投書8・8英米大使館前抗議に参加した
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8月8日・木曜日、「英米は虐殺国家イスラエルの支援と長崎市への恫喝をやめろ! 8・8大使館緊急抗議」(「非暴力」「反差別」のアクション)が市民有志の呼びかけでおこなわれた。抗議は17時~17時30分にイギリス大使館「前」で、18時10分~18時40分にアメリカ大使館「前」でおこなわれた。
まずは、イギリス大使館「前」抗議だ。警察の過剰警備がひどい。「いまね法的根拠を聞いたんです。そうするといつも通り『お願いです』としかいえないわけですよ。お願いだったら、私たちはお願いを断る。従う必要はないわけで、通さなきゃいけないんです。いつもお願いといいながら、強制的に私たちが歩道を通ることをとめる。いつも警察はそうなんですね。ですから、これ違法なんです。違法な警備をして、イスラエルの、ジェノサイドを支えているような国の大使館を守っている。この前の8月6日もイスラエル大使館で私たちダイ・インしましたけど、あの時もお願いですといいながら、もうずうっとはるか手前で私たちをとめるんですね。こういう違法な警備は絶対に認められないということをあらためていっておきます。違法な警察のやっていることで根拠なんかないんだからダメだよ。不当な排除するな。これ歩道だろうが。暴力ふるうな」(杉原浩司さん)。
さらに次々と参加者は発言した。約50人が参加した。
この後、溜池山王駅に移動して、アメリカ大使館「前」抗議だ。警察の過剰警備があいかわらずひどい。「日本は憲法で表現の自由が保障されています。通行を妨害したりあるいは大使館の職員の仕事を物理的にさまたげるようなことがない限り、もっと近くで私たちは抗議の声を上げる権利がある。このような不当な警備を当たり前にしないように、私たちはこれからもですね出来る限りしっかりと抗議しながら声を上げていきたいというふうに思います」(杉原浩司さん)。
「いったい誰が79年前に罪のない人びとの頭の上に爆弾を落としてめっちゃたくさんの人を殺したんですかね。それでいまイスラエルがめっちゃ人を殺しててそれに対してノーっていえない人たちもちょっとぼくはどうなんだろうって思います」(参加者)。
「アメリカの今回の態度、80年前犠牲になった人びとへの冒涜です。そして今のガザで犠牲になっている人びと、苦しんでいる人への冒涜です。私たちは虐殺国家を許しませんし、虐殺国家を支持する国も許すことが出来ません」(参加者)。
「一点だけつけ加えると、日本は憲法9条や前文をもちながら(イスラエルに対して)制裁の一つもしてないわけですよね。それどころかいまだにイスラエルの虐殺ドローンの輸入をやめていません。私たちは防衛省・日本政府と輸入代理店の川崎重工・住商エアロシステム・海外物産・日本エアクラフトサプライこの4社の責任も追及していきます。いまネット署名が3万筆以上集めていますが改めて呼びかけて8月いっぱいで第2次集約をして提出してそれでもやめない場合は川崎重工のカワサキのバイクの不買と住商エアロシステムの住友商事の系列の企業であるスーパーのサミット、そしてドラッグストアのトモズなどの不買ボイコットも9月以降ですが本格的に呼びかけていきます。伊藤忠とエルビットの協力覚書を終わらせたようにですね、今回のドローンの輸入も1日でも早く終わらせて、日本政府に制裁をしっかりやらせる。そのことによって1日も早い停戦とパレスチナの解放を私たちの1人1人の力で勝ちとっていきたいと思います。ひき続き暑い中ですので、体をいたわりながら抗議の声を上げ続けていきましょう」(杉原浩司さん)。約90人が参加した。
フリー・パレスタイン。
(2024年9月14日)

英米大使館へイスラエルの支援をやめろ、と抗議行動(8.8)
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