6.22「ゆんたく集会」
山城博司さん、高良沙哉さんと共に
【沖縄】7月の参院選に、沖縄選挙区から「オール沖縄」に擁立されて立候補する高良沙哉(さちか)さん、全国比例区から社民党に擁立されて立候補する山城博司さんが演台に立った。
6月22日、2人と「みんなで語ろう、ゆんたく集会」が、那覇市古島の教育福祉会館で行われた。100人が参加し、選挙に向けて候補者の思いを確認する場をもった。
集会では2人の候補者が政策などを交互に答える形で進められた。
主体的な外交を行え
山城さんは発言の冒頭、参院で逆転を果たし、辺野古の工事を中止に追い込む、まず停止させると呼びかけ、会場がわいた。現場の阻止行動と選挙戦が不可分に結びついていることを印象づける瞬間だった。
社民党・新垣邦男衆院議員は、21日まで続いた国会でガソリン税廃止の衆院可決を実現した熱気に触れて、山城さんを加えて、参院での形勢を有利に運び、沖縄から一人でも多くの議員を出したい、それだけだと強調した。
またこの国会で参院議員を引退する高良鉄美さんは「タカラからタカラ」へと引き継ぐ思いを述べる中で、社会大衆党としてあえて社民党の山城さんへの推薦を決定した経過について話した。
山城さんは、トランプがイランにバンカーバスター爆弾を打ち込む暴挙の直後であることに触れ、パレスチナ、ウクライナのことも踏まえ、対米追随、軍事費膨張ではなく主体的な外交、東アジア各国との関係強化を説いた。
さらに、社会保障の不足、大企業優遇の財政政策に対して批判を展開した。年金の最低額を10万円に引き上げ、(大企業について)実質的に負担が軽くなった法人税を引き上げることの必要性もある。特別会計として審議なしで決まる予算が400兆円ある問題、輸出企業の消費税返還額が年間2兆円に及ぶのに財源を理由に消費税廃止ができないことの矛盾を訴えた。国会で攻防の焦点になったガソリン税についても、車が主たる移動手段である沖縄では死活問題だということを山城さんを含め、何人かの人が指摘していた。
性暴力事件の根絶
高良さんは立候補の大きな理由として、軍人による性暴力事件の根絶、2024年6月明らかになった日本政府による隠ぺい問題などの解決をあげている。そして、原点は高良さんが高校生だった1995年に起きた米兵による少女暴行事件にあるという。憲法学の教員として20年を送ってきた高良さんにとって、沖縄の中の、身近な場から感じとれる生活の不安をどうするかということを第一に挙げた。教員としてたくさんの学生と接する中で生活費さえもねん出できず退学する人をたくさん見てきたという。奨学金問題、何より、米を含む物価高騰の問題である。ミサイル要塞の構築などより国民保護法に見る島外・島内避難の問題解決をより訴えたいとも言っていた。軍事基地なき自立経済の構築と合わせ訴えていくと締めくくった。
辺野古で続く新基地建設をはじめ、日本政府による既成事実が作られることで、沖縄の問題に対する無関心が広がることは避けなければいけない。選挙戦に向けて、参加者は団結ガンバローを三唱した。 (海田)

アピールする山城博司さんと高良沙哉さん(6.22)
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