8.12カレン民族 殉難の日

ミャンマー
国連大学前で式典

 8月12日午後2時半から、国連大学前で「カレン民族殉難の日」式典が海外カレン機構(日本)の主催で行われた。
 1950年8月12日、カレン民族の指導者ソーバウージが虐殺された日を忘れないとして、写真が飾られ、花が手向けられた。その前で式典が行われた。ソーバウージはケンブリッジ大学に入学し、アウサン将軍と共に戦い、カレンとビルマ族の友好をかちとった。1948年の独立後内閣の大臣になる。対話で自治を獲得したが、民主的デモが暴力で弾圧され、49年、KNU(カレン民族同盟)が非合法化され抵抗闘争に。50年に戦って命を落とした。ソーバウージはカレン民族のみならず、みんなのリーダーだった。
 参加したカチン民族など少数民族の人たちや日本人からあいさつがあり、カレン民族歌が披露された。参加者は次のようなスローガンを唱和した。   (M)

 ①少数民族の地域と本土を空爆しているファシスト軍部を、根絶しろ。
 ②住宅と市民を焼き討ちしているファシスト軍部を、根絶しろ。
 ③政治囚を不当に殺害しているクーデター軍は、いらない。
 ④不当に拘束されている指導者らとすべての政治囚を直ちに、釈放しろ。
 ⑤テロ軍評議会が2023年に予定している総選挙は、いらない。
 ⑥ファシスト軍を、根絶しろ。
 ⑦国際裁判でミンアウンラインとテロ軍部を、処罰しろ。
 ⑧我々はフェデラル民主国家の設立を、応援する。
 ⑨カレン族の革命は必ず、成功する。
 ⑩ミャンマー春の革命は必ず、成功する。

ソーバウージが虐殺された日を忘れない(8.12国連大学前)

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