12・15高市発言撤回!日中戦争を煽るな!官邸前緊急行動

 【東京】12月15日、首相官邸前で、「 高市発言撤回!日中戦争を煽るな!12・15官邸前緊急行動(3回目)」が呼びかけ:憲法9条を壊すな!実行委員会で行われ、寒い寒風の吹きすさぶ中、300人が集まった。
 参加した国会議員の藤村のりまさ(立民、衆議院議員)さんが、立憲民主党が安保三文書は違憲であるという党の方針を変更しようとしているのを批判して、「安保法制は違憲だと立ち上げられた立憲民主党に所属している」と皮肉を込めて発言し、 高市の台湾有事=存立危機事態発言を批判した。この他、福島みずほ社民党党首、田村貴昭さん(共産党、衆議院議員)も参加し連帯のアピールを行った。

家父長制に対する闘い

 次に、西山ちえこさん(フェミブリッジ)が発言。
 「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合の女性たちが中心になって作り上げた全国で平和を求めて闘っている女性たちを繋ごうとして集まる団体だ」と紹介。そして「高市首相はこの後に及んでも台湾・存立事態発言を撤回していない。きっちりと撤回させよう。この発言だけでなく、自民・維新政権はとんでもない悪い政策を立てている。大幅軍拡、憲法改悪、スパイ防止法、裏カネ議員優遇、議員定数削減など、本当に日本が沈没してしまう」と発言した。
 続けて「女性初の首相は徹底的に女性をいじめぬこうとしている。その象徴が選択的夫婦別姓の流れを止めようとしていることだ。このことは些細なことのように思われがちだが、日本に根付いてきた家父長制に対する闘いの象徴だ。とても大事なことだ」と訴えた。

女性の貧困、DVの頻発

 下町ユニオン石井みのり委員長が私は保育士だと自己紹介し、「12月14日、女性のための相談会が開かれ107人がきた。お母さんが一枚40円くらいのおむつ替えられない、それを節約しないとやっていけない。ミサイルなど軍事費におカネかけないで高市さんおむつ買ってください。最低賃金で働いて、どうやって子どもを養うのか。男のDVがあり女の手で生きていくには、この社会はあまりにもひどすぎる」と相談の一旦を明らかにした。
 さらに「高市さんは馬車馬のように働いてもらう、ワークライフバランスを捨てさせる。働いて働いてなんて、とんでもないことを言った。流行語大賞に選ばれている。許せない。女は怒っている。こんな社会で、子育てできない。どこの国とも仲良くし、軍事国家なんてとんでもない。生活の方が大事だ」としぼり出すように語った。
 総がかり青年PTの方は「労働組合の役員をやっている。長時間労働、育児・介護のための休職が取りずらいなどの相談を受け、職場の制度改善をしている。台湾のためではなく、国内の支持率を上げるための高市発言を許せない」と高市発言を批判した。
 看護師でライターの都あずささん。
 「精神科の病院で働いている。昔だったら首が飛んでいるような、政権がひっくり返っているような発言をしても、マスコミもスルーだ。国民もその状況に慣らされている。本当に怖い。軍拡と市民の生活の脅かしがセットだ。医療費、福祉、社会保障費の削減、軍事費は青天井だ。せっかく生活保護費の引き下げが憲法違反という判決が確定しても、政府はそれを改めようとはしない」と話した。
 「私がずっと関わっている精神疾患の患者さんたち、若いころ発病して働くことができず、生活保護で生活している人はたくさんいる。そうした人たちが物価高の中で、エアコンをつけることもままならない。どうやって暖をとればいいのか分からない生活に陥れられている」と実感を語った。

自衛隊内で起きているパワハラ事件

 平和を求め軍拡に反対する女の会から武井由起子弁護士。
 「暴力にあがらうということを仕事のテーマとしてやってきている。多いのは離婚・DV事件。最近では自衛官のハラスメント事件をがんばってやっている。暴力は手段で、やりたいことは支配だ。その家庭における支配、職場における支配、国と国における力による支配をやめさせていきたい。皆さんの様々な場所で、誰かを支配していないか、声を封じていないか考えてほしい。それが民主主義の一番の近道だ」。
 「存立危機事態なら集団的自衛権を認めると話。これって何が当てはまるのか、分からないうちに決まった。ここに来て、何ら限定していない、とても怖いものであることが分かってきた。ここに声を上げること、おかしいということは法律家としてとても大事なことだと思っている。立憲民主党は集団的自衛権がいいことになったと言わないで、そこが出発点なので、おかしいことはおかしいと言わないとどこまでも広がってしまう」。
 「自衛隊の訴訟をやっているから分かるけど、いま自衛隊の内部危ない。私の担当しているセクハラの事件では加害者が処分されたのが6年後だった。民間企業ではありえない。もう一つ別の裁判、そもそも人事をやってきた幹部自衛官が偵察の画像診断をやれと言われた。ずっと人事一筋でやってきたので出来ない。すごいパワハラにあって、倉庫に出勤しろと言われたりとか。今軍事を増強して、様々な物を買ったり様々なことをやったりしているが自衛隊員が増えないので、無理やりやらすことで、そういったことも起こっている」。
 「対話を通じて問題を解決していく。転んでもただでは起きない。新しい未来を作るつもりでがんばっていこう」。
 最後に9条を壊すな実行委の高田健さんがまとめの発言をし、コールを官邸にたたきつけて行動を終えた。(M)

高市政権の暴挙を許さない(12.15首相官邸前)


 
 
  
 

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