在日ミャンマー人が中国政府に対して抗議

中国政府はミャンマーに手を出すな

ミャンマー民主化・軍政打倒をアピール

 【東京】12月22日午前11時半、渋谷神宮通公園に、在日ミャンマー人が集まり、「中国政府はミャンマーに手を出すな」と集会を行い、渋谷駅一周のデモを行った。
 ミャンマー軍トップのミン・アウン・フライン司令官は、2021年のクーデター以降、初めて中国を訪れ、11月6日に李強首相と会談した。この中でミャンマー軍司令官は、経済やエネルギー安全保障などの分野で中国と協力して国の発展を目指す考えを示した。一方、李首相は、巨大経済圏構想「一帯一路」の枠組みの中で、両国の経済回廊の建設を着実に進めたい考えを示した、と報じられている。
 中国はミャンマー民衆のクーデターを批判し、民主化を求める戦いに敵対し、ミャンマー軍を支える姿勢を鮮明にしている。在日ミャンマー人たちが中国への批判のデモを行った。

ミャンマーの運命はミャンマー人が決める

 皆様、在日ミャンマーコミュニティは、12月22日日曜日に、下記のようなデモ行進を行います。
 ミャンマー国民は、2021年2月以来、クーデタ軍の暴挙に対して闘っており、その結果、クーデタ軍を徐々に追い詰めつつあります。これに対して、中国政府はミャンマーへの内政干渉を繰り返し、ミャンマー国民の意思を無視して、テロリスト軍を支援しています。
 私たち、在日ミャンマーコミュニティはこうした中国政府の内政干渉に強く抗議するため、デモ行進を行いますので、どうかご参加ください。
 「中国政府はミャンマーに手を出すな」、「ミャンマーの運命はミャンマー人が決める」。

当日アピールされた内容
 私たちは在日ミャンマー人です。今日はミャンマーの暴力国軍を支援している中国政府に対する抗議のデモです。
 中国政府は、2021年2月1日にクーデターを起こし、罪のない子供や一般市民を殺害している暴力ミャンマー国軍が有利になる内政干渉を繰り返し、ミャンマー国民の意思を無視してテロリスト軍を支援しています。
 ミャンマー国民は、平和と民主主義を取り戻すために暴力ミャンマー国軍と戦っています。現在、国土の半分以上を民主化勢力が支配している状況ですが、350万人以上の国内避難民も出ております。
 そこで、中国政府はミャンマー民主化勢力を妨害するな!
暴力ミャンマー国軍が有利になる内政干渉をするな!
 テロリストミャンマー国軍を支援するな!
 民主主義を求めるミャンマー国民の意思を尊重しろ!
 と、この場をお借りして強く抗議する!

 日本政府と国際社会は大変苦しんでいるミャンマー国民を助けてください。よろしくお願いいたします。
 ミャンマーの民主化と軍政打倒の戦いを支援していこう            (M)

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