8.5新宿駅南口辺野古スタンディング

辺野古に新基地建設を許すな
沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック

 【東京】8月5日午前11時から、新宿駅南口で「辺野古に新基地建設を許すな」スタンディングが、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの呼びかけで行われ、50人以上が参加した。真夏の日差しが照りつけ、熱中症に気をつけろと注意が呼びかけられ、道路には救急車が待機していた。たまたま、太陽が高層ビルの陰に入ると日影ができる、それを利用しながら、太陽の動きと同時に移動しながらの行動だった。
 沖縄は大型の台風が戻ってきて、航空機や船舶が航行不能になり、食料が底をつき始めるという大変な状況にあった。本来なら、沖縄辺野古現地の反対行動に連帯する行動であった。それでも、新宿では横断幕を何枚も掲げ、アピールやエイサーを行った。外国人観光客も多く、この行動に興味を示し話しかけてくれたギリシャ人、ブラジル人などもいて、「自分たちも基地建設に反対」と意思表示してくれた。さらに、高校生たちがチラシを取っていってくれた。

先島諸島へのミサ
イル基地配備反対
 「台湾有事」を理由に、辺野古の米軍基地建設だけでなく、自衛隊のミサイル基地が与那国、宮古、石垣島に建設され、実戦配備されている。沖縄戦で住民の四分の一が犠牲になった沖縄にまた、ふたたび戦争の惨禍を強制するのか、と日米政府の戦争体制のいっそうの強化に反対する訴えが行われた。
 「台風で沖縄が困っている時、自衛隊は何か役に立つことをやっているのか、まったくない。宮古では4日、公道で歩行訓練をした。住民の生活とまったく関係ない。それが軍隊の本質だ。米軍政の時、アメリカから安い輸入品を入れて、沖縄経済を破壊した。返還後も日本政府は振興策として沖縄にカネを与えた。なぜか、それは米軍基地を維持することにあった。戦争のためにはカネを使うが人々の生活はそっちのけだ」。
 毎月月初めの月曜日の月例行動など、辺野古基地建設反対、自衛隊のミサイル基地配備反対の防衛省申し入れ行動にも参加しよう。
(M)
 

猛暑の中、沖縄での米軍・自衛隊基地建設に反対する行動(8.5
)

週刊かけはし

購読料
《開封》1部:3ヶ月5,064円、6ヶ月 10,128円 ※3部以上は送料当社負担
《密封》1部:3ヶ月6,088円
《手渡》1部:1ヶ月 1,520円、3ヶ月 4,560円
《購読料・新時代社直送》
振替口座 00860-4-156009  新時代社