戦争とめよう!4.19大阪集会
舞鶴にも祝園にもミサイルはいらない
【大阪】4月19(日)14時から、大阪市立住まい情報センターホールで「戦争とめよう4・19大阪集会」が230名の参加で行われた。集会は実行委員会方式で行われ、「大阪総がかり行動実行委員会」「京都祝園(ほうその)ミサイル弾薬庫問題を考える住民ネットワーク」「戦争止めよう!沖縄・西日本ネットワーク」が協賛した。
関西でも急速に進む戦争準備体制
沖縄・九州のみならず、関西でも急速に敵基地攻撃能力=戦争準備体制が進められてきた。海自舞鶴基地の大幅な機能強化、祝園での14棟の弾薬庫の増設、神戸港の海自阪神基地隊、海上輸送部隊の増強、米軍のXバンドレーダー基地がある丹後半島で日常化する日米共同訓練等々である。
この間、「憲法を生かす平和のための舞鶴ネットワーク」等の呼びかけで、5月31日(日)に海上自衛隊舞鶴基地周辺で、トマホーク配備に反対して三千から五千人でヒューマンチェーンを行うことが提案され、「5・31Peace Action in舞鶴実行委員会」が結成された。今日の集会はその前段の大阪集会でもあった。
帝国主義時代の再来と右翼の暴走への危惧
講演は小西誠さん。小西さんは最初に「イラン戦争が勃発し、世界は古典的帝国主義の時代に回帰してきたのではないか」と述べ、「高市首相は日米首脳会談の際、掃海艇派遣を密約してきたと思う。本当は海上自衛隊の本体を出したかったが、今井補佐官や海上自衛隊の首脳等が強く反対したための妥協だろう」と続けた。
そして、現役自衛官の中国大使館侵入事件に触れ、「これはテロ未遂事件だが、高市首相は謝罪もしない、発言もしない」「自衛隊のテロ対策部隊、特殊作戦群の群長だった元自衛官が、現職自衛官や退職自衛官を集め熊野山中で武装訓練を行っている。彼らが暴走することはないのか、三無事件(1961年12月に発覚したクーデター未遂事件)や三島事件を思わせる」と、自衛隊員や右翼の暴走を危惧した。
進む軍備大増強と自衛隊の皇軍化
次に小西さんは「ミサイル部隊配備の重点が九州へと移り、ミサイル部隊の指揮統制拠点として、九州の由布院に第二特化団が編成された」「現在、ミサイル部隊は一個中隊規模=30発だが、一個連隊=200発以上の規模に拡大されると思う。長射程ミサイルの配備も始まっている」と、ミサイル部隊の強化、拡充に言及した。「いずも型護衛艦を空母へ改装し、アメリカの空母や海兵隊の強襲揚陸艦と連携することで中国に対抗し、西太平洋における制海権を確保しょうとしている。そのために、護衛艦隊群を再編成して機動艦隊とし、舞鶴、横須賀、呉をその拠点基地にする。また、全国137か所の空港・港湾を特定重要拠点と指定し、軍民の共用化を進めている」と、現在の自衛隊の状況を分析した。
最後に小西さんは元海上自衛隊の海将が靖国神社の宮司に就任し、自衛隊幹部、防衛大学校の学生等の靖国神社への参拝が相次いでいることに触れ、「自衛官が戦死したら靖国神社に祭ってほしいとの発言も公然となされている」と指摘し、大軍拡=戦争準備体制下で進む自衛隊の旧日本軍化、皇軍化を厳しく批判して講演を終えた。
大増強される海上自衛隊舞鶴基地
特別報告は「憲法・平和舞鶴ネット」事務局長の名取哲夫さん。名取さんは「現在、イージス艦2隻へのトマホーク配備等、舞鶴基地の出撃基地化のための機能強化が進められている」と指摘し、総監部庁舎の地下化を含む22か所の大改造工事が行われていること、また4棟の弾薬庫が増設されること、白浜弾薬庫内の米国オンリーエリアにはトマホークの整備場が増設されることなどを報告した。
次に、「京都・祝園ミサイル弾薬庫問題を考える住民ネットワーク」、「神戸港の軍事利用に反対する会」、「Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会」からの報告があり、最後に、祝園弾薬庫から10キロ圏内になる大阪府交野(かたの)市の「交野憲法とくらしを考える会」の仲間から、5月31日の舞鶴でのヒューマンチェーンへの参加呼びかけで集会を締めくくった。 (山三)

許すな戦争準備体制!全国でスクラムを強化していこう(4.19)
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