投書:「3・18イスラエル大使館前超緊急抗議」に参加した

 ツイッター(エックス)に、「本日夕方!戦犯ネタニヤフは空爆をやめろ あらゆるジェノサイドを中止しろ イスラエル大使館超緊急抗議 3月18日(火)19時~19時半 イスラエル大使館そば(麴町駅5・6番出口) 呼びかけ NAJAT」というのがのっていた。
 とちゅうから小雨がふったりやんだりの天気の中で65人ほど(杉原浩司さんのツイッター〈エックス〉による)が声をあげた。「抗議行動」は20時すぎまで続いたが、いつ終わるのか良くわからなかったので途中で帰ってきた。
 「抗議行動」中、私は何人かの参加者に意見をきいてみた。
 「停戦合意がやぶられたので、いてもたってもいられずきた。こんなに警察がいることにびっくりした。平和をうったえるデモが危険なはずないのに、あたかも危険であるかのように警察が印象を操作していると感じる」。
 「停戦の途中で攻撃がおきていて、それをはやく終わらせたい。そのためにきている」。
「停戦をはやくまもって植民地支配をやめてほしい」。
 「これいじょう虐殺をしないで。人間性を放棄しないでください」。 「シオニズム国家イスラエルがやっていることは植民地支配と虐殺以外のなにものでもない。日本でいうなら原爆をおとされたヒロシマにさらにたたみかけて大規模な空爆をしているようなものだ。日本は侵略したけど、パレスチナは侵略されるいっぽうだ。やっていることが人間のすることじゃない。日本政府はいつまでだまっているのか。日本はテロリスト国家のイスラエルやアメリカになぜだまっているのか。日本独自の外交は沈黙することじゃない。虐殺をやめろと非難することだ。植民地支配をゆるせばあすはわがみだ」。
 「きのう170人ぐらい殺された。停戦なんて名ばかりだ。人が殺されているということが日常的なできごとになっていて何もかんじないのはおかしいと思う」。何人かの参加者は、そう語っていた。
 なお、杉原浩司さんにもきいたら、杉原浩司さんは「アメリカやドイツなどでは、虐殺に抗議することによって政府に暴力的に弾圧されたり逮捕されたりしている。そういうきびしい状況の中で、日本で抗議することはまだじゅうぶん可能なので、もっと大きな声をあげたい」と語っていた。
 さらに、「抗議行動」で「警察が、入国したら逮捕しなければならない首相(ネタニヤフ容疑者)のいる国の大使館を守り、市民を弾圧するのは許されない。トランプは大虐殺を許可し、AIでパレスチナに連帯する学生を弾圧している。何が日米同盟だ。石破首相や大臣、国会議員はイスラエル大使館を訪れ、強く抗議すべきだ」(レイバーネット日本)と発言した(1部記号を省略した)。
 杉原浩司さんは「ジェノサイドが一気に激化する恐れが高いです。現場や各地での抗議行動や街頭でのアピールなどに加えて、1000人、いや1万人がFAXやメール、電話で抗議すれば必ず力になります。嘆くだけでなく、怒るだけでなく、それを具体的な形にしていきましょう!!!」と述べている。
 ◆「イスラエルに空爆(虐殺)をただちにやめるよう強い働きかけを!」「駐日イスラエル大使を呼び出し、厳重に抗議を!」などのFAXを大至急送ってください!石破首相 国会事務所 FAX03─3502─5174 岩屋外相 国会事務所 FAX03─3509─7610 林芳正官房長官 FAX03─3508─3050
 ◆イスラエル大使館に猛抗議を! TEL03─3264─0911 FAX03─3264─0791(レイバーネット日本)

(2025年3月21日)

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