11.11特別国会開会日行動

戦争への道NO!裏金問題終わってないぞ!みんなの力で政治を変えよう!

 【東京】11月11日、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会、9条改憲NO!全国市民アクション、共謀罪NO!実行委員会は、第215回特別国会召集日であり、首相指名選挙に連動して「戦争への道 NО!裏金問題終わってないぞ!みんなの力で政治を変えよう!11・11 特別国会開会日行動」を行い、200人が参加した。

攻勢的な国会論戦に連帯していこう

 主催者あいさつが染裕之さん(総がかり行動実行委員会共同代表)が行い、「衆院選の結果は、与党自民党、公明党が大きく議席を減らし、過半数割れに追い込んだ。与党と野党の議席が伯仲し、緊張ある国会論戦が期待できる政治状況を有権者が選択した。衆議院17の常任委員会のうち7つを獲得した。憲法審査会長は、枝野幸男立憲民主党元代表が就任する。国会の議論を軽視し、数の力で強行採決してきたことに歯止めがかかるだろう。自民党の金権腐敗を終わらせるために国会の議論をしっかり監視していこう」と訴えた。
 国会議員の発言が沖縄の風の伊波洋一参議院議員、社民党の大椿裕子参議院議員、日本共産党の田村智子衆議院議員から行われ、当面する国会状況と闘う決意表明が行われた。立憲民主党からはメッセージ。

紙保険証廃止をやめさせよう!

 原田富弘さん(共通番号いらないネット)は、「健康保険証を残すには、決定的に重要な国会になる。昨年6月の国会で健康保険証廃止・マイナンバー保険証を一般化する健康保険法の改悪が行われた。12月2日で新しい保険証の交付がされなくなる。健康保険証を残すためには健康保険法などの改正が必要だ。今国会でも改正延期法案を提出し賛同を得なければならない。石破首相は、総裁選では『健康保険証との併用も選択視としてある』と発言していた。当然、健康保険証廃止延期に賛成すべきだ。マイナ保険証の利用率は 12%程度であり、ほとんどの人が健康保険証で受診している。不便で危険だからだ。医療機関ではトラブルが続いている。厚労省は、紙保険証が失効し、マイナ保険証のみとなってしまい混乱が生じる事態に対応するため、来夏(2025年)までの「資格確認書」を本人申請を待たずに発行するなどと言っている。マイナンバーがなくても大丈夫だということだ。廃止反対を求めたたかっていこう」と呼びかけた。

市民と野党の共闘の再構築を

 高田健さん(憲法9条を壊すな!実行委員会)は、「まもなくトランプ政権が誕生するなかで憲法破壊の圧力が深まる。日本は今まで以上に軍拡を迫られるだろう。総選挙では、与党が過半数割れ、改憲派が3分の2割れになった。このことを足場に戦争反対、改憲阻止のたたかいを大きくしよう。トランプと結託してアジアを戦火にまきこむことを許さない。そのためにも来年の参議院選、都議選、さらに総選挙も含めてあるかもしれない。市民と野党の共闘を再構築し、がんばろう」と呼びかけた。
 最後に石川敏明さん(憲法共同センター)が行動提起を行った。(Y)

「憲法破壊を許さない」とアピール(11.11)

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