3.2 普天間飛行場を即時閉鎖し、返還せよ

防衛省申し入れ行動

 【東京】3月2日午後6時半から、辺野古への基地建設を許さない実行委員会が月例の防衛省申し入れ行動を行った。
 辺野古実の中村利也さんが主催者あいさつ。
 「世界一危険と言われた普天間飛行場の返還が合意されてから30年になる。普天間の代替として唯一辺野古新基地だと言われてきた。昨年の9月に、アメリカの国防省の文書にはっきりと、長い滑走路が出来なければ普天間飛行場はそのまま使用し続けると明記されたことが明らかになった」。
 「それに対して、日本政府・防衛省はそんなことはない、日米間で合意されている、普天間は返って来ると言い訳がましく言っていたが、先週の2月27日に米海兵隊太平洋基地司令官がわざわざ記者会見をして、長い滑走路が必要だ、これが条件なのだと改めてはっきりと明言した」。
 中村さんは「沖縄の人びとに対して、ウソを言い続けてきた防衛省に対して怒りをぶつけていこう」と訴えた。
 そして、一方で辺野古新基地建設はいま現在も大浦湾を日々埋め立てて、自然を破壊し続けて建設している。「しかしながら、軟弱地盤の存在によって、地盤が改良できない、地盤改良の砂杭を打ち込むだけでも、10~20年かかると言われている。9300億円の予算が26年度にはほぼ90%使ってしまう。まったくでたらめに税金を湯水のごとく大浦湾にぶち込んで作り続けている。辺野古基地建設が普天間の代替基地でなく、日米共同の強大な新たな軍事基地だということがますます明らかになっている」と批判した。
 「沖縄では3月9日まで金武湾を中心とした日米軍事演習が行われている。沖縄・琉球弧は自衛隊の軍事要塞化が着々と進み、沖縄の人たちの土地が奪われ、生活が破壊され、安全が脅かされている。こうしたことに対して私たちは改めて沖縄の人たちの意思を無視した暴挙に対して、改めて怒りをぶつけていきたい。今年は沖縄県知事選がある。それに向けた新たに決意の場としてもやりぬいていきたい」と決意を訴えた。

普天間飛行場を返さない 許せない

 次に、うるま市の島ぐるみ会議事務局長の伊波ひろまささんが電話でアピールした。
 「沖縄に寄り添い沖縄の悔しさを自分こととして受け止め、沖縄の声を自分たちの声として、防衛省に訴える。これは防衛省にとって大きなプレッシャーになるだろう。沖縄と本土、共に連帯して、辺野古新基地建設を止めよう」と最初に話した。
 そして伊波さんは、「米軍・イスラエル軍がイランに対する軍事行動で、多くの子どもたちを殺害したことを批判し、最高指導者ハメネイ氏を殺害したトランプのねらいは親米政権を樹立することだ。今年1月のベネズエラに対する軍事行動と同様にアメリカが外国に軍事攻撃を加えた。プーチンのウクライナ侵略とこんなことがいま横行している。絶対に許してはならない」と米国とイスラエルを批判した。
 「第三次世界大戦が起こるのではないかとの危機感さえ覚えてならない。米軍基地を抱える私たち沖縄県民にとって、今回のイランの事態はわがことのように感じる。米軍基地のある所、戦争が起きる。そして沖縄が戦場になってしまう。これが私たちの危機感だ。日本、世界中が連帯し、戦争反対の声をあげていきましょう」と訴えた。
 次に伊波さんは「普天間基地を返さない」というアメリカの表明を厳しく糾弾した。そして、島ぐるみ会議は宮城島からの土砂搬出を止めるために、土砂を積むダンプを横断幕を持ってゆっくりゆっくりと、一時間程ダンプを止める行動をしている。狭い道路に大型ダンプの通行により、道路が壊され、自然が破壊されている。百害あって一利なし。辺野古新基地建設を絶対に止めましょう。私たちは勝つまであきらめません。皆さんと連帯し最後まで闘う」と決意を改めて表明した。
 続いて沖縄から来ている若い女性が通行に分かりやすく訴え、参加者が普天間返還をしないという米軍を批判する発言が次々と行った。池田五律さんが軍事予算についての学習会と防衛省に対する申し入れについて説明した。防衛省に対して三団体が申し入れを行った。以下のように学習・講演会の案内も行われた。沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック 2026年総会記念講演「海鳴りの島から 沖縄戦から81年の今」講師:目取真 俊(めどるま しゅん)さん小説家。3月21日15:30開場、15:50開始:YCC代々木八幡コミュニティセンター ホール
 4月5日14時開会◇中野区産業振興センター 地下1階・多目的ホール「新たな米軍事戦略と辺野古新基地」島袋晋作さん(沖縄タイムス東京支社 東京報道部長)主催◇辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会
 最後に防衛省に対して、普天間基地を即時に返還せよ、辺野古新基地建設を直ちに中止せよとコールし日音響の演奏で闘う歌を歌って終えた。    (M)

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