11・15琉球弧の戦場化を許さない!新宿アクション
宮古島、うるま市の仲間がかけつけアピール
【東京】11月15日午後2時に、新宿東口旧アルタ前に集まり、新宿一周デモの前に簡単なアピールを行った。 最初に豊岡マッシー さんが歌・三線で先島と沖縄島の歌を紹介した。
11月行動の主催者・大仲尊さんがあいさつ。
「私も琉球の民族衣装・サージ(モス布)はちまきをしている。琉球の文化は抵抗の文化だ。いくら国家権力が弾圧しても崩れない。今回の行動には賛同98団体、個人で178人などで221人で成功裏に終わった」。
「昨日、政府交渉があり与那国島など4つの島から参加した。住民説明会一つにしても、まともな説明会をせずにどんどん武器が入ってくる。そんな国を追及した。その後シンポジウムを行った。先島の闘いは東京のマスコミには出なく、防衛省の情報のみが出てしまう。島で何が起こっているのか、例えば国民保護と言いながら、避難計画をする、これはある意味で強制疎開に近い。こうしたことを知ってもらうために、琉球衣装を着て、今日アピール行動をする」。
島の人(しまんちゅ)の声を聞け政府交渉
実行委のメンバーより政府交渉の報告が行われた。
「事前に、与那国島、石垣島、宮古島、沖縄島の4つの島から質問事項を出してもらい、それを整理して事前に関係省庁に提出し、事前に回答をもらった。関係省庁は防衛省、内閣官房、外務省、消防庁など。7省庁20人が参加した。参加者で200人の会場が溢れた。国会議員12人も参加」。
「全体的な印象は4人のシマンチュが堂々と鋭く、ねばり強く追及した。質問は多岐にわたり、43項目くらいあった。おおざっぱに整理すると、①国際人道法、ジュネーブ諸条約にかかわる、軍民分離の原則。これが今回の戦争準備の中で、まったく無視されているのではないか。②国民保護法に基づく避難計画の欺瞞性、何のための避難なのか。島々を要塞化し戦場にするために、住民はじゃまになる。追放計画だ。③宮古島の保良の弾薬庫が住居地のそばにあるという問題。これが実は弾薬庫がどれくらい離れていれば良いのか法律の定義ができていない」。
「アメリカの言うがままに中国包囲網・戦争準備に前のめりな高市政権。政府関係省庁の官僚がシマンチュが感じている日常的に感じている不安に、誠実に向き合うという姿勢をまったく持っていない。恐るべき現実が明らかになった。回答に詰まると回答できる回答者が来ていないと逃げる。実際に有事にならないと分からないと言う。そういうような言い逃れをする」。
「軍民分離の原則。実際に武力紛争が発生した事態でなければ、何が軍事目標になるか一概に言えない。避難することによる補償の制度。補償については戦争が終了した後に、検討する。あらかじめ最悪の事態を想定することは困難である。軍備強化については最悪の事態を想定して莫大な防衛予算を増やしているが被害については想定することは困難だという姿勢だ」。
「基地攻撃用のミサイルがまもなく各地に来るが、民間人・民間施設も対象になるか。官僚は答えられなかった。軍事施設以外、民間施設について攻撃されないと言えなかった。言わないことも回答だ。民間施設が攻撃されても仕方ないということだ。実際に島々は戦場にされる。これを絶対に阻止しなければいけない」。
照屋寛之さん(ミサイル配備から命を守るうるま市民の会・共同代表)
「今、政府は沖縄を犠牲にして、アメリカといっしょに中国と戦争をしようとする。一番に犠牲を負うのは沖縄だ。しかし、戦争は沖縄では終わらない。九州そして全国に広がっていく。沖縄たいへんではすまない。県民が国民が怒らないと止められない。絶対に闘っていこう。シマンチュの声を聞けということで、非難の声が上がっている宮古・石垣・与那国、その声を大きくすることが大事だ。ところが自民党の政治家は聞かんふりをする。聞くまでがんばろう。高市政権になってからますますひどくなる。防衛予算が11兆4000億円になる。アメリカにみつぐための予算で、武器を爆買いするためだ。琉球新報一面トップによると、『高市総理は非核三原則を守らない、核を使う』と言っている」。
「9月11日から30日まで、日米共同訓練「レゾリュート・ドラゴン」 があった。43のうち25が沖縄だ。だから、戦争は沖縄を中心にやるということだ。47都道府県のうち、8つしか使っていない。山口県以外沖縄だ。沖縄が戦場になるということだ。別に自衛隊の実動訓練があった。これもまた北海道から九州に寄って、沖縄本島に来た。本島から宮古・八重山にいった。戦争が始まったら全部沖縄に入ってくる。」。
楚南有香子さん(てぃだぬふぁ島の子の平和な未来をつくる会・共同代表)
「宮古島からきた。沖縄を戦場にしないでという話をしにきた。宮古にも石垣にも沖縄島にも、どんどんミサイルが入ってきている。宮古島はすごい美しく、海がきれいな島です。私は宮古に生まれてよかった、宮古だ大好きで死ぬまで暮らしたい。このまま政府が軍拡を進めてしまったら、中国に挑発的態度を続けたら、アメリカの言いなりになって、集団的自衛権だといって台湾の問題に、自衛隊を突入させていったら、宮古島が戦場にさせられる。石垣島も与那国も沖縄島も。そういう不安の中に島々があることをたくさんの人に知ってほしい」。
続いて全労協の代表からの連帯のあいさつがあり、新宿駅を一周するデモを行った。隊列は300人以上だ。土曜日の午後ということもあり、たくさんの人出があった。辺野古・大浦湾現地、先島諸島での自衛隊ミサイル基地・避難計画問題、そして来年は名護市長選、沖縄県知事選と嫌が上でも政治的緊張が高まっていく。より強く連帯の闘いを作り出していこう。 (M)

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