4・28「屈辱の日」緊急抗議スタンディング

繰り返される在沖米兵に
よる性暴力に抗議します

 【東京】4月28日午後6時からJR新宿駅南口で、「4・28『屈辱の日』緊急抗議スタンディング 繰り返される在沖米兵による性暴力に抗議します!」が呼びかけ:ふぇみん婦人民主クラブ、アクティブミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)、アジア女性資料センターによって行われた。降り続く雨のなか、30人ほどが訴えを行った。

またも無視された

 4月23日、またも在沖米軍兵士による2件の女性への性暴力事件が明らかになった。書類送検は7日だったといい、今回も速やかに公表されることはなく、昨年の事件発覚で沖縄内外の女性たちの大きな抗議行動はまたも無視された。
 米軍側は「沖縄との信頼関係を損ねないようにできる限りのことはやり尽くす」と言ったが、これまでの口先だけの対応を思い起こすと、全く信用できない。何度も繰り返され、そのたびに心も身も引き裂かれる思いを抱えるのは被害者だ。
 4月24日に那覇で抗議のデモがあり、4月27日には東京・原宿で抗議行動があった。沖縄だけではない、たくさんの人が怒っている、その輪を広げたい、抗議の声をあげたい!私たちも緊急スタンディングを呼びかけることにした。
 4月28日は、サンフランシスコ条約が発効し、日本の独立と引き替えに沖縄・奄美や小笠原が米施政下に置かれ日本から切り離された日。沖縄ではこの日を「屈辱の日」とよぶ。米軍が上陸してから80年、米軍による犯罪と性暴力は繰り返されてきた。

 もうごめんだ!ともに抗議の声をあげよう

 参加した女性の発言。
 「4月23日に、在沖米兵による性暴力事件が起きた。怒り心頭だ。私たちは去年の6月に発覚した同じような性暴力事件について、緊急に抗議行動を行った。また事件が起きてしまった。緊急で抗議行動を行うことにした。沖縄の女性団体から、4月24日にフラワーデモと言って、性暴力に抗議するデモを行った。その時に緊急の声明を出している。それを紹介する」。
 「基地軍隊を許さない行動する女たちの会」。在沖米海兵隊による相次ぐ女性への性暴力事件と傷害事件に関する「抗議声明」。
 要求事項。日米両政府は被害者に謝罪し、被害者の意向に沿った補償および心のケア―を行うこと。すみやかに米兵の身柄を日本側に引き渡すこと。日米両政府は沖縄の基地問題、米軍部・軍属等の犯罪根絶のため実効性のある対応を行い、公表すること。日米地位協定の抜本的改定を行うこと。普天間飛行場はもとよりすべての在沖米軍基地を撤去し、沖縄県内に新たな米軍基地は作らないこと、を要求する。
 
なかったことにしないために

 別の女性の発言。  「80年前4月28日は、沖縄戦は最も激しく苛烈に行われていた。雨の中、ぬかるみの中、たくさんの女性たち子どもたちなどが逃げまどっていた。1945年に沖縄でどのように米兵による性暴力がなされていたのか、本当に氷山の一角が分かるだけだがそれを読み上げながら、この場に立ちたい」。
 「米軍上陸間もない頃、数人の米兵が集落にやってきた。私たち二人はボートで連れ出され、輪かんされそのまま放置された(慶良間諸島)。米軍上陸間もない頃、強かんされそうになった私を守ろうと立ち向かった夫が射殺された。米軍上陸間もない頃、避難民の中から女性たち数人が米兵に拉致された(本部村)。米軍上陸間もない頃、シビリアンと言われていたアメリカ人に強かんされた(本部村)。4月11日、私は民家で海軍兵士が女性を強かんし、殺しているのを目撃した。5月か6月頃、芋ほりから帰って来た住民の列から17~8歳の女性3人が米兵に拉致され、2時間ほど経って泣きながら帰って来るのを見た。そのうち一人は翌年出産した(宜野座村)。6月5日、赤ちゃんを抱いていた私を米兵が強かんしようとしたが人が来たおかげで助かった(本島北部)」。
 「どれだけ女性たちが被害にあったかは分からない。激戦の中で、強かんをされたり、あるいは日本軍の慰安婦にされ、爆撃や戦争の中で逃げまどっていた沖縄や朝鮮や台湾や日本の女性たちがどのような最後をたどったのか、それも記録に残っていない。しかし、記録に残っていないということはなかったことではない」。
 「今日紹介したのはなかったことにしないために、沖縄の基地・軍隊を許さない、行動する女たちの会があらゆる入手可能な記録を調べて、まとめたものだ。その女性への性犯罪年表、それを紹介したのが事件の記録だ」。
 「2023年、行動する女たちの会は第13版として、さらにまとめた。新たに18点記録が確認された。米兵による性犯罪をなくしていくためには沖縄から米軍基地をなくしていく、それしかない」。
        (М)

緊急抗議スタンディング(4.28新宿)

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