12.29~1.4 山谷越年・越冬闘争
1週間の行動やりぬいた
ベトナム人労働者支援も
12月29日の昼から1月4日の早朝まで、城北労働福祉センター前の路上を拠点に、越年越冬闘争が闘われた。今年も昨年に続いてコロナ禍の中で大テントに布団を敷いての集団野営も中止し、希望者には寝袋や毛布を配布、年越し蕎麦はカップ麺にするなど感染対策を徹底し、毎日、朝夕の炊事を中心に1週間の越年闘争をやり抜いた。
東京都は越年期の山谷対策である年末年始の宿泊について昨年は当日申し込みにも対応していたにもかかわらず、今年は事前申し込みのみとするなどコロナ禍で苦しむ労働者の実情を無視し、切り捨てる挙に出てきた。越年終了後の4日朝には事実上の東京都の出先機関である、城北労働福祉センターとの交渉を行い、仕事カードを通常の利用者カードへ切り替える条件について話し合い、また、再開発が続く山谷周辺での新住民に対してセンターが率先して労働者の街としての山谷の歴史性などを説明するべきだ! と迫った。
越年中には三里塚をはじめ多くのカンパが届いた。越年中に消費しきれない野菜は毎週日曜昼、水曜朝の炊き出しで使用していくほか、渋谷で越年闘争を闘う仲間へと回し、さらに今年はコロナ禍で職を失ったベトナム人労働者を支援する団体へと手渡す事ができた。
コロナの収束がまだまだ見通せない中で、多くの人々の協力によって今年も越年闘争が貫徹できた。 (板)

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