生きているものへの注意深い敬意と「パチャママへの愛」にもとづく文化革命を育む
[注:パチャママとは、ケチュア語・アイマラ語で「母なる大地」を意味することばで、アンデスの古い神話にあらわれる代表的な女神のこと]
人間が自然を支配するというイデオロギーとの根本的な決別は、人間と環境を「ケアする」というエコロジー文化とフェミニスト(エコフェミニスト)文化の発展にとって不可欠である。とりわけ生物多様性の擁護は、理性(正しく理解された人間の利益)だけでは成り立たない。共感、尊敬、思慮深さ、そして先住民が「母なる地球への愛」という言葉で要約したような地球規模の発想が必要なのである。このグローバルな概念を維持し、再獲得すること-とりわけ、闘争、芸術的創造、教育、生産・消費のオルタナティブを通じて-は、エコ社会主義的闘争における主要なイデオロギー的課題である。現代の欧米は、人間は神聖な生き物であり、その使命は自然を支配し、動物を機械のような地位におとしめ、道具にすることだという考えを体系化してきた。この非物質主義的観念は、植民地支配や家父長制支配と密接に結びついていたが、今日では科学的知識によって完全に否定されている。われわれは生きている地球の一部である。人間は、この惑星上の生命のネットワークがなければ生きていられないのである。

