パレスチナに平和を緊急行動呼びかけ

　【東京】３月30日、午後４時から５時半まで「イスラエルはジェノサイドをやめろ！」と訴える渋谷駅ハチ公前広場抗議集会が行われた。参加者は約７００人。主催は日本に在住しているパレスチナの人たちと、日本の人たちでつくる「Palestine of Japan」と、戦争させない９条壊すな総がかり行動実行委員会がつくる「パレスチナに平和を緊急行動」。

　この日３月30日はパレスチナの「土地の日」。１９７６年の３月30日にイスラエルによる土地の収奪への抗議活動がイスラエルの治安部隊に鎮圧され、パレスチナ人６人が死亡、１００人以上が負傷したことにちなみ世界各地でデモが行われ、東京でも昨年に続き集会が行われた。
　東京渋谷駅のハチ公前広場では、パレスチナ現地で朝日新聞の記者をつとめていたジャーナリストが、イスラエルのミサイル攻撃で死亡した写真や、遺品のベストを展示した。
　参加した人びとは「パレスチナの人びとに対するイスラエル軍による虐殺は終っていません。ガザ地区では今も破壊と殺害が続いており、すでに建物の80％が壊され、７万人もの人びとが殺されています。この非道な犯罪を一刻も早くやめさせる声を上げましょう」と訴えた。
　イスラエルによる大虐殺に怒りをつのらせ、いまこそイスラエルの暴挙を糾弾し、パレスチナ連帯の訴えを多くの人びとに届けよう。　　　　　　　　（Ｋ）

3.30「土地の日」にパレスチナ連帯アピール（渋谷）

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