4.30米国大使館抗議行動

米兵の相次ぐ性暴力事件を糾弾する

 【東京】4月30日午後6時から、東京虎ノ門の米国大使館に対して「米兵の相次ぐ性暴力事件を糾弾する」行動が、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの呼びかけで行われた。

海兵隊員がトイレで待ちぶせレイプ

 最初に、関東ブロックの仲間が「沖縄で性暴力事件が2件米軍基地内で起きた。被害者は両方とも基地で働く女性だ。1月の事件は本人が訴えているにも関わらず、不起訴となった。3月の事件は起訴されることになった。米軍基地内で海兵隊員が待ちぶせしてトイレの中で、口をふさぎながらレイプした。それを止めに入った同僚の女性にケガを負わせた。被害を受けた女性のことを考えると胸が痛くなる。人権が尊重される裁判をのぞむ。こんな状況にがまんできない」と事件の概要を述べ、今日の抗議行動の趣旨を述べた。
 全体で米大使館に向けて「性暴力なくせ。尊厳守れ。軍隊いらない。沖縄から米軍出てけ」とコールした。
 沖縄で生まれ東京で生活している女性が訴えた(別掲/要旨編集部)。

パレスチナと同じ構造が沖縄にもある

 参加した21歳の男性が「イスラエル・アメリカがパレスチナに行っているジェノサイドと同じ構造が沖縄にもある」と指摘し、女性への性暴力と軍事支配に対して批判した。
 次に宮森6・30米軍ジェット機墜落事件について、伝える活動をしていて、米兵に殺された由美子ちゃん事件のことが紹介された。ジェット機墜落事件の4年前に、由美子ちゃん事件があった。幼い女の子が米兵に誘拐されて、殺された事件だ。同じ幼稚園に通っていた女性が当時のことを思い出しながら、事件の非道さについて、切々と訴えた。
 ふぇみん・民主クラブが連帯のあいさつ。参議院議員の伊波洋一さんが沖縄から電話で連帯のあいさつを行った。最後に、ジョージ・グラス駐日大使に要求する文書を読み上げた。        (M)

沖縄出身の女性の訴え
本土が変わらないと沖縄はかえられない

 私は北谷町で18年間過ごし、東京に上京してきた。北谷町の50%以上は基地だ。騒音・犯罪は当たり前の日々だった。私が運動にかかわるようになったのは、2016年の入間市での少女暴行殺害事件だ。4月28日に、彼女は亡くなった。当時は私は13歳だった。その時初めて県民大会に参加した。もう繰り返さないとそう言ったはずなのに、何度も何度も新しく性暴力の事件が起きて、いつになればこの連鎖は終わるのだろうか。
 戦後80年私たちウチナンチュはずっと基地のない平和の島を求めてきた。私たちの声は東京に・日本に届いているのだろうか。平和に暮らしたい、当たり前の権利が守られてほしい。それだけだ。米兵が性暴力を犯しても、地位協定や密約によって裁かれない。ウチナンチュの犠牲によって成り立つ平和は平和と言えるのか。
 私が東京に来て、ほとんどの人が沖縄のことを知らない。そんな状況をどうすればよいのか、悩み続けてきた。それでも声を上げないと沖縄の現状は決して変わらない。本土・日本が変わらないと沖縄のことは絶対に変わらない。だから皆さんぜひ沖縄で起きていることを知って、行動してもらいたい。(発言要旨/文責編集部)

4.30米大使館抗議行動

「米軍は沖縄から出ていけ!」と訴える(4.30)

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