殉難者の日78周年記念セレモニー

在日ミャンマー大使館前で

 【東京】7月19日午後3時から4時半まで、東京・品川の在日ミャンマー大使館前で、「殉難者の日78周年記念セレモニー」が在日ミャンマー人によって行われた。
 在日ミャンマーコミュニティは、今週土曜日(19日)、東京・品川の在日ミャンマー大使館前で、78回目となる「殉難者の日」の記念セレモニーと併せて、クーデタ軍への抗議デモも実施された。
 1947年7月19日、ミャンマー(ビルマ)独立のために闘ってきたアウンサン将軍は、独立の実現(1948年1月)を目前にしながら、6人の仲間とともに暗殺された。ミャンマーの人たちは、この日を「殉難者の日:(アザーニ・ネッ)」と呼んでおり、「殉難者の日を忘れるな」という合言葉とともに、亡くなったアウンサン将軍と仲間への敬意を表し、ミャンマーの自由や平和、民主主義を求めるセレモニー、デモなどを行ってきた。
 ミャンマー大使館前では殉難者に対して追悼する献花が行われ、参加した仲間による追悼の言葉で、軍政打倒への誓いの言葉が述べられた。
 熊澤新さんが連帯のあいさつをした。熊澤さんは戦後のミャンマーの軍政との闘いの歴史を振り返り、「何度も何度も自由や民主主義が侵されるようなことが起こってきた。その度に、ミャンマーの人々はまた新たに勇気を振り絞り、平和を求めて闘ってきた。この9人の方々だけでなく、たくさんのミャンマー人が犠牲になった。ミャンマーの人たちの闘いをこれからも支援していきたい。必ず革命は勝つ。自由・人権が回復し、ミャンマーがまともな国になったら、またミャンマーに遊びに行き皆さんにお会いしたい」とあいさつを結んだ。
 続いて、日本人の参加した若い女性たちも連帯のあいさつをした。
 「9人だけでなく、民主主義を求めて闘い多くの人々が亡くなっている。そんなに長く関わっていないが、本当にすごいことだと思っている。いま日本でも、平和だとか民主主義が壊されようとしている。だから、ミャンマーのことと日本のいまの政治のことが重なって見えている。日本に住むミャンマーの方たちも安心して暮らせるように、私はミャンマーの民主化活動を応援しながら、日本の民主主義も守っていけるように運動したい。ミャンマーの皆さんと私たちも命を守るためにがんばっていきたい」。
 最後に、ミャンマー大使館に対して抗議のシュプレヒコールをあげて行動を終えた。

ミャンマー連帯の闘いを

 2021年2月1日、軍部による軍事クーデターにより、ヤンゴンをはじめ大都市において大規模な抗議行動が繰り広げられた。いったん、軍部の弾圧により押さえこまれたが、民主派は少数民族とも協力しながら「民主統一政府」を組織して、「自主的な軍隊」も組織した。
 最近では東部・北部・西部の少数民族が影響力を持つ地域で、軍政の支配を打ち破る前進があり、軍部との激戦が続いている。軍政はこの秋にも「総選挙」を実施すると悪あがきをしている。経済の悪化、支配地域の縮小などをロシアや中国への支援でしのごうとしているが、ASEAN諸国は軍政の廃止、民主化のプロセスに戻るように迫っている。
 日本は軍事クーデターに対して、厳しく対応するのでなく、一貫して「ミャンマー軍政」と良好な関係を維持している。日本の責任も大きい。ミャンマーの人々の闘いに連帯しよう。      (M)

「『殉難者の日』を忘れない!」と訴える(7.19)

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