11・10辺野古実 防衛省申し入れ
辺野古に新基地をつくるな
宮古島、横田から訴え
【東京】11月10日月曜日午後6時半から、辺野古への基地建設を許さない実行委員会の呼びかけで防衛省に対する月例の申し入れ行動が行われた。
ミサイル配備は島の生活を奪う
沖縄から宮古島市議会議員の下地茜さんが電話でアピールした。
「政府はいま宮古島などに自衛隊のミサイル部隊を配備している。この動きは島に住み続ける権利を奪っていくものだ。有事になれば私たちは島を離されざるをえない。島を守ると言いながら、その結果生活を奪う大きな矛盾だ。宮古島では地下水が生活の命だ。もし戦争になれば、ミサイルなどで地下水が攻撃される恐れがある。一度奪われれば生活基盤は簡単には戻れない」。
「硫黄島では復旧が困難として、今でも帰ることができないでいる。国民保護法でも復旧や復興は新しい法律で定めるとされ、今の段階で補償がない。多くの人が島を出ないというのは島に生きることは自分が生きることそのものだからだ。国際人道法では民間人を攻撃してはならないと同時に、軍と民を混在させてはならないと定めている。ミサイル部隊を置くことが軍民混在化になり、有事には住民が避難せざるをえない。島にミサイルがあることが住民避難の理由になる。さらに国連憲章では第2条第4項で、他国への武力行使は禁止とされている。ただし、51条で自衛のための武力行使が認められている。日本が台湾有事を想定して、先島にミサイルを配備すれば、中国からすればそれは攻撃準備と見なされる」。
「日本は憲法9条で、戦争しないと誓っている。もしこの立場を貫くなら、中国を含めどの国も自衛権の行使を理由に日本を攻撃することはできない。なぜなら自衛権は攻撃された時にだけ使える権利だからだ。私たちはどの未来を選ぶのか、島を守るという言葉の術で、島を失うということはあってはならない。11月行動に宮古島からも参加するので多くの皆さん、参加してください」。
岩国で進む基地強化
横田基地の被害をなくす会・郵政ユニオンの棣棠さんが「オスプレイNO!11・16横田配備と飛行に反対する集会とデモ」について、話をした。
「横田基地の撤去を目指す西多摩の会がある。毎月座り込みをやっている。彼らの行動も200回を超えている。彼らは午後1時半から、6団体でつくっているオスプレイ連絡会は午後3時から集会その後デモをやる。11月5~6日、石川県の小松で全国基地連の総会をやった。全国の爆音・騒音の訴訟を闘っている仲間たちだ。南から普天間、嘉手納そして新田原、岩国、小松、厚木、横田。第7回総会には嘉手納からは20人を超える原告団が参加して全体を盛り上げた。全国で米軍基地のみならず、とりわけ自衛隊基地の強化が進んでいる。小松では自衛隊のF15でもすさまじい爆音が轟わたるが、F35に入れ替える。同じく、新田原でも同じ状況だ。岩国でも今まで禁止されていた艦載機の訓練が始まっている。どんどん強化されているのを全国基地連もひしひし感じた総会だった」。
「岩国は移設したがまったく騙し討ち、辺野古と同じだ。騒音がうるさいから沖へ作りましょうということで、作らせたところ、どんどん岩国の海上基地が強化をされ、ひどいことになっている。身にしみて感じている。岩国の原告団の方はまったく辺野古は許せない。岩国で経験したことを辺野古の人たちは間違いなく経験するだろうと訴えていた。そうした意味で、裁判闘争は地道な闘いだがこうして今それぞれ各原告団が具体的に地域の市民や反基地の団体と手を結びながら、進んでいる。防衛省に対しても、年の最低一回は政府交渉を申し入れしている。防衛省も真摯に対応してほしい」と訴えた。 (M)

日本列島の軍事要塞化をやめろ(11.10)
週刊かけはし
《開封》1部:3ヶ月5,064円、6ヶ月 10,128円 ※3部以上は送料当社負担
《密封》1部:3ヶ月6,088円
《手渡》1部:1ヶ月 1,520円、3ヶ月 4,560円
《購読料・新時代社直送》
振替口座 00860-4-156009 新時代社



