資料 辺野古での船舶転覆事故を受けての声明

― 安全対策の徹底と平和学習の継続、そして未来の民主主義を守るために ―

辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議

みなさまへ

 当会議は、5月7日以降、民意に反して続けられている新基地建設に対して、哀悼の意を示しながら、陸上において従前の抗議活動を再開します。
 ご理解を賜りますようよろしくお願い致します。

 2026年3月16日、辺野古の海で平和学習を行っていた高校生の皆さんが乗船していた船が転覆し、生徒1名と船長1名の尊い命が失われるという痛ましい船舶転覆事故が発生しました。亡くなられた方々とご遺族の深い悲しみ、恐怖を体験し怪我を負った生徒の皆さん、保護者、学校関係者の心の傷を思うと、胸が締めつけられます。心より哀悼の意を表します。
 本事故を受け、当会議は、平和学習の場における安全管理の重要性を改めて重く受け止めております。現在、関係機関による事実解明が進められておりますが、私たちは、その調査を注視し、ヘリ基地反対協議会と共に、徹底した原因究明と抜本的な安全対策の構築を強く進めてまいります。
 一方で、この事故を機に、一部で平和学習そのものの価値を否定したり、思想への介入を是とするような動きが見られることについては、民主主義の観点から深く懸念しております。現場の状況を学び、社会の矛盾を自ら考える平和学習は、沖縄の未来、そして日本の民主主義にとって不可欠な教育の場です。私たちは、事故の教訓を風化させることなく、安全が担保された形での学びの継続を支持します。
 私たちは、事実に基づかない風評に左右されることなく、2026年5月7日以降、民意に反して新基地建設が続けられているため、引き続き哀悼の意を示しながら、陸上において従前の抗議活動に戻していきます。抗議の場では喪章を着用し、月命日には黙とうを捧げ、亡くなられた方々への思いを胸に刻みながら、安全を最優先に活動を続けてまいります。未来のために歩みを止めることなく声を上げ続ける姿勢こそが、私たちの責務であると考えます。
2026年4月30日

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