴え
【東京】11月1日午前11時から新宿駅南口で、辺野古ゲート前でのオール沖縄の集会に連帯して 辺野古ブルースタンディング行動を定例で行っている。昨日の雨の天気も回復し、過ごしやすい中での行動であった。道行く外国人も多く、英語バージョンのチラシを受け取ってくれる人も多い。沖縄出身者が立ち止まり、東京の沖縄出身者と話がはずむ場面もあった。さらに、今回は沖縄出身者の若い女性が初参加し発言もしてくれた。
基地をなくすためにいっしょに考えたい
「沖縄の辺野古での基地建設に抗議するために来ている。私は東京在住の大学生だ。米軍のほとんどの基地を沖縄に押し付けることによって、たくさんの事故、米軍による性暴力を沖縄に背負わせているのが東京だ。この行動に参加したのは恥ずかしながら初めてだ。私に言えることはどうしたら沖縄基地をなくすことができるのか、いっしょに考えたい。そして考えるだけでなくて、いっしょに活動したい。私は最近まで行動はしてこなかった。良かったら私に声をかけに来てください。沖縄に基地を押し付けていることについて、調べたり考えたりしてみてください。いっしょに沖縄から基地をなくすためにここに立ちたいです」。
基地も軍隊もいらない
沖縄の男性が「沖縄にはピンクや赤・黄色の花が咲いている。とても良い季節だ。癒しの島が常夏の島だが、吹いている風は冷たい冬の風だ。なぜでしょうか。私たちの命の海ともいうべき大浦湾はいま土砂で埋め立てられようとしている。それに伴って山が削り取られている。この現状を皆さんにも見て欲しい。私たちは基地も軍隊もいらない。平和が欲しいだけだ。すべての人が豊かに、安心して暮らせる島を作り上げていきたい。ちょっと足を止めて、沖縄の現状を考えてほしい」と訴えた。
エイサーの踊りでにぎやかに
次に琉球の盆踊りの時、先祖供養として舞・歌われる「エイサー」が披露された。嘉手納の中の家や畑が基地建設のために潰されてお墓だけが残った。嘉手納基地の中でエイサーが踊られることも紹介された。
日本がイスラエル製のドローンを購入するのに、購入元の企業を批判するスタンディング行動を続ける若者が今回もアピールした。イスラエルのガザへの植民地的攻撃と沖縄での基地建設や自衛隊のミサイル基地化など共通点があると指摘もした。辺野古現地行動とつながる月一回の定例の行動へ、参加しよう。
(M)

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