市民と野党の共同アクション4・5ペンライ集会
NO WAR YES 9条
東京・池袋駅西口に6千人
【東京】4月5日午後6時半から、東京・池袋駅西口で開催された「NO WAR YES 9条 市民と野党の共同アクション 4・5ペンライト集会」が、市民連合主催で開かれ、駅前を埋め尽くす6000人が集まった。
佐々木ひろし共同代表の開会の発言
戦争は常に支配層ではなく、一般市民の生活や生命を破壊する。トランプ大統領はこれからのさらなる攻撃で、イランを石器時代に戻すと言った。広島と長崎に原爆を落とし、ベトナム戦争で空爆を指揮した軍人の言葉だ。イスラエル軍と米軍の攻撃によってイランで約二千人が亡くなっている。小学校や民間施設、生活インフラも破壊され、中東の子どもたちだけで、すでに350人が犠牲になっている。
この戦争には何の大義もない。アメリカは必ず戦争に敗北するだろう。化石燃料に依存し、そのほとんどを中東に依存する私たちの社会はガソリンだけでなく、一夜のうちに医療・食料などの危機を迎えるようになるだろう。
日本政府はトランプを世界中に繁栄をもたらすとおせじを言うだけで、中国にけんかを売り、敵基地攻撃能力を整備し、平和憲法を改悪しようとしている。
新しい平和政策、沖縄や周辺地域を犠牲にしない安全保障政策、それを編み出さなければいけない。
戦争にあがらう行動は今日も全国で220カ所で行われている。世界の人びとと手を取り合って、戦争反対を。
市民運動の仲間が次々と発言
フェミブリッジは市民連合の女性たちが立ち上げたジェンダー平等をめざす女性たちの全国ネット。フェミブリッジの中尾さん。
「戦争の作り方という絵本」を紹介しながら、「スパイ防止法、戦争をさせない国をつくっていこう」と話した。
ピースボートの川崎さん。
「イラン、ウクライナなど戦争が続いている。このままいけば第三次世界大戦が起きてしまう。これを何としても止めなければいけない。第二次世界大戦が終わった時に、もう戦争はしないと作ったのが、国連憲章と日本国の平和憲法だ。戦争をしているほとんどは核兵器を持っている国だ。核兵器は抑止力にならない。核兵器の廃絶を」。
全国一般東京南部、組合委員長の中島さん。
「労働組合に入っている人は16%ぐらいで、そのうちほとんどが大企業と公務員だ。中小企業は企業全体の9割もあるのに、そこで労組に入っている人はほとんどいない」。
「高市さんは自民党の総裁になる時に、働いて働いてまいりますと言った。首相になった途端に、裁量労働制の見直しをすると言った。労働時間を際限なく、拡げていく法案を提出するという。戦争を止めるには中小企業・非正規・女たちが力を合わせて、よりよい働き方・生活できる賃金を求めなければだめだ。自分たちの組合は戦争をしない、させない、向かわせないという組合方針を70年間、守り続けている。職場に帰って組合をつくろう」。
法律家六団体連絡会の代表で弁護士の大江さん。
「高市首相は憲法に自衛隊を明記する改憲を実現すると意気込んでいる。国会の議論は市民とあまりにもかけ離れている。誰も戦争を望んでいない。憲法が禁じている自衛隊はまぎれもない戦力で、国際的にも第三位の戦力だ。自衛隊が憲法に明記されれば、憲法全体の構造が崩れる。発言する自由も奪われていく」。
立憲野党、地域政党からの訴え
社会民主党党首・福島みずほさん(参議院議員)、みどりの党共同代表の漢人あきこさん(都議会議員)、新社会党委員長・岡崎ひろみさん、東京生活者ネットワークの共同代表・岩永やす代さん(都議会議員)、中道改革連合・吉田はるみさん(前衆議院議員)、れいわ新選組副幹事長・高井たかしさん(前衆議院議員)、日本共産党委員長・田村智子さん(衆議院議員)がそれぞれあいさつした。なお、れいわ新選組がこうした共同演説会に参加したのは久々のこと。みどりの党や生活者ネットなどの発言もいつものことではなく、今回これだけたくさんの政党からの発言は初めてであった。共闘の力が必要なことを明らかにした。
当選した清瀬市長の喜びの報告
原田ひろみ清瀬市長が発言した。3月の市長選で勝利した原田さんは無所属で立候補し、共産党の党籍を維持したままであるという。
図書館の6が3に減らされる統廃合・閉鎖の問題で、市民の声を聞かずに閉鎖を決めた前市長に対して、市民たちが存続を求める運動を起こした。その先頭にたったのが原田さんだった。
「どうして閉鎖を決めるのか、市民の声を聞かないのかと悲しみや怒りの声が沸き起こる選挙戦だった。住民自治・民主主義を求める運動が起きた。図書館問題だけではなく、公共の役割が投げ捨てられている。いま、憲法改悪の危機にある。平和のうちに生きる権利を子どもたちにちゃんと保障していく。大人の責任を市長として果たしていきたい」と原田さんは報告した。
市民連合共同代表の菱山南帆子さんが原田さんの選挙を応援し、市民の力を実感したこと、韓国のユン・ソギル大統領打倒のペンライト「革命」運動を紹介し、民衆の力こそが政治を変えられる、池袋や国会前行動の盛り上がりを次の大きな運動につなげよう、5月3日の憲法集会への参加を訴え、コールで締めた。
(М)

市民と野党・地域政党とともに街頭アピール(4.5
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