投書 コロナ 私の場合
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貴紙でコロナの記事を見た。「ん~オレと違うな~」の感想。それは主に症状と期間。私の場合はこんな感じであった。8月12日の月曜日、その日は北国としては暑く34℃超。それに加え仕事も結構忙しく確かに疲れはした。「暑かったし忙しかった」ので「これは熱中症だな」との自己診断。「そのうち治るべ~」と思い、その週はだる~い乍らもチンタラモードで何とか仕事を続けた。が、一向に良くなる気配がなく、翌週の月曜日思い切って近くの病院へ行った。受付で症状を告げると即、隔離部屋へ。やがて看護師だろうか、女性の方が防護服とフェイスガードに身を固め少しの会話の後、鼻の奥を綿棒のようなものでグリグリ。その後、少しの間を置いてその結果が判った。「コロナに感染しています」。
私の場合は、熱とか咳といった一般的な症状はまったくなく、これが味覚障害ってヤツなのだろうか、とにかくまったく食欲がなくとにかく体がだるいといった感じであった。そして、コロナの診断が下りた為、即会社にその旨を告げ仕事は休むことに。
そして自宅での療養生活に入った。8月19日からだ。その実態はと言えば、とにかく食欲がない。好物の焼肉、鮨やラーメンといったものも途中で投げ出す始末。スイカ、メロン、ブドウといった果物は比較的喉を通った。そうして、毎日のビール、タバコもまったく手つかず。クラシックなコマーシャル「今日も元気だ、タバコがうまい」をふと思い出し納得したものだ。
加えてほぼ毎日のように楽しんでいたパソコンのゲーム、将棋やマージャンもまったくやる気なし。活字も読む気になれない。体はだる~く、すぐにフトンに寝そべって、ゴロゴロと言った生活だった。とにかく、何~んにもする意欲が沸かず無気力状態。「死に体」という言葉がぴったりだ。こんな状態が続いたら体は弱り、そして精神的にもうつ状態になっていくだろうな~との実感。
そんな中、その週の金曜日、再度病院を訪ねた。「余り良くならない」と告げると「では点滴をしましょう」とのこと。ベッドに横たわり、天井とポタポタ落ちる点滴を見てボ~っとした長い2時間だった。しかし、この点滴を機に少しずつ回復していった気がする。
そして25日、まだ万全ではなかったが仕事を再開し徐々に回復していった。そして今、その反動だろうか、食事はモリモリ、そしてタバコはスパスパで感染時期とは天と地の差で「健康」の有難さを実感している。そして、還暦の頃から始めたストレッチの運動も再開した。
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