6・8もうやめよう あぶない原発!大集会inおおさか
参院選でも与野党逆転し、原発再稼働の流れを止めよう
【大阪】6月8日午後1時から、大阪市の靭公園で「もうやめよう あぶない原発!大集会inおおさか」が1200人の参加で行われた。主催は実行委員会。
主催者挨拶に立った中嶌哲演さんは「若狭で稼働する関電の原発は7基、5基は40~50年の老朽原発。若狭は活断層の中にあり、予測される大地震、津波によって引き起こされる原発の大事故も待ったなし。しかし、関電と国は原発マネーを駆使して立地自治体と福井県の稼働の同意を取った」。
「福島事故の直後には関西2府4県の知事連合は、大事故の際の琵琶湖の放射能汚染を恐れて、若狭の原発再稼働に反対していたが、夏場の電力不足という関電の脅しに屈服して再稼働を容認した」と自治体の対応を厳しく批判した。
そして、「『もうやめよう、あぶない原発』の声を関西圏で広げ、7月の参議院選挙でも、与野党逆転しようではありませんか」と発言を締めくくった。
青森を核のゴミ捨て場にするな
青森から参加した「核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会」事務局長の中道雅史さんは、「フランスとイギリスに委託した使用済み核燃料の再処理で発生した高レベル放射性廃棄物が返還され、六ケ所村に搬入された。これは一時貯蔵で30年から50年で最終処分場に搬出するとの約束だった。
しかし、30年たつが最終処分場の目途は立たず、このままでは青森県は最終処分地、核のゴミ捨て場になってしまう」と怒りを露わに訴えた。
名古屋から参加した「老朽原発40年廃炉訴訟市民の会」の共同代表の草地妙子さんは、「運転期間延長認可取り消し訴訟」の名古屋地裁判決について、「判決には福島原発事故被害についての記述はなく、老朽原発の審査でも審査手続きの形式的な面しか見ず、危険性の全体像について全くは考慮せず判断している」と批判した。
「原子力発電に反対する福井県民会議」事務局長の石地優さんは、「クリアランス制度で定める低レベル放射性廃棄物を、県と嶺南6市町で処理会社を造り処分しようとしている」「関電は、使用済み核燃料は県外の中間貯蔵施設に運び出すという約束を反故にし、原発構内に乾式貯蔵施設を設置することの事前設置願を福井県に出し、知事が受けるかどうかという段階にきている」と福井の状況を報告した。
原発事故を起こしたのは福島ではない、東電なのだ
東電福島第一原発事故での避難者の菅野みずえさんは、「避難解除地区では今年の4月から健康保険料免除ではなくなった。避難解除地区では本当に病気が多くなっており、福島の家に帰っている夫は香典を用意する量が多いと驚いている。私は原発事故の目に見える被害者だが、目に見えない被害者はたくさんいる。放射線量は空間線量で語られるが、ほとんどの放射性物質は地に落ち、それが舞い上がるたびに被曝する。空間線量で語られない被曝がそこにはある。我の家はモデル除染した。普通の除染費用は35万円、モデル除染は750万円だったが、我が家のテーブルの上は8800ベクレル、床の上は13000ベクレルある。日々放射線が振りまかれているのに、そのことは忘れられている」。
「福島を忘れないという言葉が広まっている。原発事故非常事態宣言中でありながら、『忘れない』と、終わったかのように言う。決して終わってはいない。明日は皆さんの問題です」と声を荒げて訴え、「東電原発事故と東電の名前を付けて語ってください。福島が事故を起こしたわけではない。東電が事故を起こしたのです」と話を締めくくった。
台湾の脱原発に続こう
「ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン」の佐藤大輔さんは、「台湾の人々は2013年には23万人のデモ、14年4月には台北駅前の道路で8万人が18時間座り込み、台湾第4原発の建設を凍結に追い込んだ。台湾では6基の原発が稼働していたが、18年に稼働40年を経過した第1原発が廃炉になったのを皮切りに次々に廃炉になり、今年の5月に第1原発2号基が運転を終了し、台湾は原発ゼロになった」と報告した。
この他、ボイスメッセージで「みやぎ脱原発・風の会」の舘脇彰宏さん、「規制庁・規制委員会を監視する新潟の会」の桑原三恵さん、「志賀原発を廃炉に!訴訟原告団」団長の北野進さんが発言した。
参院選で与野党逆転を
ここで、「止めよう原発社会への暴走」と「老朽原発動かすな」のポステッカーを掲げて、会場全体でシュプレヒコールを行い、社会民主党、新社会党、緑の党、立憲民主党、れいわ新選組が挨拶し、続いて平和フォーラム、全労連近畿ブロック、おおさかユニオンネットワークが挨拶した。
最後に集会宣言を会場全体の拍手で採択し、難波までのデモ行進を行った。 (山三)
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