11.19 新たな戦前にはさせない!改憲・軍拡を止めよう!the END 自民党政治

戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
9条改憲NO!全国市民アクション

 11月19日、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会と9条改憲NO!全国市民アクションは、衆院第2議員会館前で「新たな戦前にはさせない!改憲・軍拡を止めよう!the END 自民党政治11・19国会議員会館前行動」を行い、700人が参加した。
 主催者あいさつが菱山南帆子さん(共同代表)から行われ、「衆議院選挙後の初めての19日行動だ。臨時国会が11月28日から始まる。与党過半数割れは、私たちの闘いの成果だ。しかしとんでもない勢力も議席を増やすということも起こっている。日本保守党の党首が『女性は30歳になったら子宮を摘出したほうがよい』『18歳になったら大学に行くのは禁止だ』ととんでもないことを言っている。大問題だと私たちは言い続けていきたい」と訴えた。
 さらに「兵庫県知事選は、斎藤氏の勝利だった。やはりデマやフェイクに対して、どう立ち向かっていくか真剣に考えていかなければならない。デマやフェイクをやったのが都知事選、兵庫県知事選だった。このような流れに対して危機感をもちながらこれからの運動を構築していかなければならない」。
 「『103万円の壁』が議論されている。生活が苦しいことが共通の課題としてあるということだ。ジェンダー不平等が大きく係っている。女性の家庭補助的な存在のあつかいをなくし、女性差別を根本的になくしていくことだ。若い人達にデマやフェイクではなく、希望のある政治を手渡すために引き続き頑張っていきましょう」と強調した。

デマ、フェイクニュースを許さない!

 社民党副党首の大椿ゆうこ参議院議員は、「兵庫県知事選は、今まで経験したことがない選挙が行われた。斎藤元彦さんは、パワハラ問題などで不信任となり、今回の選挙になった。その過程で2人の職員が内部告発したが、守られることなく自ら命をたっている。斎藤さんは様々なフェイクニュース、デマが流れるなかで今回当選した。残された遺族はどんな気持ちだったでしょうか。人の死が笑いに変えられている。結果として斎藤さんが再選された。こういった流れは、これからの選挙でも起こってくるかもしれない。私たちはひるまずデマ、フェイクニュース、差別を煽り立てるようなことに対しては、はっきりと怒りの姿勢をしめさなければいけない」と発言した。
 続いて塩川鉄也衆議院議員(日本共産党)、石川大我参議院議員(立憲民主党)がアピール。沖縄の風、韓国市民団体のメッセージが紹介された。
  青木初子さん(辺野古埋立て反対の声を広げよう 「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会)は、「沖縄の闘いに呼応して『本土』でも声を上げよう!11月30日に国会前アクションを行う。大浦湾の軟弱地盤改良工事の強行を許さない。『南西諸島』の戦場化、米兵の性暴力の隠ぺいを許さない。日米地位協定の改定を実現していこう。12月22日に沖縄で米兵による性暴力事件に抗議する集会が行われる。東京でも連帯集会を行う」と訴えた。
 東本久子さん(政治をかえる8区の会)は、「会は、憲法に則った『あたり前』の政治に変えたいと願う市民のゆるやかな集まりです。市民と野党の共闘で、立憲民主党の吉田はるみさん、杉並区長の岸本聡子さん、多くの女性区議の当選のために取り組んできた。地方から国を変えよう」と発言した。
        (Y)

「差別の煽り立てを許さず、来年の参院選に向けて準備しよう」
と訴える大椿参議院議員(11.19)

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