富士にも、熊本にも、ミサイルやめて!3・31防衛省前抗議アクション

戦後初の敵基地攻撃兵器の配備に反対する!
長射程ミサイル配備は、憲法違反だ!

私たちは、加害者にも被害者にもなりたくない!

 【東京】3月31日・火曜日、18時30分ごろ~19時30分ごろにかけて、防衛省正門前において、「富士にも、熊本にも、ミサイルやめて!防衛省前抗議アクション」がおこなわれ、約60人が参加した。
 呼びかけは、「武器取引反対ネットワーク(NAJAT)」「STOP大軍拡アクション」「平和を求め軍拡を許さない女たちの会・熊本」ほかの合計14団体(3月27日現在)だ。

すでに機材は、搬入されていた

 杉原浩司さん(武器取引反対ネットワーク〈NAJAT〉)は、「きょう、熊本の健軍駐屯地に25式(にいごしき)地対艦誘導弾が、富士駐屯地に25式高速滑空弾が配備された。ただ実態は、すでに機材なども搬入していて、事実上きょう(31日)は、実際に運用する部隊にそれらを移すというもののようだ。自衛隊は終了した。専守防衛ももう終わりだ。富士駐屯地前で抗議行動がおこなわれている。30日には、軍事費についての防衛省交渉が議員会館でおこなわれた。その報告をお願いしたい」と発言した。

フェリーの定期便まで使うという図々しいやり方

 木元茂夫さん(「すべての基地に『NO!』を・ファイト神奈川」「大軍拡と基地強化にNO!アクション2025」)は、次のように報告した。「防衛省交渉は、30人ちょっとの参加できのうやった。3月の9日に、富士駐屯地から熊本の健軍駐屯地に、ミサイルの発射機とか車両を運び込んだ時に、自衛隊はなんと、横須賀から横須賀基地ではなくて、隣にある民間の港(横須賀新港)から12式(ひとにいしき)をフェリーの定期便に乗っけたわけだ。定期便なので、一般の乗客も車両も乗っけるわけだ。そういうものにまぎれてミサイルを乗っけると、これはジュネーブ条約に定めた軍民分離の原則に違反するではないか、と問いただした。防衛省は、ジュネーブ条約は紛争時に関するもので、今回のケースはそれには抵触しない、という開き直りの答弁をおこなった。最初は、防衛省が年間で借り上げているフェリー(PFI船舶)で運んでた。ところが、だんだんフェリーの定期便まで使うという図々しいやり方に移ってきている。繰り返しおかしいと言い続けていきたい」。

住民説明会をやる予定はないと開き直りの答弁

 「2番目に、熊本の健軍駐屯地で住民説明会はやらないのはなぜかというのを問いただした。3月17日に、搬入した車両の展示説明会がおこなわれた。その場で、はっきりマスコミのインタビューに対して、県知事と市長が住民説明会を求めると答えたわけだ。防衛省は、それがあったにもかかわらず、今のところ住民説明会をやる予定はないと、これもまた開き直りの答弁をおこなった。本当に許しがたい」。
 「そのほか、イージス艦の建造費とか、米軍に払う教育・訓練費用が、来年度の予算で796億円計上されている。毎年毎年、もうこんな費用が計上されていて、とんでもない金額になるわけだ。防衛省が態度を改めるまで、防衛省との意見交換 ・交渉を繰り返しもってきたい」。

2回目を許さない闘いをしていきたい

 山崎ひろみさん(「富士にミサイルやめて!の会」共同代表)は、「ずっとたたかってきたが、きょうとうとう、残念ながら配備されてしまった。というよりも、きょうではなく、実は何の説明もないまま、富士駐屯地にはすでに配備されていた。住民に何もはからずに、すでにもう富士駐屯地の中には、長射程ミサイルが配備されていたということになる。1967年当時、ミサイル配備をしないと約束していたにもかかわらずだ。地元の方たちは、本当に怒っている。これからも、配備撤回を求めて頑張りたい」とアピールした。
 望月吉春さん(「富士にミサイルやめて!の会」事務局)は、「きょうは、本当に残念なくやしいことにはなったが、まだまだここでへこたれるわけにはいかない。米軍は、去年の段階で高速滑空弾の射撃訓練をやった。これは地権者との話し合いで、そこまでいうなら1回だけだよということで、地権者が苦渋の決断で、おれた。そしたら、今度は米軍は、5月20日に2回目をやらせてくださいと言ってきた。2回やったら、もう無制限になる。何とかみなさんの力をいただいて、2回目を許さない闘いをしていきたい」と訴えた。

ミサイルをおく、おかないは、自分たちで決めたい

 熊本の海北由希子さんのメッセージが紹介された。「私たちが要請し続けているのは、意見交換ができる場だ。国の専管事項なんて、法的拘束力はない。自治体を取りこんで、住民を説得しろというのは、おかどちがいだ。私たちは、ミサイルをおく、おかないは、自分たちで決めたいだけだ。それをやれないなら、自衛隊に主権者を無視させて、住民との信頼関係を壊すような命令をしないでほしい。長射程ミサイルは、憲法違反だ。それを自衛隊に強要しないでほしい」。

ミサイルも基地も、絶対に止められる

 塚本和也弁護士(馬毛島住民訴訟弁護団事務局長)は、「馬毛島の基地は、3年前から、政府が強引に基地建設を進めている。それに対して 地元の住民たちが、反対する訴訟をたたかっている。それの弁護団をやっている。この長射程ミサイルの配備と馬毛島基地の整備は、すべてつながっている問題だ。『戦争できる国』に、いまこの国はむかっている。南西諸島のみなさんと共に、長射程ミサイルの配備に、しっかり反対していきたい。配備や基地建設の実態を広く広げて、問題点を追求していけば、絶対に止められる。ぜひ連帯して頑張ろう。クラウドファンディング馬毛島基地裁判にもご注目いただきたい」と発言した。

予算が通過したら、悪法が続々と出てくるだろう
あまり話題になっていない防災庁設置法案
あきらめずに、みんなでたたかおう

 池田五律さん(「大軍拡と基地強化にNO!アクション2025」「戦争に協力しない!させない!練馬アクション」)は、「練馬には、朝霞駐屯地と練馬駐屯地がある。北区には、補給統制本部がある。補給統制本部が機能しなかったら、ミサイルも発射できない。朝霞の陸上自衛隊の中央司令部が機能しなければ、ミサイルを動かすこともできない。南西諸島で戦闘することもできない。ぜひ、東京での反基地運動、全国各地の基地強化に反対する運動に連帯するということの一つとして、東京にある自衛隊の駐屯地に対する反基地闘争に、ぜひ関心を持っていただきたい」と発言した。
 さらに「大増税大軍拡予算が通過したら、悪法が続々と出てくるだろう。その1つが、国家情報局の創設だ。これは情報戦の司令部づくりだ。スパイ防止法が運用されるには、国家情報局ができなければ運用できない。スパイ防止法を阻止するんだったら、まず、国家情報局の創設そのものをとめるたたかいが必要だ。もう一つ。あまり話題にもなっていないが、防災庁設置法案というのも出ている。防災を名目にして、自衛隊はどんどんどんどん、権限を増やしている。3月11日、東日本大震災の日に、防災を口実にして迷彩服姿で、自衛隊員が街をうろついている。そういう中で防災庁は、国民保護についても、所管するというふうになっている。小学校でも、Jアラート避難訓練がおこなわれている。現代版の防空演習だ。みなさんも関心をもって、通常国会での悪法反対の取り組みの一つとして、考えていただきたい」と批判した。
 続いて、「STOP改憲・北区の会」「日本カトリック正義と平和協議会」の人が発言した。マイクがオープンにされて、4名の参加者が発言した。最後に、防衛省に向けて3回目の抗議のシュプレヒコールをおこなった。
【おことわり】この文章は、ボイスレコーダー(OM SYSTEMのWS-883)と、精度30%でオペレーターなしのAIボイスレコーダー(PLAUDのPlaud Note Pro)を使って作成した。正確性は70%以上だと思っている。文末等、一部を修正した。 (SМ)
(2026年4月16日)

20260331・富士にも、熊本にも、ミサイルやめて!防衛省前抗議アクション

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