読書ガイド『エコ社会主義革命宣言』を読む その7
第6章 資本主義との決別に踏みだそう
この読書ガイドも今回で最終回となります。最後の章である第6章では、資本主義システムと決別して、エコ社会主義を実現させるためには、地域や労働現場での新しい社会の形を「先取り」する試み」とともに、「新しい権力」を打ち立てる必要があることを述べています。第6章の要約は以下のとおりです。
今、エコ社会主義の動きをリードしているのは、これまでの社会で脇に追いやられてきた人々です。若者、女性、先住民、農民、人種差別を受けている人々は、環境破壊や差別の被害を最もダイレクトに受けているからこそ、システムの嘘を見抜き、自ら立ち上がっています。差別や環境問題と戦うことは、利益のために命を削る資本主義への真っ向からの反撃、つまり現代の階級闘争そのものです。
「環境を守ると仕事がなくなる」という不安は、資本家が広めた嘘です。現場の危険を一番よく知る労働者が、自分の健康と地球を守るために「何を作るべきか」を監視し、ストライキなどで経営者にNOを突きつけることが重要です。政治家が口にする言葉だけの環境対策ではなく、雇用と所得を保障した上での産業の作り替えを自分たちで計画します。
デモだけでなく、自分たちの手で新しい社会の形を「先取り」して作ってみる試みが世界中で始まっています。たとえば、ストライキ委員会、共同食堂、修理工房、種子バンクなど、資本主義に頼らない自主管理(助け合い)の場が作られています。
これらの小さな実験を広げ、最終的には地球を壊す国家や多国籍企業の支配を終わらせ、自分たちで民主的に社会を運営する「新しい権力」を打ち立てる必要があります。
この宣言が伝えたかったのは、「未来はまだ決まっていない」ということです。どんなに状況が絶望的に見えても、私たちが「もう資本主義はごめんだ」と団結して行動すれば、世界を救う羅針盤(エコ社会主義)を手に、新しい歴史を始めることができるのです。
「新しい権力」を打ち立てることはまさに「革命」そのものです。その主体は私たちです。そして、その「新しい権力」が実現させようとするのがエコ社会主義社会です。
ここまで『エコ社会主義革命宣言』を各章ごとに要約して、そのポイントを明らかにしてきました。次はぜひ『宣言』の全文を通して読んでいきましょう。その上で、何か質問なり、意見なりがありましたら、ぜひお寄せください。この『宣言』は決して完成されたものではなく、読者の皆さんと一緒にさらにブラッシュアップしていくものだからです。
(おわり)
■『エコ社会主義革命宣言』パンフレットの購入を新時代社に申し込まれる場合、送料込みで1冊600円、2〜4冊購入の場合は1冊300円と送料430円、5冊以上は1冊300円で送料無料となります。
以下の口座に『宣言』パンフ希望と明記して、送金いただければ、すぐにお手元に届けます。
(新時代社 郵便振替 00860=4=156009)
THE YOUTH FRONT(青年戦線)
・購読料 1部400円+郵送料
・申込先 新時代社 東京都渋谷区初台1-50-4-103
TEL 03-3372-9401/FAX 03-3372-9402
振替口座 00290─6─64430 青年戦線代と明記してください。


