10.7辺野古実が防衛省抗議申入れ
辺野古に新基地を作らせるな 大浦湾埋立許すな!
【東京】10月7日午後6時半から、市ヶ谷の防衛省に対して、辺野古への基地建設を許さない実行が抗議申し入れを行った。
レッドカードを掲げて抗議行動
主催者あいさつ。
「昨年12月24日、米兵による少女レイプ事件とその後も相次ぐ性暴力事件への対応について、9月13日に基地軍隊はいらない4・29集会実行委が政府交渉を行った。全国に比べて沖縄に米軍関係者による米軍人などによる事件・事故の件数が飛びぬけて多いのはなぜか。防衛省職員をはじめ、皆口をそろえて、それは米軍基地が多いからと答えた。そこは認めた。事件・事故を起こさせないためには、米軍基地をなくすしかないことがはっきりさせた交渉だった」。
「6月28日午前、安和で痛ましい死傷事件が起きた。その事件に乗じて、防衛省、沖縄防衛局は事故の責任を市民に転嫁し、抗議行動を弾圧しようとしている」。
「瀕死の重傷を負った女性が『ストップを意味するレッドカードや赤色のバンダナなどを身に着けて抗議しよう』と、メッセージを出した。それを受けて安房や辺野古ではレッドカードを上げて抗議が行われている。防衛省に対してもレッドカードを突きつけよう」。
ストップ辺野古埋め立てキャンペーンから発言。
埋め立て企業に対する抗議行動は10年目を迎える。11月9日(土)午後6時半から、東京ボランティア・市民活動センター(飯田橋駅すぐ)で「Stop!辺野古埋め立てキャンペーン10周年記念シンポ&『〈会社〉と基地建設をめぐる旅』刊行を祝う会」を行うので参加してほしいと要請。
安和での行動に不当逮捕許すな
平和市民連絡会の上間芳子さんが沖縄から電話でアピールした。
「沖縄では先週の土曜日に、辺野古の現場で県民大集会が開かれた。600人が参加した。
毎日のように、辺野古・安和に行っている。6月28日の事故被害後、警備の仕方が乱暴になっている。一週間前に、防衛局の人とこちらで抗議をしている人がいっしょに倒れた。女性が腕を擦りむいた。その倒れた防衛局の人がすぐ起き上がって中に入った。その後、近くにいた76歳の男性を現行犯逮捕した。その男性は杖を突いていて、普段牛歩することもしていない。防衛局職員が自分で転んで捕まえていく。2日間拘留されて裁判所の方で、拘留は認めないと釈放された。濡れ衣を着せて抗議をさせないということに出てくるのではないか」。
続いて、9月13日に、米兵よる性暴力を許さない院内集会の報告が行われた。次に防衛省に申し入れ行動が行われた。
オスプレイ配備反対の横田行動が9月29日の横田基地での集会とデモの報告を行った。
辺野古大浦湾を埋め立てるな、いまどうなっているキャンペーンを開始
辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会が行動提起(11月20日午後6時半からスタート集会を文京区民センター)。
辺野古実が「安和の事件について、防衛局はダンプの回転を早めるという指示はしていないと言っているが、明らかに指示はあったことをダンプの運転手も警備会社の労働組合の委員長も言っている。防衛局は嘘をついている。原因は市民運動が作ったという印象操作をやっている。こんなことを許してはいけない」と訴えた。
最後にレッドカードを掲げて、シュプレヒコール。次回の防衛省行動は11月11日(月)午後6時半より。 (M)

辺野古の海を破壊するな、と訴える仲間たち(10.7)
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