「天皇行事=埼玉「植樹祭」反対の現地デモつぶし、弾圧を許さない」共同声明への賛同・救援カンパ呼びかけ

「轟かせよう!天皇出席の埼玉『植樹祭』中止の声を!」実行委員会

転載

 「轟かせよう!天皇出席の埼玉『植樹祭』中止の声を!」実行委員会は、5月25日の「植樹祭」反対の現地デモに対して右翼と権力が一体となった妨害とその後の弾圧、秩父市の集会会場貸し出し拒否に対する抗議の共同声明を発し、賛同・救援カンパを呼びかけている。反天皇制闘争の前進に向けてスクラムを強化していこう。(編集部)

 5月25日(日) 、秩父ミューズパーク(埼玉県秩父市)で第 75 回全国植樹祭(国土緑化推進機構/公益社団法人と埼玉県の共催)がおこなわれた。
 私たちは、天皇行事に反対する労働者・市民で「もうやめよう!天皇出席の埼玉『植樹祭』実行委員会」(以下、実行委員会)を結成し、「轟かせよう!天皇出席の埼玉『植樹祭』中止の声を!」を掲げて秩父現地行動を呼びかけた。その際に秩父市は公園・公共施設の貸出拒否をおこなった。
 当日埼玉県警は、右翼によるデモつぶしの暴力行為を容認し、放置し続けた。さらに、デモ申請の許可条件(「横4列、縦 25 列」)すら警察自らが守らなかった。その上、暴力行為の被害者である仲間1人を逆に、暴力事件の加害者として事情聴取のための呼び出し、という弾圧をかけている。絶対に容認できない、強く抗議する。

秩父市の集会会場貸し出し拒否

 秩父市は、「植樹祭」反対集会への会場貸し出しを拒否してきた。しかもそれは、後付けの屁理屈としか言いようのない酷いものだった。
 公園の使用については「都市公園条例の市長の許可を受けなければならない項目の中に『集会』が無い」と言い、さらに秩父市スポーツ健康センター会議室の貸し出しは、一旦、担当職員の指導のもと仮予約を受け付けたにもかかわらず、3週間以上たってから『体育施設条例』を持ちだし、 「市民のスポーツ活動の促進にあたらない」と、無理やりひねり出した理由によって貸し出しを拒否してきた。これが通るなら行政や警察に不都合な集会・デモは実質的にさせないことができる。
 集会場も公園も使えないなかで、実行委員会は、5月25日の 13 時半西武秩父駅前ロータリー集合、14時 10 分に式典会場にむけたデモをおこなうことにしていた。14時10分は、事前のデモ申請で公安委員会により承認されていた時刻だ。

右翼の妨害と警察の黙認

 当日の西武秩父駅周辺は、実行委員会の行動を妨害することを目的にした右翼(妨害者)と機動隊・公安刑事が埋め尽くしているという異様な状態であった。右翼集団は、数台のハンドマイクによる「殺せ!殺せ!」など脅迫的言辞や罵声を参加者に浴びせかけた。
 その中で実行委員会が打ち合わせをはじめると打ち合わせの場への突入を繰り返しおこない、つぶしにかかってきた。デモ出発時刻になっても、埼玉県警は右翼の妨害を理由にデモを出発させず、その間デモ参加者は右翼から「お前らボコボコにしてやるからな」「朝鮮へ帰れ」などと暴力や暴言、差別発言を浴びせられ続けた。
 右翼集団の攻撃によってデモ参加者は、駅前ロータリーからデモ出発地点の公道に出るまで30m程の距離を、30分近くかかって進むことになった。その後のデモ行進でも、右翼集団はデモ参加者を引きずり倒し、殴る、蹴るなどの暴力行為をデモ解散地点近くまで続けた。
 それだけではない。右翼集団は、中身の入ったペットボトルを投げつけ、デモ隊のマイクを壊し、プラカードを全て強奪し、ゼッケンを引きちぎる、ヘルメットを奪うなどの犯罪行為を多数の警察官たちの面前で繰り返した。
 一方、警察は自らの出したデモ許可条件(「横4列、縦25列」)さえ確保することもなく、デモ隊は警察部隊と右翼集団に押されて横1~2列で進まされた。さらに許可を受けていた救護車をデモ隊の最後尾につけさせず、右翼の攻撃を黙認し、結果的に右翼に協力するといった場面もたびたび目撃された。2・2㎞のデモコースで解散地点にたどりつくまでの約3時間の間、右翼による暴力行為が続いた。

右翼のウソの申し立てに基づく、埼玉県警によるでっち上げ「傷害事件」

 埼玉県警はデモ出発前の打ち合わせ、解散地・解散後において、右翼からの《こいつに「殴られた」「蹴られた」》などの事実無根の訴えをもとに、3人の行動参加者に対して事情聴取を強要してきた。誰が見ても暴力行為をおこなったのは右翼の方であることが明らかであるにもかかわらず、だ。加害者とされたデモ参加者が事情聴取を拒否しても、執拗に追い回し、それはデモへの弾圧が目的であるとしか思えないものだった。
 その弾圧は続き、そのうちの1人に対しては、7月3日、埼玉県警秩父署の警官2名が自宅を訪れでっち上げ「傷害事件」の加害者としての事情聴取のための呼び出しをおこなってきた。
 秩父署への出頭を拒否すると期日の翌日9 日に2回目の呼び出しをかけてきた。明らかに弾圧ありきの不当な行為である。
 埼玉県警および秩父署は、人権侵害の不当な呼び出し、刑事弾圧策動を直ちにやめ、でっち上げを謝罪しろ。

 これら今回の天皇出席の「植樹祭」反対闘争にかけられた① 集会場(公園、会議室)貸出拒否 ② 右翼の集会・デモの暴力的破壊・妨害、埼玉県警による右翼の犯罪行為の容認
③ デモ参加者へのでっち上げ弾圧策動は、憲法の定める思想・信条・表現の自由を根底から踏みにじるものであり、私たちは断固抗議する。

        以上

◦声明への賛同をお願いします

 賛同は、以下のメールアドレスに、又は FAX でお願いします。
メール/
syokujyusaino@snow.ocn.ne.jp FAX/03-3446-9058

・団体名または個人名 ・公表の可否 ・連絡先を明記してください。

◦救援カンパをお願いします

 この不当なでっち上げ弾圧に対し、実行委員会は、「被疑者」にでっち上げられた当該および弁護士とともに抗議し、秩父署に「出頭命令」を撤回させていきたいと考えています。
 すでに費用もかかっております。どうか、カンパとご声援をお願いします。

振込口座 00110 - 7 - 551311 口座名 反戦反天ネット・関東

*「埼玉実行委」と明記してください。

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