5.1第97回愛知県中央メーデー
物価高を上回る賃上げと
最低賃金一律1800円を!
【愛知】5月1日午前、名古屋市の久屋大通公園内にあるテレビ塔のふもとの芝生広場で「第97回愛知県中央メーデー」が開催され県内から250団体800名の労働者市民が参加して成功した。この日は終始、雨が降りしきる中でのメーデーだったが高市政権への怒りと大幅賃上げに向けて闘う意欲にみちた熱気あふれる集会としてかちとられた。
大幅賃上げと9条改憲阻止
まず議長団が選出され、役員と団体の代表が紹介された。来賓政党からのあいさつでは日本共産党、社会民主党、新社会党、緑の党の代表が連帯のあいさつを行った。また、れいわ新鮮組、愛知県知事の大村秀章さんからのメッセージも紹介された。開会のあいさつでは愛労連議長の西尾美沙子さんが行い、物価高に賃金が追い付いていない現状を批判し、「今すぐ最低賃金一律1800円を実現し、誰もが人間らしく暮らせる賃金底上げをかちとりましょう」と訴えた。自由法曹団の代表は「平和なくして労働運動なし」と述べ9条改悪を許さない闘いの重要さと同時に9条があったからこそ今まで日米安保同盟があったにも関わらずアメリカの戦争にまきこまれずに済んだことを述べた。また「普通の人」を監視・弾圧するための国家情報局の設置、スパイを養成・管理を行うための対外情報庁法案の上程が目論まれていることを厳しく批判し、スパイ防止法の制定を絶対に許してはならないと語気を強めて発言した。
ストライキでベースアップを実現したケア労働者の報告
各労働組合からの報告では今年の春闘をストライキで闘い、賃上げを勝ち取った準看護師労働者の報告が注目された。ストライキには若い組合員も参加し、医療は2000円、介護は5000円のベースアップを勝ち取ったことを生き生きと報告した。10数年ぶりのベースアップだという。 さらに「賃上げは勝ち取ったが他産業では賃上げがあっても格差が埋まらない。医療の現場では人手不足で患者さんのナースコールにどう対応するかが困難になっている一つ一つの判断が患者さんの命にかかわるもので過去にあった事故に対して後悔の念が頭から離れない」と深刻な状況を報告し「人手不足をITやDXで補おうとしても人へのケアは人にしかできません。専門職にふさわしい賃金とやりがいのある職場にするためにこれからも声を挙げます。医療介護なくして人々の生活は成り立たない。ケア労働者が働き続けられる賃金を実現しよう!」と決意を述べた。
6か所の地域メーデーに1000名
続いてデコレーションコンクール審査結果発表とメーデー宣言案が万場の拍手で採択された。最後に音楽に合わせた独自のリズムでコールが挙げられた。
この日は名古屋の他、東三河地区、安城・西三河地区、尾張東地区と中部地区、尾北地区、一宮地方の6か所でメーデーが行われ全部で1000名の労働者市民が参加し、名古屋と合わせて合計1800名の参加で勝ち取られたことが報告された。なお、デモ行進は雨のために中止となったが熱気あふれるメーデーだった。(越中)
週刊かけはし
《開封》1部:3ヶ月5,064円、6ヶ月 10,128円 ※3部以上は送料当社負担
《密封》1部:3ヶ月6,088円
《手渡》1部:1ヶ月 1,520円、3ヶ月 4,560円
《購読料・新時代社直送》
振替口座 00860-4-156009 新時代社


