8・6ヒロシマ平和へのつどい2026 (転載)
捨てた筈の武器を ほんとうに 捨てねばならない
─ 非暴力で、非武装・非同盟・中立の日本列島をつくろう
*呼びかけ文*
8000万人の死者を出した第二次世界大戦の終結から81年。天皇制軍国主義によるアジア・太平洋侵略戦争の敗北、日本全土無差別大空襲―沖縄戦─広島・長崎原爆大殺戮、台湾、朝鮮、中国、アジア諸国の解放から81年。
米国政府は、対ソ連・戦後世界戦略の観点から、戦略的には全く必要のない広島・長崎への原爆攻撃を行いました。天皇裕仁ら日本政府が「国体護持=天皇制の死守」に固執して、ポツダム宣言受諾を遅らせたことが、市民・兵士の大惨殺を拡大し、原爆攻撃を自ら招く結果となりました。このことを忘れてはなりません。
したがって、日清戦争に始まる大日本帝国のアジア太平洋侵略戦争遂行の中心的役割を果たした「軍都廣島」による加害責任と「天皇の戦争責任」を一貫して私たちは、問題にしてきました。
アジア太平洋各地での残虐・殺傷・破壊行為、日本全土の空襲と原爆による無数の死傷者と破壊、その後のイスラエル建国、パレスチナ人迫害、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、アフガン戦争、イラク戦争、ウクライナ侵略、ガザ・ジェノサイド、イラン戦争に至る、非人道的行為の連続を断ち切れていません。
被爆当時の広島・長崎では朝鮮半島から強制的に連れてこられた朝鮮人も被爆しています。戦後、朝鮮半島に帰った被爆者たちは、援護の対象外とされてきました。しかし「被爆者はどこにいても被爆者」と訴えた郭貴勲さんの裁判や三菱元徴用工などの裁判の判決により、かつて厚生省が出した402号通達によって援護の対象外にされたことの違法性が確認されました。その結果、在韓被爆者をはじめとする在外被爆者は、現時点では居住国から被爆者健康手帳の交付申請をすれば、受けることができるようになりました。一方、朝鮮民主主義人民共和国に帰った被爆者たちは、今も援護法による支援を受けることができずにいます。日本と米国の両政府には、朝鮮民主主義人民共和国在住の被爆者に対しても、謝罪し賠償すべき責任があると私たちは考えています。
また、これまで世界各地で起きている様々な原発関連事故による核被災が明らかにしていることは、放射能は人間のみならず動植物を含む海陸の生きもの全てを無差別に且つ大量に「殺傷」するということです。この人間行為は、人類を含むすべての生物と地球を絶滅の危険に曝すことを厭わない明確な「犯罪行為」です。あらゆる生きものに敵対する核・原子力体制を廃絶することこそが、福島放射能汚染危機から学んだ教訓のはずです。
「放射線は外部から大量に浴びない限り、健康に大きな影響はない」とするヒロシマ・ナガサキが作った「放射能安全神話」を打ち破り、「放射線には、外部からも内部からも曝されてはならない」という考え方を市民社会の常識にして、あらゆる原発の稼動に反対し、世界中の原子炉を廃炉せねばなりません。
戦争・空襲・原爆の直接的な体験を語る人がいなくなる時代の中で、日本政府は急ピッチで自衛隊を米軍の属軍として一体化させ、日米安保体制強化と大軍拡を進めています。沖縄・奄美の島々では、新たな自衛隊基地が造られ、攻撃用ミサイルと部隊が配備されています。その軍事拠点化は、いま、九州を中心に西日本から全国に拡大し、呉を「複合的防衛拠点」とする計画も着手されました。莫大な税金を使って、弾薬庫の建設や基地の大拡張が強行されています。全国各地で、自然破壊、住民の分断、人権侵害が行われています。民間の港湾・空港の軍事利用、公道を軍事車両が走行、自衛隊司令部の「地下化・強靭化」を全国で進めています。また、経済的に深く繋がっている中国を「仮想敵」とする合同軍事演習が日本各地・周辺海空域や南シナ海などで繰り返され、「中国包囲網」の体制作りが行われています。さらには、いよいよ中国大陸にまで届く敵地攻撃ミサイルの配備が、琉球弧から日本列島を覆う全域で始まっています。私たちは再び、戦争の加害者にも被害者にもなる道をなんとしても止めなければなりません。
92年の反戦の生涯を貫いた、被爆地広島の傑出した思想家、栗原貞子の言葉を記します。
捨てた筈の武器を ほんとうに 捨てねばならない
日本国憲法「前文」と「第九条」を高らかに掲げ、広島から訴えます。
非暴力で、非武装(米軍基地と自衛隊基地の撤去)・非同盟(日米安保条約廃棄)・中立(米国と中国からの)の日本列島をつくろう。
(呼びかけ人は2面に掲載)
8・6ヒロシマ平和へのつどい2026
◦2026年8月5日(水)17:00~19:00(16:30受付開始)
◦広島市まちづくり市民交流プラザ研修室ABC((広島市中区袋町6─36) 北棟5階) 資料代:1000円
プログラム
「ヒロシマの歴史認識を問う中で、現在をみつめる」
西岡由紀夫さん
(被爆2世、ピースリンク広島・呉・岩国呉世話人、日鉄呉跡地問題を考える会 共同代表)
「在朝被爆者に一日も早い援護を!」
大月純子さん(被爆2世、福島原発告訴団・中四国)
「国内初の長射程ミサイル配備に抗して」
海北由希子さん
(平和を求め軍拡を許さない女たちの会・熊本 事務局長、戦争止めよう!沖縄・西日本ネットワーク 共同代表)
「韓国からの連帯メッセージ」
広島・長崎 原爆81年 朝鮮人原爆犠牲者追悼団
「沖縄からのメッセージ」
(代読)具志堅隆松さん
(ノーモア沖縄戦命どぅ宝の会共同代表、遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」 代表)
「福島からのメッセージ」
(代読)武藤類子さん(福島原発告訴団 団長)
記念講演「国境を越える反戦闘争を、今、地域から」
鵜飼哲さん(一橋大学名誉教授)
1955年生。元一橋大学教員。信州大学非常勤講師。フランス文学・思想、ポスト植民地文化論。著書に『抵抗への招待』(1997)、『応答する力』(2003)、『主権のかなたで』(2008)、『テロルはどこから到来したか』(2020)、『いくつもの砂漠、いくつもの夜』(2023)等。
関連行事 8月6日(木)の行動
6:45 ひろしまゲートパーク内「ピースプロムナード」集合
7:00 グラウンドゼロのつどい・広島大本営跡と原爆ドーム
をつなぐ人間の鎖行動
8:15 追悼のダイイン
8:30 「8・6反戦・反原子力・反ジェノサイド広島デモ」ピー
スプロムナード南側出発 ~中国電力本社前
9:15 脱原発座り込み行動(中国電力本社前) ~10:00
主催:8・6ヒロシマ平和へのつどい2026実行委員会
☎090-4740-4608(久野成章) E-Mail 86tudoi.hiroshima@gmail.com
https://8-6hiroshima.jpn.org/tudoi/2026/2026.html
*呼びかけ人*
アウンチーミイン(Hiroshima Myanmar community代表)/浅川泰生(広島市民)/足立修一(弁護士、核兵器廃絶をめざすヒロシマの会共同代表)/石口俊一(弁護士、戦争させない・9条壊すな! ヒロシマ総がかり行動実行委員会事務局長)/池田章子(長崎市議会議員)/稲垣豊(ATTAC Japan)/上羽場隆弘(九条の会・三原)/鵜飼哲(一橋大学名誉教授)/大口彰子(CODE PINK OSAKA)/大月純子(福島原発告訴団・中四国事務局)/岡崎徹(郵政ユニオン広島中央支部長)/岡田和樹(三原学校給食有機農産グループ)/岡原美知子(日本軍「慰安婦」問題解決ひろしまネットワーク事務局長)/恩地いづみ/小武正教(ミャンマー(ビルマ)市民の訴えを聞く会) /海北由希子(「平和を求め軍拡を許さない女たちの会・熊本」事務局長、「戦争止めよう!沖縄・西日本ネットワーク」共同代表)/河合知義(一般社団法人協働舎、社会福祉士)/菊間みどり(社会福祉士)/岸直人(教科書問題を考える市民ネットワーク・ひろしま)/木原省治(原発はごめんだヒロシマ市民の会代表)/木村浩子(呉YWCA会員)/木元茂夫(すべての基地に「No!」を・ファイト神奈川)/京極紀子(「日の丸・君が代」の法制化と強制に反対する神奈川の会)/久野成章(環境社会主義研究会)/久野満康(戦争させない・9条壊すなヒロシマ県北行動)/児玉繁信(ロラネット=元フィリピン「慰安婦」支援ネット・三多摩)/坂田光永(市民SOHO蒼生舎)/佐藤和良(脱原発福島ネットワーク世話人)/実国義範(人民の力協議会)/島村眞知子(第九条の会ヒロシマ)/城山大賢(浄土真宗本願寺派僧侶)/伊達工(ピースサイクル全国共同代表)/田中繁之(島根原発3号機を止める訴訟の会・原告)/田中利幸(歴史家)/田中美穂(核政策を知りたい広島若者有権者の会共同代表)/谷野隆(アジェンダ・プロジェクト)/谷元絢子(ふりーすぺーす風や)/田村順玄(あたごやま平和研究所代表、ピースリンク岩国世話人)/塚本勝彦(人民の力山陽協議会)/坪山和聖(日本軍「慰安婦」問題を考える会・福山)/寺尾光身(名古屋工業大学名誉教授)/土井桂子(日本軍「慰安婦」問題解決ひろしまネットワーク)/としまる(G7広島サミットを問う市民のつどい実行委員会)/長尾眞理子(呉YWCA会員)/中峠由里(呉YWCA We Love9条)/永冨彌古(呉YWCA会員)/夏原信幸(核兵器廃絶をめざすヒロシマの会)/七尾寿子(軍拡NO!女たちの会・北海道)/難波郁江(広島YWCA会員)/ 西浦紘子(岩国基地の拡張強化に反対する広島県住民の会共同代表)/西岡由紀夫(ピースリンク呉世話人)/西嶋佳弘(日本基督教団西中国教区核問題特別委員会委員長)/新田秀樹(ピースリンク広島世話人)/日南田成志(ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)・広島)/平岡典道(ピースリンク広島・呉・岩国)/平賀伸一(ピースリンク広島・呉・岩国)/藤井純子(第九条の会ヒロシマ)/藤本講治(憲法を守る広島県民会議事務局長)/舟越耿一(長崎大学名誉教授)/三島弘敬(三原・竹原市民による産廃問題を考える会)/溝田一成(ヒロシマ・環境・エネルギー研究室)/宮内秀佳(ピースリンク広島・呉・岩国)/武藤類子(福島原発告訴団団長、原発事故被害者団体連絡会共同代表)/村田民雄(市民運動交流センター(ふくやま)代表)/山本みはぎ(不戦へのネットワーク)/湯浅一郎(ピースデポ前代表)/尹康彦(在日韓国民主統一連合広島本部代表委員)/渡辺清文(広教組2世協議会)

脱原発座り込み行動〈中国電力本社前〉(25.8.6)
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