5・24米軍Xバンドレーダー基地撤去、京丹後現地集会
繰り返される騒音被害、住民無視の日米共同訓練
京丹後での日米共同訓練をやめろ、
レーダー基地の発電機を止めろ
【大阪】5月24日、丹後半島経ケ岬の米軍基地ゲート前広場で、「Xバンドレーダー基地反対・近畿連絡会」主催で、基地撤去を求める集会が70人の参加で行われた。
環境・人権破壊の軍事基地反対
レーダー基地が建設されてから11年、当初、住民との間でなされた約束はことごとく反故にされ、米軍と自衛隊の住民を無視した横暴な行動が顕著になってきている。
レーダーを稼働させる発電機は周辺住民に多大な騒音被害をもたらしてきた。住民の抗議により、米軍は緊急時以外、騒音の出ない商用電力を使用すると約束せざるを得なかった。しかし、米軍はその後も訓練、メンテナンス等を理由に、事前連絡なしに昼夜を問わない連続運転を繰り返している。
京丹後・宇川地区での日米共同訓練も頻繁に実施され、その際、自衛隊は旧宇川中学校を宿舎として利用している。旧宇川中学校は京丹後市の基地対策室になっているが、自衛隊はそうした市の施設を兵営として利用し、門衛を立て、対策室を訪れた市民に用件を問う等、チェックを繰り返していたのである。
そして、Xバンドレーダー基地のフェンスの一部が基地の敷地外にはみ出していた問題がある。近畿中部防衛局と米軍はこの事実を25年1月には把握していたが、米軍がこの事実を認め、防衛局が京丹後市へ報告謝罪したのは、1年以上たった今年4月だった。これらの事実は米軍の横暴な態度と、それに追随する自衛隊の姿勢をいみじくも示しているのだろう。
デモの隊列に手を振る住民も
主催者あいさつの後、現地報告に立った京丹後市議の永井友昭さんは、「自衛隊員による門前チェックの法的根拠を市議会で追及したが、市は法的根拠がないことを認めざるを得なかった」と、まず報告した。
そして、レーダー基地の発電機が今年はすでに60日も稼働しており、運転が日常化していることや、米軍基地のフェンスの越境問題を厳しく糾弾した。
「米軍基地建設を憂う宇川有志の会」代表の増田光夫さんは「今年88歳になった」と自己紹介した後、京丹後市の市庁舎がある峰山町で「一昨年から戦争反対、9条守れのスタンデングを行っている」と報告した。
次いで、「昨年の10月、京都府精華町であった祝園弾薬庫建設反対集会に、米軍基地反対丹後連絡会はバス1台で参加したが、5月31日の舞鶴でのヒューマンチェーンにはバス2台、100人以上で参加する予定だ」と発言すると、集会参加者から大きな拍手と歓声が上がった。
続いて、「京都・祝園ミサイル弾薬庫問題を考える住民ネットワーク」、滋賀県からの参加者、「関西共同行動」の発言を受けデモ行進に移った。
デモは袖志(そでし)地区をから、米軍基地と自衛隊基地の門前を通り、尾和(おわ)地区に至るコース。庭先からデモの隊列に手を振ってくれる人も何人かいた。実は基地建設の当初はデモの隊列に手を振ってくれる人もいたのだが、最近はほとんど見かけることはなかった。深刻化を増す騒音問題や急速に進む軍拡と憲法改悪の動きに対する危機意識なのだろう。 (山三)

戦争のためのXバンド基地はいらない(5.24丹後半島経ケ岬)

「Xバンドレーダー基地は撤去だ」とアピールデモ(5.24)
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