10・7全国アクション @渋谷

ジェノサイドをとめろ!イスラエルに制裁を! パレスチナの抵抗に連帯を!
パレスチナからイスラエル軍は完全撤退せよ

 【東京】10月7日午後6時に、東京・青山の国連大学前に集まり、「ジェノサイドをとめろ!イスラエルに制裁を!パレスチナの抵抗に連帯を!10・7全国アクション @渋谷」がパレスチナに平和を!緊急行動(総がかり行動、市民アクションも、この行動に参加している)の呼びかけで行われた。1400人が参加し渋谷を一周するデモが行われた。

 若者やアラブ系の人たちがたくさん参加した。パレスチナ国旗を打ち振り、中東各地で着用されている伝統のスカーフ・ケフィエを付けている人も多かった。「イスラエルに経済制裁」という大きな横断幕が歩道橋から何回も掲げられた。
 国連大学前では集会はできないということで、街頭の宣伝カーで集まった人たちへ主催者からの訴えと、ガザからのパレスナチ人の訴えがあった。一部を紹介する。

イスラエルに経済制裁を

 ガザでは空爆と地上侵攻が続き、人々は水や食料を絶たれ、強制飢餓の危機に追い込まれています。西岸地区では入植者による暴力が過激化し、ヨルダン渓谷では検問所封鎖により住民の移動や医療が奪われています。最も激しく、可視化されているこの民族浄化のフェーズが始まってから2年、パレスチナの人々は虐殺に抵抗し生き続けています。
 日本では今でも”イスラエル”に制裁は科されていないどころか、虐殺を実行している国家・企業との交流・貿易が行われ続け、恥知らずな歴史を更新し続けています。私たちが可能にしている殺戮に対し声をあげること、それは私たちの最低限の責務です。渋谷を歩き、日本政府や企業、街を歩く人々に声を届けよう――”イスラエル”に制裁を!ジェノサイドと手を切れ!

パレスチナ人からの訴え

 犠牲者は悲惨なことに60万人を超えている。イスラエルの目標はパレスチナの人々を完全に抹殺することだ。しかし、私たちは今ここに立ち、恐るべき戦争自体に団結して立ち向かい、闘いを揺るぎなく固めている。
 パレスチナを解放せよ、抵抗よ永遠なれ。抵抗しよう、抵抗しよう、平和のために妥協を許さない。

ガザからの訴え

 次にガザにいるシーモさんからのスピーチが読み上げられた。
 みなさんすべてに平和を祈ります。私の名前はシーモ。24歳です。ガザの真ん中からあなたに話しかけています。ガレキの下から、恐怖の里から、そして揺るぎない精神と信仰のもとから。
 ジェノサイドが始まって2年が経った。終わりのない爆撃、虐殺、飢えそして、破壊の2年だ。ただ生き残るために戦った2年だ。
 このジェノサイドの最中、私の最も大切である母を失った。占領は彼女の治療を拒否し、そして彼女の体は壊れた。彼女の死の後も、その墓は破壊された。人間が死んだ後ですら安らかに休むことが許されないことを想像してみてください。
 私たちはガザ西部から南へ爆弾、飢え、そして疲労にさらされながら、40㎞も行進をした。私は子どもが疲れで、高齢者が苦痛で倒れるのを見た。そして、その一歩ごとに問うた。生きる代わりに死に向き合わなければいけないようなどんな罪をこの子どもたちは犯したというのだろうか。
 だけどこれらすべてに関わらず、私たちは存在し続けている。私たちは武器だけではなく、愛、希望、信仰で抵抗するのだ。なぜなら、パレスチナはただの土地ではなく、私たちの生活であり、尊厳であり、アイデンティティだからだ。
 日本にいる友人の皆さん、あなたたちの声は私たちに届いている。あなたたちのマーチは私たちが孤独ではないことを伝えてくれている。あなたたちも私たちも抵抗の一部だ。この闇の中で、あなたたちが私たちの光だ。そして、いつの日か、私が日本に行き、あなたたちに言うでしょう。
 私たちは耐え忍びました。私たちは勝ちました。パレスチナは自由であり続けた。

イスラエルに怒りを

 壇上のパレスチナ女性が、「これはシーモからのメッセージでしたがもう一つ付け加えたい。ここに集まった皆さん、できるだけ怒ってください。もうこの虐殺が続いて731日が経った。もっともっと怒ってください。私の民族は今、この瞬間も飢餓にさらされている。私たちがここにいる瞬間、私たちの民族は殺され続けている。イスラエルくたばれ、イスラエル敗北しろ」と語った。
 デモでは「虐殺やめろ、民族浄化を黙認するな、パレスチナ解放、虐殺加担の政府はいらない」などのコールが行われた。

停戦合意は果たして?

 10月9日、トランプの仲介によって停戦協定の第一段階が合意されたと公表されたが、これまでイスラエルが停戦合意を守らない姿勢を見ると全然信用できない。
 「トランプ氏はイスラエル軍が『合意されたラインまで撤退する』としているが、ハマスは完全撤退を求めてきた。ハマスが人質をすべて手放したあと、イスラエル軍が再攻撃しない保証があるのかも不明確だ。これまでに停戦は2度実現したが、一昨年11月はわずか1週間で、今年1月の合意は2カ月で崩壊した」(朝日10月10日)。
 イスラエル軍は完全撤退ではなく、ガザに半分以上を残すとされる点やガザへの食糧搬入の解除、病院や居住を認めることなど、ガザにパレスチナ人が住み続けることの保証とイスラエルの戦争犯罪として刑事訴追されていることの実現など、国際社会がイスラエルへの監視と圧力を今まで以上にやりぬかなければならない。さらに、パレスチナ連帯運動を強化しよう。 (M)

「ジェノサイドを許さない!パレスチナ解放!」とアピール(10.7)

「私たちの民族は殺され続けている」と抗議(10.7)

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