リニア中央新幹線・浜岡原発再稼働反対！
いのちと暮らしを守る県政を！

　【静岡】静岡県の川勝平太知事が4期目の途中で辞職することにともなう県知事選挙が、５月９日に告示された。過去最多となる新人６人が立候補の届け出を行い５月25日まで17日間の選挙戦が始まった。
　選挙戦は元浜松市長の鈴木康友氏（立憲、国民推薦、県議会ふじの国県民クラブ、連合静岡推薦）、元副知事の大村慎一氏（自民推薦）の二人の闘いが焦点となるが、共産党県委員長の森大介氏がどこまで票を伸ばせるかも注目されている。選挙戦の争点とされるのはリニア中央新幹線、浜松地区の新球場、人口減、経済対策など。
　共産党の森候補は唯一、リニア中央新幹線整備と浜岡原発再稼働反対の立場を鮮明にし、政策として小中学校の給食費の無償化や浜松球場建設を止めて子育て支援にお金を！、命と暮らしを守る県政への転換を訴えている。
　立憲民主県議が党推薦候補ではなく自民推薦大村候補を応援。
　５月１日の静岡県共闘や中部地区労などが主催する中部地区メーデーに政党あいさつに登壇した立憲民主党県議（自治労出身）が党が推薦する元浜松市長の鈴木康友氏ではなく元副知事の大村慎一候補を応援することを表明、会場からは失笑と共産党に投票しろ！とのヤジが飛ぶ一幕があった。リニア推進、原発再稼働を進める自民党が推す候補を応援するというのだから呆れた話だ。
（ＳＭ）

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