3・19国会議員会館前行動
イラン攻撃許さない!高市政権から平和憲法を守り生かす
1万1000人が国会を包囲
【東京】3月19日、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会と9条改憲NO!全国市民アクションは、「イラン攻撃許さない!高市政権から平和憲法を守り生かす3・19国会議員会館前行動」を行った。「19日行動」は、2015年9月19日に安全保障関連法(戦争法)が強行成立した日(安保法制強行成立)に抗して毎月19日に国会前で行われ続け、今回で第124回目だ。
米国トランプとイスラエルによるイラン攻撃(2月28日)の強行に抗議し、トランプに追随する高市首相訪米と日米首脳会談(2月20日)を許さない人々が衆議院第2議員会館前から国会図書館前にかけて1万1000人が国会を包囲した。すでに国会議事堂前駅から永田町駅には多くの参加者で溢れ返る。各々の市民運動、労働組合旗、「イラン攻撃を許さない」「戦争反対」「憲法を守れ」などのプラカードを掲げたり、抗議のペンライトを照らした。とりわけ従来の「19日行動」よりも初めての参加者や20代~30代の参加者が多かった。
アメリカとイスラエルの暴挙糾弾
集会冒頭、ババカヲルコさん(シンガーソングライター)のコール「イラン攻撃絶対反対!憲法守れ!高市政権今すぐ退陣!」で始まった。
菱山南帆子さん(「戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会」共同代表)の主催者あいさつから始まり、「イスラエルとアメリカによるイラン攻撃に断固抗議します。日本の米軍基地から海兵隊員がイランに向けて出発していると言われている。日本が出撃拠点の一つになっている。平和憲法を持っている国としてありえない。絶対に許せない。日本政府は、アメリカとイスラエルの暴挙に対して毅然とした態度で抗議すべきだ。ウクライナ戦争の時には、攻撃を始めたロシアに抗議した。なぜ今、アメリカにものを言えないのか。このようなダブルスタンダードは許されない。高市首相は、米国トランプと会談するが、何を約束させられてくるか。ホルムズ海峡に自衛隊を出せという要求はきっぱりと断るべきだ。カネを要求されても払わないぞときっぱりと断われ。
熊本の健軍、静岡の富士で長射程ミサイルが配備されようとしている。そんなところにカネを使っている場合か。人殺しのためのミサイルやポンコツ兵器をアメリカから買っている場合じゃない」と発言した。
社民党の服部良一幹事長は、「先日、辺野古で大変悲しい事故があった。同志社高校の女子高生、船長が亡くなるという悲しい事故です。事故調査・原因究明・徹底した対策が必要です。こうした事故によって平和学習へのバッシングに対して関係者が力を合わせて危機を乗り越えていきたい。アメリカによるイラン攻撃によって自衛隊が海外派兵し、米軍と一緒に戦争をするかもしれない。憲法9条が改憲させれるかもしれない。今、そういう時代にさしかかっている。絶対に許すわけにはいかない」と訴えた。
山添拓参院議員(日本共産党)は、「高市政権の危険な暴走に対して最近駆けつるようになった、今日初めて参加した方がおられます。今黙っていることはできない。高市首相が訪米しているが、今やらなければならないことはアメリカに対してイラン攻撃をやめろと言うべきだ。スペイン、イタリア、NATOの同盟国からも批判の声があがっている。高市首相は『法的評価ができない。詳細な情報がない』などと国会で逃げ回って訪米した。法的評価ができないのではなく、するつもりがないということだ。戦争をやめろということが今一番必要なことだ」と発言した。
韓国からウリ学校市民の集まりからの連帯メッセージ紹介。
改憲・排外主義・戦争動員反対
古川敦子さん(ピースボート)は、「戦争反対!私はあらゆる軍事攻撃に反対します。国際法を守れ、命を救え、外交による一刻も早い停戦を求めます」と訴えた。
大江京子さん(改憲問題対策法律家6団体連絡会)は、「高市首相は、総裁として在任しているあいだに国会による憲法改正発議をしていただくと述べました。自民と維新の連立合意書は、緊急事態条項と憲法9条の改正があげられている。なんのための改憲か。軍事大国となり、首相の判断で自由に戦争ができる国に日本を改造するためだ。国民は暮らしの安定、社会保障の充実だ。みんないじめのない、差別のない、やさしい社会を求めている。戦争に巻き込まれることは誰も望んでいない」と発言した。
沢田貴志さん(いのちと暮らしを脅かす安全保障関連法に反対する医療・介護・福祉関係者の会)は、「外国人が医療費を無駄使いしているなどの言説が流れている。ほとんどデマです。厚生労働省によって五千以上の病院調査を行い、未払い医療費の中で外国人が占める割合は1・5%だ。少数者をあげつらって、おとしめる政治は、誰もが困ったときに助けられない社会になってしまう。分断し、戦争して人気を得ようとする人はひとつながりだ。SNSで広がっている暴力と差別の連鎖をとめるためには、地域でお互いに支え合い、声をあげていこう」と訴えた。
総がかりのアピール希望者の公募によって2人の仲間から「戦争反対」「憲法改正反対」などの発言を行った。
最後に主催者から行動提起が行われた。(Y)

韓国のデモのようにK-POPに合わせたコールを行うババカヲルコさん(3.19)

抗議のペンライトが大きく揺れた(3.19)

衆議院議員会館前まで達した光のデモ(3.19)
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