6.22アメリカ大使館緊急行動

トランプのイラン核攻撃糾弾
パレスチナ人のジェノサイドSTOP

 【東京】6月22日・日曜日、15時~16時ごろ、住友不動産虎ノ門タワー(旧JTビル)前(虎ノ門駅、溜池山王駅)で「トランプのイラン核施設攻撃に抗議する!6・22アメリカ大使館緊急行動」がおこなわれた。呼びかけは、「NAJAT/ジェノサイドに抗する防衛大学校卒業生の会/BDS Japan Bulletin」だ。約80人が参加した。

アメリカの戦争犯罪許さない!

 はじめに、「武器取引反対ネットワーク(NAJAT)」の杉原浩司さんが発言した。「きょう(6月22日)の午前中にアメリカ・トランプ大統領がイランの3つの核施設にたいしてバンカーバスター6発・トマホーク30発を使って攻撃をしました。核施設への攻撃は、まぎれもない国際法違反です。しかもIAEAの事務局長は、イランが核開発をしている証拠はないと明言しています。2003年のイラク戦争で証拠をでっちあげて大量虐殺をおこなったアメリカがまたしても証拠のないまま砂漠の核施設にたいして爆撃をおこなうということは、ぜったいに許せない戦争犯罪です。これにたいしてイスラエルのネタニヤフ首相は、称賛の声をあげ、中東の繁栄と自由をもたらすといってのけています。ガザや西岸でパレスチナ人のジェノサイドや民族浄化をほしいままにして、最低でも6万人におよぶ人びとを殺しつづけながら、その人びとの虐殺を踏み台にして、イランを攻撃しアメリカまでひきずりこむというイスラエルのとてつもない暴挙にたいしても、強く抗議したいと思います」。

「戦争世界」とたたかおう!

 「さっき王子(おうじ)の駅前で抗議をしてきたばかりだ」という人も発言した。「攻撃で核物質が外にもれればイランの人びとの放射能汚染はもちろんのこと、周辺国の2次被害のおそれもあるそうです。『唯一の被爆国』である日本は、このイスラエルとアメリカの暴挙に強く抗議すべきです」。
 べつの人は、「イスラエル軍は、ガザでも歴史的な文化財であるとか大学であるとか、そうしたものを攻撃してきた。そうして今回アメリカは、中東で最も歴史の長い古都であるイスファハーンを攻撃した。誰も殺すな。歴史を殺すな。文化を殺すな」と発言した。
 「沖縄の映画を観よう!かわさき」の人も発言した。
 「あした6月23日は、沖縄においては、1945年6月23日に組織的な抵抗が終わった『慰霊の日』ということで毎年慰霊の儀式をおこなってきました。しかし沖縄が公式に降伏したのは、9月の7日です。沖縄の地上戦においては、ごぞんじのとおり県民の4人に1人、そして20万人の米軍をふくむ軍人・軍属・一般県民も亡くなりました。この沖縄の地上戦、非常に悲惨でした。日本軍は撤兵するにあたって避難している沖縄の県民を巻きぞえにしながら南部の方へ南部の方へ撤退し、さらには県民がアメリカ軍に保護されることをきらい、あんたたち米軍に犯されるよ・首を切られるよ・だとすれば自分で死になさいということで、手りゅう弾を多くの人たちにわたし、多くの人たちはそれにしたがって自ら命を絶っていった、岸壁から身を投げていった、そういった歴史もあります。そうした中で沖縄の『慰霊の日』をあしたにむかえ、静かにこの日をまっていようとしたわけですけど、けさのニュースを知りました。ほんとに21世紀、私はこんな戦争世界がまたおこるとは思っていませんでした。これに関してやはり私たちは声をあげていかなければならないと思います」。
 
トランプは有権者も裏切っている!

 「ジェノサイドに抗する防衛大学校卒業生の会」代表の平山貴盛さんも発言した。
 「トランプ大統領は今回イランへのきわめて違法で無法な攻撃をおこなったことにより、国際秩序にたいする信頼を裏切っただけでないです。国内の、大統領選で彼に投票した有権者の信頼も裏切っているんです。彼は大統領選で何をいったか、覚えていますか。じぶんは平和をつくる大統領だっていってたんですよ。ウクライナは24時間で停戦させるし、ガザは3日で停戦させるみたいなことを平気でいってた。そして中東で終わりのない戦争をとめ平和をとりもどすということを何度もいっていた。どれだけぎまんにみちてきたならしいものだったとしても虐殺より戦争より平和の方がましだと考えて、彼を信じて投票したアメリカの市民たちをトランプは裏切っているんです、いま。これは国際法、国際秩序をまもるためだけではありません。民主主義というものへの信頼をまもるためのたたかいです。有権者から信用をうけた政治家がその有権者の信頼を裏切ってはならないということを示さなければいけません。彼にじぶんの言葉に責任をとらせなければいけません」。
 「ジャパン・ヘルスケア・フォー・パレスチナ」の人も発言した。 「私の母親は4年前に亡くなったんですけど、第2次世界大戦のときに焼夷弾(しょういだん)が背中にあたって負傷者としていきてきました。いつもいってたのが戦争がはじまったら、戦争のうずの中にはいってしまったら、誰もとめることができない。各国のリーダーがどのように先導するかで変わってくるっていうのをいつもいってました。私は、このイラン攻撃は1つはガザのジェノサイド、民族浄化の飢餓を隠ぺいする1つの方法でやってるのかなと思いました。とにかくほんとに1人でも多くの日本人の人が日本政府に平和をうったえるたたかいをしないかぎりどうもならないって思ってます。いっしょにがんばりましょう」。
 最後に、杉原さんが「トランプはまだ攻撃するっていっています。次は、より大規模でより簡単にできるというようなことをぬかしています。ぜったいに戦争犯罪をくりかえさせてはなりません。トランプこそハーグの国際刑事裁判所へ出頭し、処罰をうけろと強く訴えます。日本政府が中途半端な態度表明をすることも許されないと思います」と訴えた。
 字数の関係で、コールといちぶの発言を省略した。人間の良心が最後に勝つ。私は、そう信じる。
(SМ/2025年7月1日)

米大使館緊急行動(6.22)

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