9.19国会正門前大行動

改憲・軍拡に抗して粘り強く下からの連携を積み上げよう

 【東京】9月19日、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会と9条改憲NO!全国市民アクションの共催で「『武力で平和はつくれない!強行裁決から10年 戦争法廃止! 9・19国会正門前大行動』が、国会議事堂正門前で行われ2300人が参加した。

スパイ防止法反対!

 菱山南帆子さん(総がかり行動実行委員会共同代表)が主催者あいさつを行い、「10年前の9月19日、雨が降っていてとても寒かった。8月31日には、国会正門前を12万人の人々が集まった。市民運動は潮の満ち引きがあり、引き潮の時が力が強い。私たちはしっかりと根ざしたアンカーにならなければならない。状況は悪くなっており、軍拡が深刻な状況だ。選挙中に『非国民』、『日本人ファースト』などの主張をする政党が国会に進出してしまった。だが投票率は60%だった。政治に注目が始まった証拠だ。参政党などにだまされないように声をかけていかなければならない。2015年以降、皆がスタンディングなど粘り強く市民運動が取り組まれてきた。全国に持続可能な運動体を作ってきた。臨時国会でスパイ防止法が提出されるかもしれない。思想弾圧を許してはならない。一致団結して反対運動を取り組んでいこう」と訴えた。
 社民党の福島みずほ参議院議員、立憲民主党の近藤昭一衆議院議員、日本共産党の田村智子衆議院議員が連帯あいさつを行った。
 「沖縄の風」と韓国の「日韓和解と平和プラットフォーム」からのメッセージが紹介された。

排外主義を許さない

 山岸素子さん(移住者と連帯するネットワーク)は、「参院選では『日本人ファースト』『外国人優遇策の見直し』『違法外国人ゼロ』などのスローガンを掲げる政党が排外主義を煽った。本当に必要なのは、移民の権利保障や共生のための議論だ。2023年以降、埼玉県南部に居住するクルドの人達へのヘイト街宣が毎月行われた。インターネット上でも大量のヘイトスピーチ、デマがあふれている。クルドの子どもたちが危険な状態に追い込まれている。物価高、生活苦は外国人のせいではなく日本政治のせいだ。不満のスケープゴートに利用している。国会では外国人政策に注目し、排外主義の拡大をとめなければならない」と呼びかけた。
 山岸良太さん(日弁連・憲法問題対策本部長代行)は、「安保法制は憲法に反していると各弁護士団体が反対表明した。専守防衛を破って地球の裏側まで行って集団的自衛権を行使することは憲法に違反する。第二東京弁護士会などは、毎月1回絶えることなく有楽町で安保法制に反対する宣伝を行ってきた。政府は安保法制を前提に安保3文書を決めた。閣議決定で敵基地攻撃、反撃能力を持つ兵器を持つことまで決めてしまった。日弁連は、すぐに反対声明を出して取り組んできた。憲法の平和主義でしか平和は守れない」と強調した。

連携の作り直しへ

 中野晃一さん(市民連合・上智大学教授)は、「トランプ政権は、排外主義の先頭を切って自由主義・民主主義的な価値観を全否定だ。こんな政権の後について日本の安全保障になるわけがない。憲法をなきものとしてやってきた結果が今の状況だ。憲法はまだ変えられていないからこそ、これを軸に闘わなければならない。日本から平和のおもいを伝えていかなければならない。かつて私は、『1980年代から新右派連合が出てきている。対米追随的な新自由主義、復古的なナショナリズム、歴史修正主義、排外主義、これらが連携して小泉政権、安倍政権を支えた』と言ってきた。その後、タカ派が分裂し、排外主義、復古主義が先鋭化し、自民党の外で増殖している。だからこそ私たちは、下から連携を作り直し、大きな共同を作っていこう」とアピールした。
 最後に行動提起が行われ、シュプレヒコールを響かせた。(Y)

「戦争法廃止!憲法改悪を許さない!」国会正門前でシュプレヒコール(9.19)

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