6.21トランプによるイラン核施設攻撃糾弾/6.20緊急イスラエル大使館・米国大使館抗議

「核戦争」への拡大を止めよ
イスラエルはただちに軍事行動を中止せよ
米国はイランへの攻撃を行うな

 6月22日、トランプはイランの核施設3カ所をB2ステレス戦略爆撃機からバンカーバスター、潜水艦からのトマホークによって大規模な攻撃を行い、破壊したと発表した。そしてイランが降伏しなければ今後さらに大規模な攻撃を行うと脅しをかけた。そして、この作戦がネタニヤフとの連携「チーム」としてやったことも明らかにした。
 イランは「標的になった施設の物はすでに他に移動して、たいした打撃になっていない」と表明はしているが、イランの最高指導者のハメイネはアメリカの攻撃があれば、「取り返しのつかないことになる」と激しく反発する姿勢を示している。イランが支援するイラク、イエメン、レバノンなどの武装組織のネットワーク「抵抗の枢軸」を使い、米国大使館や米軍基地への攻撃を仕掛ける可能性がある。中東情勢は新たな戦争の段階に入った。
 今回のトランプの攻撃は「違法な戦争」であり、それも「核戦争」の一段階だと明確にし、批判しなければならない。そもそもイスラエルによる長年に渡るパレスチナの土地の占領・拡大に始まり、ガザへの大虐殺が中東問題の根本を作り出している。
 アメリカ、イスラエルはイランへの攻撃を直ちにやめろ。戦争のエスカレーションの即時停止。     (滝)

6.20緊急イスラエル大使館・米国大使館抗議

 【東京】6月20日午後6時半から、麹町駅すぐ近くにあるイスラエル大使館への抗議行動が呼びかけ:武器取引反対ネットワーク(NAJAT)/ジェノサイドに抗する防衛大卒業生の会/BDS Japan Bulletinによって行われ、140人が参加した。そして午後7時半からはアメリカ大使館(溜池山王駅14番出口地上) への抗議行動を100人で行った。

核施設への爆撃は「核戦争」だ

 NAJAT の杉原浩司さんが行動の趣旨について次のように述べた。
 「イスラエルによるパレスチナへのジェノサイド、民族浄化に止まらず、それを踏み台にしながら、イランに対して核施設を含む全土に先制攻撃をした。露骨な国際法違反だ。その上、アメリカはそれを止めるどころか、核施設にバンカーバスターを打ち込むことを含めて検討している。しかもG7は共同声明でイスラエル支持を打ち出した。もう、めちゃくちゃな世界だ」。
 「18日ガザでは少なくとも140人が虐殺されている。この間数週間に渡ってイスラエルは、アメリカが作らせた食糧配給所に、食料を取りに来る人々を爆撃して数百人を殺している。そんことが毎日毎日、積み重なっていく中で、今度はある意味でそれを覆い隠すために、イランの核施設を標的にした」。
 「『広島パレスチナともしび連帯共同体』 というグループがある。原爆ドームでずっとスタンディング行動を続けている。先日、緊急声明でこういうことを書いている」。『核を保有するイスラエルによる核施設への攻撃はすでに核戦争の一形態であり、イスラエルに対する制裁を含む断固たる措置が必要だ』。核兵器は使っていないが、核施設を攻撃して放射能汚染を侵すことはある意味で核戦争だ。イスラエル大使館・米国大使館へ抗議の声をあげ、世界中で広がりつつあるイランへの爆撃そしてガザへのジェノサイドを止めろと言う声に私たちも連なっていこう」。

「自衛権」ではなく、国際法違反だ

  ジェノサイドに抗する防衛大卒業生の会の平山貴盛さんがアピールした。
 「G7の声明がイスラエルの自衛権を擁護したと報道されているが違う。自衛権は国際法上明確に定義されている法的な概念だ。イスラエル政府が自らを守る権利を守った、と言っている。つまり、攻撃は違法なものだと彼らは認めた上で、イスラエルを擁護している。国際社会から多くの批判を受けている。許せるわけがない」。
 「例えば、日本の原発の技術はいつでも核兵器に転用できるから、予防的先制攻撃をすることができるとして他国がミサイルを撃ってきても、日本は一言も文句が言えない。そういうことを今回G7がやってしまっている」。
 次に参加者からの発言が行われた。
 墨田区からきた人から。
 「私は被差別部落の出身者だ。世界の中で差別排外主義がはびこっていて、そしていまパレスチナの虐殺が続いている。なぜここに虐殺している国家イスラエル大使館があるのだ。こんなことがまかり通っている世の中で、私たちマイノリティがまともに生きられるはずがない。だから、自分が本当にここで生きていくためにも、パレスチナの虐殺を止めたいし、シオニズムに反対、レイシズムは解体したい。占領をなくしたい。いっしょにがんばろう」。
 日本平和委員会の参加者。
 「イスラエルに対して怒りでいっぱいだ。国際社会・日本政府に対して、怒りがつのっている。イスラエルの先制攻撃は国際法違反だ。なのに日本政府がこれを非難できない。前に外務大臣がイスラエルの行為に対して、いかなる理由があっても許されないと非難をしているにもかかわらず、今回のG7声明に対して何も言えないのは本当に情けない。いま都議選が行われていて、その次は参議院選だ。私たちの一票でもって、戦争を支持しない政治家、戦争をする政府をきちんと批判し、政治をみんなの力で選んでいこう」。
 別の参加者が「たくさんの病院がガザで壊されている。産まれたての子どもたちが生きるか死ぬかの状態だ。もっと制裁をという声を集めてください」。
 コール。「戦争をやめろ、ガザの封鎖をやめろ、食料通せ。政府に求める、イスラエル制裁。政府は認めろ、パレスチナ国家。パレスチナに土地を、土地を返せ。イスラエルは入植やめろ」。

赤坂署の不当で異常な警備

 午後7時半ころに、アメリカ大使館近くに到着したが、赤坂署の警備がひどく、抗議すると暴力的に排除するという警察の暴挙が行われた。コールで米国大使館への抗議、「警察は恥を知れ、イスラエル・アメリカの手先だ。抗議行動への妨害をやめろ」と警察への抗議も続けた。今後もイスラエル・アメリカへの抗議を続けることを確認して行動を終えた。        (M)

アメリカはイランへの攻撃をやめろ(6.20米大使館前)

イスラエルを糾弾する(6.20イスラエル大使館前)


 
 
 
 

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