地球上での移動と居住の自由を! 不法滞在者はいない!
エコロジー破局は、ますます人々の移民や強制移住の原動力となっている。2008年から2016年の間に、年平均2150万人が気候関連の出来事によって移住せざるをえなくなった。その大半は、自国内や近隣の貧困国に移住せざるをえなくなった貧困国の貧しい人々である。気候変動による移民は今後数十年で急増すると予想されており、2050年までに世界で12億人が移住せざるをえなくなる可能性がある。政治亡命希望者とは異なり、「気候難民」にはどんな資格すらない。彼らはエコロジー破局には何の責任も負っていないが、資本主義システムは自らに責任があるにもかかわらず、彼らを迫害・紛争・暴力・人権侵害の結果として2020年に移住を余儀なくされた1億840万人もの人々の列に加えようとしているのだ。こうした人々の基本的権利、つまり、暴力から保護される権利、十分な水と食料を得る権利、安全な家に住む権利、家族の団結を保つ権利、まともな仕事を見つける権利などは絶え間ない攻撃に晒されている。その数(440万人、おそらくはもっと多い)は増え続けており、国連難民高等弁務官事務所(UNHDR)は彼らを無国籍者とみなしている。こうしたこと全てが、最も基本的な正義に反している。それは、移民をスケープゴートにし人間として扱わないファシストを肥大化させる。これはすべての人々の民主的・社会的権利に対する大きな脅威である。国際主義者として、われわれは移民に反対して闘うのではなく、資本を制限する政策のために闘うのである。われわれは、壁の建設、センターへの拘禁、収容所建設、追放、国外退去、レイシストによる言辞に反対する。地球上には不法居住者はいない。どこにでも移動する権利やどの場所からも離れる権利を誰もが持たなければならない。国境は、その理由が社会的・政治的・経済的・環境的のいずれであったとして、自国から逃れるすべての人々に開かれていなければならない。

